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■ Birthday...3
翌朝10時にチェックアウト。 このまま帰るのかな?と思ってた。
彼がカーナビに、行き先をインプットしてる。
どっか行くの?
うん。
画面を見ると、なんちゃら農業センターとか なんちゃら組合とかの文字が見えた。
ねー。ねー。 どこに行くの? えっ? 農業センター? それって、牧場みたいな所なの? もしかして…、牛を見ながら、バーベキューとかするの?
そうそう。 小ブタちゃん見ながらね(笑)
やだー。残酷〜。
なぜ、農業センターで牧場ってことになるのか自分でも よく分からないけど、勝手にそう思い込んでしまった。
本当に? 行ったことあるの?
ないよ。
行ったことない所に行くの? 何かで見たの?
ん〜? さぁ〜?
彼は何も教えてくれないのだった。
1時間かけて車を走らせ、ナビがゴール地点に着いたことを知らせた。 でもそこは普通の住宅地で、とても牧場があるようには見えない。
あれ〜? ないな〜?
車は同じ所をぐるぐるまわる。
ねー、どうするぅ? こんな遠くまで来たのに見つからなかったら。 また何時間もかけて帰るの?
んー、どうしよ。
2人で笑いながらしばらく牧場(?)を探したけど そのうち車を停め、彼はどこかに電話して尋ねているようだった。
そして再び走り出す。
あった!! 着いたよ。
(え? え? 牧場どこ? てか、農業センター?)
そこにあったのは、牧場でもなく、農業センターでもなく 1軒のフレンチレストランだった。
ここなの?
そうだよ。
あははは。 来たことあるの?
ううん、ない。
なんでわざわざこんな遠いお店まで来たの?
そうだよねぇ。
(そうだよねぇ…って)
2003年01月31日(金)
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