妄言読書日記
ブログ版
※ネタバレしています
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| 2002年06月24日(月) |
『天使な小生意気14』『ゴッドチャイルド3』『フルーツバスケット9』『火宵の月10』(漫) |
【西森博之 小学館コミックス】
裏表紙のげんぞーちゃんは一体なんなのかしら。 アホの子げんぞーちゃんは可愛いなぁ。 でかいけど。可愛くないんだけど、アホの子だから可愛いなぁ。 「トモダチだもんな」 なんて言っちゃったよ。 その後のめぐちゃんを見て、かわいいと叫ぶ気持ちがわかってしまったり。 美木ちゃんの後ろ頭に松ぼっくりぶつけて蒼白になる小林君に笑ってみたり。 安田かっこいいじゃん。とか。 美木ちゃんがついにキレてしまわれた、とか。
最近考えているのは、めぐちゃんが実は魔法とか関係なく最初から女の子だったんじゃないのかなーということです。 裏読みすぎですか。 どうなんでしょう。どうなるんでしょう。 今回も続きが気になります。
【由貴香織里 白泉社花とゆめコミックス】
ビバ☆しゅじゅー いいですねぇ。カインとリフ。 二人はですね、あくまで胡散臭い関係であって主と従の垣根を越えてはいけないのですよ。 そういうギリギリ加減が、由貴さんは上手です。 怪我の手当てになんて、膝枕しなければならないとか、そんなツッコミは愚問なのです。二人はそうやって主と従の絆を確かめておるんです。
よく、執事出てくるボーイズラブ見かけますけど、焚書坑儒(坑儒は違うよ)ものです。 そんなのしゅじゅーとは認めません。あくまで一線超えてはならないのです。
内容に触れてないよ!また。 オスカー好きです。出てきて嬉しい♪
【高屋奈月 白泉社花とゆめコミックス】
今回、うおちゃん、花ちゃんの番外編っぽく。 そうか。花ちゃんはそんな能力を持っていたのか。そして、いい家族だなぁ。 フルバは笑いつつちょっとほろりときて、そういうバランス好きです。 ぐれさんは相変わらず曲者だ。
【平井摩利 白泉社花とゆめコミックス】
この漫画はどこまで番外編でどこから本編なのやら。 私は式神有匡の方が好きだなぁ。
今月、レンタル半額なので借りて見ました。
主演の女優さんが(名前忘れた)美しかったです。 今世界で一番美しい女性という謳い文句はだてではなく。 それと、衣裳(これまた日本人女性で有名な方なんですけど名前忘れた)の雰囲気、映像の雰囲気が美しく。
ま、それが売りの映画なので当然なのですが。
どうせそれが売りなら、現実のシーンよりそっちのシーンをもっと増やせばよいのに、予算でしょうか。 現実と精神世界が半々くらいで、私はほとんどが精神世界でわけのわからん映画なんだとばかり思って挑んだのに。
内容的にはつまらんですよ。 ふつーーー。オチもひねりもない。 サイコものとしても、ミステリーとしても。
ただ、ひたすら美しいですね、ということくらい。 どうせなら、もうちょっと音楽にも力を入れてもらいたかったような。 でも、美しいの好きなので私はよしです。 映画館で観てたら、失敗したなと思ったと思いますが。
あ、女優さん思い出しました。 ジェニファー・ロペスです(だよねだよね?ちょっと不安)。
ビデオパッケージとは大嘘つきです。 言うまでもないですけど。
| 2002年06月18日(火) |
漫画を色々読みました |
それでは一気にいってみましょう。
『彼氏彼女の事情13』 【津田雅美 白泉社花とゆめコミックス】
つに、有馬編開始で、ブラック有馬降臨!とでもいうような。 私もついにこの日が来て嬉しいよ。 有馬君はやはりそういう子だと思っておりました。 雪乃ちゃん、早く気付いてあげてねー。 そして、浅葉くんしっかり有馬君見ててねー。 彼かのは奥が深いです。こんなにしっかり伏線張ってる恋愛漫画もそうそうない。 恋愛もの、とも一概にくくれないですけど。
『Wジュリエット10』 【絵夢羅 白泉社花とゆめコミックス】
本編よりも柱が気になる。 妹さん、姉の専属アシさんになるため、会社辞めてしまったのですか。 姉妹で生活かけてるんですね… がんばって、漫画描き続けてください。
『とらわれの身の上5』 【樋野まつり 白泉社花とゆめコミックス】
ついに本編終了で、めでたしでよいのでは。 夜になるとパンダになる呪は、ちょっとらんまを思い出しました。 この漫画は、鈴花ちゃんが可愛いのと、恵のべた惚れっぷりが大好きです。 下僕発作…いいねぇ。 最後の4コマ。怖い鈴花ちゃんもそれはそれでよいです。
『MとNの肖像5』 【樋口橘 白泉社花とゆめコミックス】
相変わらず、捉えどころのないテンション。 パンダを連れているみつるさんが可愛いです。 毎回凄い衣裳だけれど、それがまた似合ってて楽しい。 番外編「ノーマン」 ああなんて、ふてぶてしい犬。でも、そういう犬っているから。 家族の中で順位を決めて、下になった家族はどういう扱いをされるんだろう。一応私は上にいるみたいだから。 「せつない恋の物語」 切なくはないんだけど、やはりわからないテンションだ…。 毎回あとがきが凝ってて楽しいです。
『ちょびっツ5』 【CLAMP 講談社】
そういえばアニメ化したんだっけな。見てないんですけど。 すももちゃん欲しいな(前回も言ってた) もうそろそろ終わるんじゃなかろうか。CLAMPさんはえっというタイミングで終わらすからなー。
『不死者あぎと3』 【なるしまゆり 集英社】
あぎとと天堂の関係がはっきりと、したんだよね? なんかもう、どうでもいいんですけどね。 ふーんくらいです。 なるしまさんはややこしくて好きじゃないです。
| 2002年06月17日(月) |
『ナンシー関の記憶スケッチアカデミー』(他)『ハイスクール!奇面組11・12・13』(漫) |
【編・著:ナンシー関 カタログハウス】
先日お亡くなりになった、ナンシーさん。 もっと、記憶スケッチを研究して頂きたかった…。
本の趣旨は極めてシンプル。 お題を出して、それを全国各地の人に記憶だけで描いて貰い、送ってもらうというもの。 ここで、老人力の凄さを改めて実感いたしました。 老若男女問わず、驚異のお絵描きの世界。 な、なんでこんなパンダが…。 これのどこがペコちゃん……。 笑い、慄き、感嘆すらしてしまう、素晴らしいお絵描き達。
ナンシーさんの冷静なコメントがまた絶妙で笑いを誘います。 説明するよりこの可笑しさは見てもらったほうが早いと思います。 コメントはナンシーさんのそまま抜粋。
カエル
 森良三(68歳・無職) 「怖いですねぇ。敢えて顔面だけを強調した構図ではありますが、それ以上に迫り来る圧迫感があります。こちらの鼻先にまで寄って来ている感じ。そして、そんなに接近しているにもかかわらず、全てがぼうっとボヤけている。何でしょう。こっち来るな。」
カマキリ1
 田中典子(42歳・主婦) 「あやふやな記憶、つじつまの合わないディテール、にもかかわらず自信満々。迫力すら感じます。これが「力量」というやつかもしれません。圧巻は前足とカマのつけ根である胸部でしょうか。目玉はどうくっついているんでしょう。」
カマキリ2
 石原秀一(32歳・会社員) 「何かを示唆しているのでしょうか。暗闇の中にたたずむ一匹のカマキリのシルエット。中途ハンパな足の数も、よく考えるとどっちが後なのか前なのかよくわからないところも、カマどこ?も全て何かの暗示かもしれません。」
エビ
 松村史織(7歳・小2) 「さて、史織ちゃんは何を見たのでしょう。エビなのはかろうじて尻尾だけ。お母さん、かんぴょうか何かにエビの尻尾をつけて「コレがエビなのよ」と偽っていませんか。子は親の鑑。それにしてもリボンて。」
巻末、非常に真剣に記憶と絵に関する考察がなされていて興味深いです。 笑いながらも、私も描けないかも…と内心心穏やかではない一冊であります。
+++++++++++
【新沢基栄 集英社コミック文庫】
奇面組完結。 ほーほー。こんな最終回なんだ。 夢オチ…?のようななんなのか。 馬鹿らしいようで、奥深いのでは、と思わせ、作者が苦しくなっただけのような気もする。 好きなオチではありました。
で、やっぱり零さん好きだなー。
| 2002年06月16日(日) |
『ダレン・シャン5−バンパイアの試練−』(小)『蟲師1・2』(漫) |
文学強化月間はどこいったー? 有島武郎に大苦戦してます…。 一旦これは置いて違うの読むかな…。
【DarrenShan 訳:橋本恵 小学館】
新聞広告にて、
死ぬか 死ぬか 死ぬか・・・
・・・生きるか
ほとんど死んでる!! 首の皮一枚くらいに死んでる。そんな選択肢ないから。 と、思いつつ読んだら、死ぬか…死ぬか…でした。本当に。 今死ぬか、明日死ぬかくらいの選択肢。どの死に方がいいかというような、そんな選択の連続。
ダレン少年、今回は二度死を受け入れてました。 いや、ダレン粘ってよ!
もっと明るい場所へ行って、死のう。
暗いとか明るいとか関係ないから。あっさり諦め過ぎです。
4つの試練はどんなのなのかと思ったら、水・針(鍾乳石)・火・鬼(猪なんだけど強引に)と、これはまさに地獄絵図!! お寺さんで、こんな絵図見たよ…。
目次を眺めていて、試練のおよその流れは読めましたが、逃亡ってのは、クレプとするのかと。 この巻、クレプの出番が少なめで、その他の人々がいい味出してます。 ハーキャットがキーマンですね。なんだか彼(で多分いいはず)のことが好きです。
しかし、カーダ…。やはり、お前はやったな。きっと君なりの理由はあるのだろうけど。 今回もまた一人お亡くなりに。 ガブナーはそうそう死なないと思っていたのにな。
今回も血と死に彩られるダレン・シャン。こわーいよー。 ダレン少年に毛が生えることを祈ります……。あ・毛って髪の毛ですよ?
バンパニーズ大王はスティーブなんだろな、と思いつつ。 きっと最後の方では成長した、妹のアンとか出てきたりしそうだな。 20巻もあるのでまだまだ分りませんけどね! 今回も前回以上に気になる終わり方でありました。上手いなぁ。毎回。
+++++++++++
【漆原友紀 講談社】
読もう読もうと思いつつ、近所の本屋になくて先延ばしされていた本。 表紙・ギンコがカカシに似ていると評判。 ん・似てる。 中のギンコも似てる。 でも、時々サンジ兄さんにも見える。
しかし、ギンコはギンコ。 カカシより好きかもしれない。 私は青音程カカシ贔屓ではないので。私と青音は同じ物のようで違います。
虫嫌いなので、蟲師……て、とちょっと嫌だったんですが、大丈夫でした。 虫も一匹ならまだ絶えられるのですが、うぞうぞもぞもぞいるのがどうにも駄目です。 まあ、これに出てくるのは虫じゃないんですが。もぞもぞいるのは確かなのでちょっと寒くなりました。
蟲師面白いよー(唐突な) こういう世界観好きです。どこともいつともつかない感じが。 絵も好きですし。 魑魅魍魎狐狸妖怪も好きですし。
ゆっくりでいいからこの世界観のままこの雰囲気で続いてもらいたいです。
| 2002年06月14日(金) |
『スター★ガール』(小) |
【ジェリー・スピネッリ 訳:千葉茂樹 理論社】
友人が「すっげー切ない」と言って貸してくれた。 どういう話なの?と聞くと、「切ないことしか覚えてない」と。 ……なんだそれわ
そんなに切ないのか、と身構えて読んだせいかもしれないけれど、私はそんなに切なくない。
スターガールは不思議な女の子。 いつも思うままに人の目なんて気にならないという風に小さな親切を配って歩く。 一度はハイスクールの人気者になったけれど、バスケットの試合で相手チームまで応援するスターガールにみんな敵意を持つようになっていく。
人の目を気にしないかのように振る舞う人は、他人から奇異に映るもの。 そこで人気者になるか、蔑視されるかは紙一重だけれど、どちらにしろそういう行為は普通に埋没する人にとって少しは憧れたり、羨む対象になる。
最初、ちょっとイタイ子なのか?スターガールは、と思いつつ読み進めるうち、レオと一緒にスターガールというこが分って、だんだん好きになる。
一番切ないなーと思った部分は、
スターガールはついに、「みんな」の海にのまれて消えた。ぼくはぞくぞくした〜略〜ぼくはぎゅっと彼女を抱きすくめた。そのときほど幸せで誇らしい気持ちになったことは、それまでで一度だってなかった。
レオの馬鹿。 と、拳骨の一つでも落としたい気分だった。あんたは、彼女にそんなに普通の子になってほしかったのか? このシーンで、レオはスターガールに見捨てられること決定ね、と悟りました。
でも、16くらいで、彼女の愛情とほかのみんなの愛情のどちらを取るんだといわれて、選べるものでもないでしょうが。
最後のオコティーヨ・ボールでのシーンは、「ハーメルンの笛吹き」みたいに帰ってこないのかと思った。 翌日からスターガールはいなくなるわけだから、似たようなもんなのかもしれないけど。
とまあ、そんな感じで面白かったのか面白くなかったのかよく判断がつきません。 もうちょっと、おっというような意外性が欲しかったような。 読み手によって、色々な印象を持つ小説のような気がします。 私は、ふ〜ん……でした。
スターガールという子は好きでしたけど、紙一重で危ない子(ストーカー紛い)だと思います。
| 2002年06月13日(木) |
『パニック・ルーム』(映) |
【監督:デビッド・フィンチャー】
ジョディ・フォスター見ると、やはり「クラリス〜」と呼びたくなる私は、一番好きな映画に「羊たちの沈黙」をあげるのでした。
この監督も、「セブン」以外はびみょ〜なんですよね。 「ゲーム」は嫌〜な映画でしたし、「ファイトクラブ」は観てないや(なら言うな)
でも、これは面白かったですよ。 ただ、すっごい面白い。絶対に観ろ!とは言いませんけど。 ま、ビデオでレンタルしたらよいのではないでしょうか。
あと、もう一歩もう一歩、何か欲しかったです。もうちょっと、手に汗握る感じが。
開始、十分ほどで、もう賊が侵入で、「え?あと二時間攻防が続くの…?」と不安に思いましたが、ママ頑張る。 そ、そんな無謀な!と火を着けた時は思いましたけど。 もっと、家中を逃げ回るのかと思ったのですが、パニックルームの内と外での、意外と知的な攻防で楽しかったです。
CMで見た感じ、もっとパニックルームっていうのが、謎めいた部屋で、それこそ「キューブ」みたいな恐ろしげな部屋だと思ったら、頑丈で安全な批難部屋でした。で、賊ももっと謎の男たちで、わけもわからぬままに追われるのかと。 動機はいたって、普通でした。分りやすくて良し。
まあ、一番のツッコミは「二人で住むにはその家でかすぎだろ!!」でした。 アパートかと思ってたら、4階建ての一軒家。そら、賊も入るさ(いや、それは関係ない)
娘のサラちゃんが、小生意気でしたけど、可愛かったです。 バーナムがどうしても、モーガン・フリーマンに見えてしょうがありません。 いえ、見た目全然違うんですよ。ただ、キャラがモーガン・フリーマンあたりがやってそうなキャラだなーと思っただけです。
ラスト、内と外が入れ替わるのが面白いなーと思います。 で、元夫は年が離れすぎじゃないのか?と余計なツッコミを…
| 2002年06月12日(水) |
『ひとゆり峠』(漫) |
【山口美由紀 白泉社花とゆめコミックス】
花とゆめで、こんな思いっきり浪人が主役っていうのも、珍しい話しですが、まあ、連載していた場所がメロディならそれも有りかもしれません。 メロディは不思議な雑誌ですから。
少女漫画的なかわいらしい絵柄で、一見軽いノリの山口さんですが、ほけほけと読んでいると結構切なかったり、痛かったりします。 そういうところ好きです。 短編が上手な作家さんは、漫画小説問わず好きなのです。
表題作「ひとゆり峠」は、絶対この人死ぬんだろなーと思った通りに死んで悲しい限りです。 断っておきますが、ストーリーが読めることと面白くないことは同じでは有りません。 だって、この本の中でやはりこの話が一番好きでしたもの。
| 2002年06月11日(火) |
『禁断の恋をしよう』『続禁断の恋をしよう』『禁断の恋でいこう1』(漫) |
【大海とむ 小学館フラワーコミックス】
友人が「ぶっちゃけ、獣姦なんだけどね」と言いつつ貸してくれた。 そうかー。獣姦かーー。 と、楽しみに読んでみた。
やる時は人だから獣姦じゃないよ。 そりゃあ、中身が獣だけど、外見人なら獣姦じゃないよ。 と、いうのが私の定義なのですが。
どうせなら、狼の時にもやってもらいたい(「夜斗のピアスを持つ男」編もカウントされない。最後までやってないから)。 そのうちそんなことになりそうな気もする。 狼は猫科と違って、爪が出たままだから痛そうだけれど。
で、やっぱり……と言われそうだけれど、主人公二人はけっこうどうでもよくて、オーナーの手練手管が気になるのでした。
大海さんが、札幌在住とあって、ローカルネタが散りばめられていて、それを見つけるのが楽しい。
| 2002年06月07日(金) |
『我らの水はどこにある』(漫) |
【山田ユギ 花音コミックス】
実際の所、私はボーイズラブをそれほど読まないのですが、読みたいのです。 面白いものを。でもこの人の面白いな、と思う作家は3人くらいしかいなくて、面白いボーイズラブに飢えているのです。 オカシイな、と思うものはそれこそ山のごとくあるのですが、オカシイでは再読する気にはならないのです。
まあ、そんなボーイズものにちょっと煩い私が最近お気に入りなのが、山田さんなのです。
年下攻は苦手だな、と思っていたのは思い込みだったのね、と思い直させた人です。 シチュエーションで選ぶのは間違いなのだな、と(いや、今までもそんな選び方してませんけど、倦厭するものってのがありまして)。
私が好きな作家の特徴は緊張と弛緩のバランスが上手な人のようです。 山田さんのテンポが好きですね。 悪い人もいい人もみんななんだか可愛い。 性格がです。
至さんがいいですね。 眼鏡だし。眼鏡美形キャラはほぼ無条件で好きです。 性格がね、冷静なんだかじゃないんだから。そんなとこも可愛い感じで。 ストーリーがちゃんとあるのが好きなのです。 エロ漫画が読みたいわけではないのだから。 (たまに読みたい時もあるけれど、立ち読みで済ます←豪気)
| 2002年06月06日(木) |
『人間失格』(小)『ピューと吹くジャガー3』(漫) |
【太宰治 新潮文庫】
知っているようで知らない、人間失格。野島ドラマとは別ものです。当然。
私は太宰作品にははまらないよう、と思っていたのですが、それはどっぷりはまることへの危惧だったのかもしれません。
解説がよいです。 どの本の解説も、これくらい真摯であってくれればどれほど良いかと思います。
「太宰治は『人間失格』一編を書くため生れれてきた文学者であり、この一編の小説により、永遠に人々の心の中に生きるだろう」 こう解説は結ばれているのですが、そう言われるだけの一本を生涯の中で生み出せる文学者というのは本当に希だろうと思います。
一つくらい内容に触れないと感想にならないですねぇ。 (この作品を前にはどんな言葉も偽善的欺瞞的に聞こえるような気がしてしょうがない) 好きだった場面を一つ。 後は自分で読んでくれ!私に言えることなどない(相変わらずヘタレです)
シヅ子とシゲ子の親子に対して、
ああ、もし神様が、自分のような者の祈りでも聞いてくれるのなら、いちどだけ、生涯にいちどだけでいい、祈る
++++++++++
【うすた京介 集英社ジャンプコミックス】
・・…………太宰さんと並べて、ジャガーを語ってすいません。 太宰さんもよもや、ジャガーと並べられるとは夢にも思いますまい。
いや、でも、ジャガーさんにはシュールな中にもそこはかとない、文学の薫がしませんか…(しません)
本屋で、表紙を見て、そして帯の「だって生意気じゃない ブタのくせにさ」を見た瞬間に、ふらふらっとレジに持っていってました。 おかしいな。私、この本借りて読んでるはずなのに……。
一番好きだったのは、ハマーで遊ぼう☆(寝起き編)。起きてないのに寝起き編。 私、ハマーの生い立ち見ていると、どうしてもイルカ先生の生い立ちに見えて仕方ないのですが。
どんどん危うくなるピヨ彦とジャガーさんの関係。 もう、ピヨ彦は戻ってこられない(かも)。
『花研データーランド』って、花金データーランドだよなあ。懐かしい。
| 2002年06月05日(水) |
『ヒカルの碁17』(漫) |
【原作:ほったゆみ 漫画:小畑健 集英社ジャンプコミックス】
美しい表紙です。 毎回毎回、小畑氏の絵には感歎です。週刊でこれだけ乱れることなく毎週描くというのは素晴らしい事だと思います。 佐為篇も終わりということで、もう出ないんですね。佐為は。 少々寂しくもあり、それも致し方なしとも。
ヒカルやアキラくんも、思えば大きくなりました。 絵的にも、あんなに丸くて小さかったのに、二人とも(他のキャラもだけれど)大人になってきたのねぇ、と今回はしみじみ思いました。
二人がようやく、向き合い競い合うラインに立ったことで、今後が楽しみにもなって参りました。 いつまでもアキラくん、誤解したままでは可哀想なので。佐為の正体に気がついてくれてほっとします。
そして、貫禄がついてきた緒方さんの今後にも期待を。
ヒカルの碁は隠れ美形キャラが多くて、楽しいです。 小畑さんの絵を見るだけでも楽しいです。
今日は珍しくまともですよ。 感想が。 つまんなくてすいませんねぇ。 普通に面白く読んでいるもので。
すんません。結局言い足りなくて、昨日の日記追加してます。 馬鹿です。馬鹿なんです。まだ足りないんです。それでもサイトやコンテンツ持たないのは、批判も賛同も共感も反感も欲しくないからです。私は一人でファンをやっていきたいのです。
【曽田正人 小学館】
いったい、初回特典というのはどこが最初にやりだしたのですか? 本屋で買ったわけです。そして、別の本屋にいったら、初回特典版が発売されているじゃないですか!!表紙まで違うんですよ!昴ちゃんの服の色が違うんです!!もう一冊買いそうになったじゃないですか!!! 私は今まで、どれほどの初回特典版に振り回されてきたことか……。やめてくれ。 初回特典。
プリシラさんは強烈なキャラですなーー。毎回、素敵なのです。ライバルキャラと言うには、天真爛漫過ぎて、憎めない人なのです。 宇宙人のために席確保しちゃう可愛い人なのです。
そして、主人公昴ちゃんはどんどん、得体の知れないこになっていきます。 そうか、自己陶酔か。なるほどーー。確かにそうですね。
これ、バレエ漫画ですよねぇ? あまりに凄くてそのこと忘れますね。いっつもみんな踊っているんですけど、少女漫画のように背後に白鳥が見えたり、森閑とした湖が描かれたりしないので、迫力は凄いですよ。
次回、ボレロ対決が楽しみです。
| 2002年06月02日(日) |
『炎の蜃気楼34 耀変黙示録�后戞幣�) |
【桑原水菜 集英社コバルト文庫】
ええ、ついについにこの御本を語るときがやって参りました。読書日記をつけ始めてから、いつこの日が来るのかと内心ずっとびくびくしておりました。むしろ語りたくなんかないんですが、というか語れないんですが、だって語れるほど冷静な頭などないですから。 シリーズももう34巻で、私が読み始めてから幾歳月が経ち、高耶さんの年齢に追いついたのがかなり、衝撃でもうすぐ追い越すぜ。オイ。そしたら、N氏が目前だよ。なんで、Nなどと伏せるのかっていうと、名前を打ったが最後おかしくなるからです。最後まで伏せていきます。今のこの状況で、すでにいっぱいいっぱいなんです。読んでお分かりのように。
今日の感想は読まないほうがいいと思います。 文章になってませんから。
そんなわけで、一生懸命平静を保とうと書いているのですが、そろそろ本編に触れないと。 触れないといけないのか!? 無理無理。全部最大フォントになるよ?何言い出すか分らないよ?もう知らないんだから。
まず、言いたいことは。 表紙表紙表紙!! 本屋で撃沈。 なんでだ!!なんであなたはそんな格好しているんだ!!ついに制服か!!!(そりゃ高耶さんにもちょっとびっくりだけど、あれはいつものことだから)いったい、どんな流れでそんな制服着るような展開になるんだよ!!!! ・・……なってました。制服着てました。 N氏はやはり黒いスーツが落ち着きますね・…。素晴らしすぎて涙が出ます。ハマリ過ぎるのもどうかと思います。今回手袋つきだしね!!もう駄目だ!!あんたこれ以上かっこよくならなくッたっていいのよ!!もうそれ以上はいいのよ!!!!
毎回、レジに持っていけない…とファンを嘆かせる浜田さんのイラスト。私はもう慣れたもんね!!表紙を堂々と店員に向けて差し出すね!ファンであることを誤魔化したくないもの!男の店員?どーんときやがれ。
はいはい。ついに信長様に囚われいたぶられる、景虎様を拝める日がやって参りました。シリーズ始まって以来、どんなにこの時を待ち望んだことか!いたぶられるがよい・・・。ふふ・・・。 信長様は素敵です。大好きです。どうぞお好きなように振る舞ってください。天下はあなたのものです。いまだかつて見たことがねぇ!という信長様がここにおられます。でも、私の中では桑原版織田信長が本物です。 情け容赦のないサドっぷりと、自ら神を従える倣岸さがたまりません。彼以外に景虎様を飼いならすことなど出来ません。いえ、彼にですら飼いならすことは無理なんですけど。勿論。できるとしたら信長様です。なにしろ、美獣ですから。
まあ、そんな事態にN氏が黙っているわけもなく。綾子姉さんの危惧は大当たりで、「冷静に見えるときほど、この男は心中に危険をはらんでいる」とはまさにその通りです。彼はそんな男です。今まで何度となくそんな場面見てきました。 周囲の予想大当たりにN氏は突っ走るのです。忠犬で駄犬で狂犬なので仕方ないのです。彼はじっとなどしていないのです。後先考えているようで考えていない。理性的でありそうでいて、誰よりも理性も道徳もどっかに捨てて来た人なのです。 それでこそ、直…ごほごほ。まだ名前書くのは早いです。書いたら壊れます。
ああ、しかし。しかし。 高耶さん延命のためとはいえ、信長様に忠誠を…!!私は血を吐くかと思いました。高耶さんは血を吐くほどにN氏を責めましたけど。愛だ。愛だわ。いや、今更こんなことで愛情を確認するまでもないのですが、こんなにあからさまに嫉妬を表に出すのは初めてかと。こんなにきれいにN氏を奪われたのが初めてですから。ああ、信長様のほくそえむ姿が目に浮かぶ…。 この時改めて、私は景虎様が失望し絶望にうちひしがられる姿を見ることに、快感を覚えるのだな、と実感したのでした。 私、景虎様のことはどちらかというと憎んでます。愛しいとも思うのですが。
N氏の横に、蘭丸がいることが今回一番許せません。 私、ミラージュの膨大な登場人物はN氏の敵か味方か(かなり主観的に)でわけて理解しているのですが、蘭丸は敵です。私は、一度でもN氏を侮辱した者は忘れません。おまえなどさっさと、調伏されてしまうがいい!!
前巻でしなびてしまった(…涙)N氏がどうなるのかと思いましたら、案外その問題はさっさと解決したようです。あまり本位な形ではないにしろ。 「しなびれたおのれの一物が雄々しく甦る様を見れば〜云々」 信長様酷いわ!!N氏はとってもとってもそのこと気にしてたのに!!!屈辱よ屈辱だわ!! 信長様のこと大好きですけど、N氏とは比べるべくもありません。N氏と比較できる人などおりません。別格なのです。
それにしても、今回が信長様とN氏が生でやり取りする初めてで、とても興味深く読んでおります。この二人の対峙。私の中でこの二人は別次元の住人で、対面することはないというイメージがあったので、今回の展開は驚きなのです。 それにしても、信長様N氏を捕まえて、「セックス・マシーンとは悪くないだろ」って……。奴は躊躇なくやりますぜ?N氏はそういう道徳観欠けてますよ?しかも、フェミニストなんですよ。たち悪いんです。N氏は信長様と違う意味で怖いものなしなのです。
で、まだまだ語ることあるのですが。 まだ、ついてきてますか?
今回、ちいちゃんいないのかと思ったら、崇徳天皇とプロレスしてましたね! もう、お前らの面倒はみきれねー、と毎回言いながら結局、一番面倒見てさっさとお亡くなりになってしまった唯一の人。あなた、人が良すぎるのよ…。だから、霊体でふらふらすることになってるのよ。がんばれ。もっと要領よく生きようぜ?もうお亡くなりだけど……。
久しぶりに、こたがしゃべりました。おまえは、ずっと黒豹でいいんだよ!!(この方も例によって、N氏の敵とみなされているので扱いが冷たいです。苦労人なのはわかるのですが)
そんなわけで、ついにN氏vs兵頭です。兵頭もまた、敵なので、N氏思う存分叩きのめしてください。兵頭は水菜さんに愛されているので、調伏は無理だとは思いますが。 私はN氏を理解せずに、敵対し侮辱する者を許しません。だから、高坂や信長様はいいんです。理解した上で苛めてるから。
ついでに、ミラージュアニメのことも一言言いたい! ミラージュはアニメ化なんてしなくていいんだーーーーっ!!! 畜生っ!スカパーじゃ見れないんだよ!!見たいわけじゃないけど、ファンとしてはチェックしたいんだよ!DVD買えっていうのか!?コラ。 CDも4枚組みで出やがって!持ってんだよ。全部!今更組で出すなよ!!!
いい加減、きりがないです。まだあるんです。語りたいことが山のように。 そうミラージュのことになると人が変わります。ミラージュというか、N氏?ミラージュと発した時点で、カチッとスイッチが入るのが傍目にもわかるらしいです。カチッと音が聞こえるらしいです。そうして、延々と語りつづけるのです。読んだこともない友人達に。
はい。本編に戻って。 信長様(今回は大活躍。出てくればいつでも活躍)、 「平熱と平板・・・・・・・・それが永遠とやらの実体だ。おまえたちの熱もいずれは冷める。あとは惰性だ。」 N氏(と景虎様)の根幹を否定するお言葉。信長様以外の口からこんな言葉出たら、ただじゃおかねぇ。信長様は一体何があったのせう。 そして、 「時の流れの中で、人間とは孤独なのだ。だから今、死なせてやれ」 慈悲だ!!信長様の慈悲だ!!! よもや、彼の口から景虎様へこんな慈悲の言葉が聞けるとは。しかし、そんな言葉を聞き入れられないし、聞き入れるわけにはいかないのがN氏なのです。だって存在の根幹に関わるから。
さて。 ついに、信長様の情婦と成り果てた景虎様。その模様は四国にも放映(?)!!! これは黙ってなんかいられないね!! 直江さん!!! あーーーー。すっきりした。 もう、どう出るの?どうするの?あの信長に対して。あなたどう考えても勝てないわよ?確かに色んな意味で人間を超越しているあなただけれど、今回ばかりはきついわよ!! ミラージュもエンディングに向かってまっしぐら。はっきりいって、ストーリーの展開など理解していないわ!直江の二文字を追っているだけよ。 次は8月刊行と、水菜さん頑張るわ。待ってますっ!!
あーーーー。まだ言い足りない…(もうやめとけ)
ここまで読んだ方に、おまけ。 青音のHNの由来は直江のアナグラミングです。 (NAOE→AONEと入れ替えたのですね)
| 2002年06月01日(土) |
『人魚の嘆き・魔術師』(小) |
【谷崎潤一郎 中公文庫】
文学強化月間はいきなりマイナーどころから入ってしまいました。 読もうかな、どうしようかな、と思いつつぱらりと目次を開くと、解説が中井英夫氏だったので、ならば読むかと。
私ごときが谷崎氏のご本をあれこれ言えたもんじゃないんで、発する言葉も見つからないので、ここらで終わりたいのですが(いや、まだ何も言ってないです)、そういうわけにもいきませんし。 そんなこと言ってたら今月なにも感想述べられません。
「人魚の嘆き」 美貌、身分、才智に恵まれた青年貴公子が、豪奢な遊びや享楽に飽き、美しい人魚を商人から買いとり虜になるという話。 と、書くととてもありきたりに聞こえる。 それは私の書き方が悪いだけなのです。 その上、いまいち理解していないので(どう解釈してよいのかわからない最後だ)端的な言葉が見つからないのですが、美しい日本語はよいですね(もっと何かいう事は…)。
「魔術師」 この雰囲気が好きですねぇ。 それ以外言いようもなく。 好きなんですよ。谷崎氏。でも感想を述べづらいんですよ! 美貌の魔術師と奴隷達や、ひれ伏す観客達とか。 まあ、とにかくよいのです。 (もっと頑張れ…)
挿画とあいまって全体的によい雰囲気です。
ああ、今月もう一冊くらいは谷崎さんの本読む予定なんだけど、次もこんな感想になりそうだ…。
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