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日溜りで川の流れを見ていた
また一年が終わろうとしている
自分にとって嬉しいことが一番嬉しい
なんとかやり過ごしてきた
そこにしか神経がゆかない
疼痛のなかの一日は、
痛みがだんだん腕に降りてきているような。
すっかり冬。街路樹の地面に霜が下りていた。
晴れると、やっぱり嬉しい。
雨は、
こんなに寒かったかなぁと思うこの冬。
離れたってしかたない
風ばかりの夜にただ歩く
風が水溜りを押してゆく
一年がもうすぐ終わろうとしているのが不思議なくらい。
毎日毎日過ごすこと。
車の走る音が湿っている
一日の仕事が終わってほっとする。
せめぎあうことで細るかも
毎日のことはそれでも進んでゆく。
夕暮れが早くなって
連続しない時間も
富士山きれいだなと改めて思った
平穏に過ぎればそれがいい
風でよろける朝なんて
カーテンを開けても朝のようではない
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