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暗い道になる
空の真ん中に月ばかり
冷たかったり
どこにも金木犀のかおり
夜の雨
金木犀の香りが漂ってくる
一日って短い
川にそって歩いて
日陰がうれしい日向
朝は来るだけだし
雷鳴とともに朝を迎える
雨が走ってゆく
夢が現のようになって
暗い田園の道に
暗くなると
心地よい音だけを聴いていたい
田園の風は心地いい
ふと 香るのに
雨は上がっても
傘の中の
雨ばかり
風が簾をゆらしている
やっと窓を開け放す
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