マキュキュのからくり日記
マキュキュ
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■ (日記) 取り敢えず普通の日記


昨夜、東京から帰り、フゥーリィーにバアバの葬式の報告をしがてら一杯飲み、寝付いたのが三時近くになったので今朝寝坊してしまった。
目覚めたら11時。

これから、家賃を払いに行ったり、個々の場所に溜まっている公共料金などを支払いに行かなければならず、今日はとても忙しい・・・・・・。
又財布が空になる・・・・・・。(泪)
今松本は、明け方から降り始めた雪が3センチほど積もっていて、初めての本格的な雪景色になっている。これは中々風流。
でも嫌だなぁ・・・こんな雪の中、あちこち行かなければならないのは・・・・・・。(泪)

今日は締切日が差し迫っていたジオシティーズの移行が手続きなどをしていたので、ゆっくり日記を書いている暇もなくなってしまった。
バアバの葬儀に付いての日記は時間がある時、心を落ち着けて、じっくりしっかり書くつもりです。

尚、もしも、私のHPをお気に入りに入れくれてある方は、URLの差し替えをお願いいたします。
古いURLでもそのまま見られるとは思うのですが、新しくUPする画像などは、新しいURLでないと見られないそうです。
ハーボットご愛用者は、まだ移動手続きをしていないので、取り敢えずは古いURLも取って置いてください。

新しいURLは、http://www.geocities.jp/yrqrh889/ ですので、よろしくお願いいたします。


何せ今日は忙しい・・・・・・。

今夜・明日と仕事もあるし、休みは31日・元旦・2日の3日間です。
年明けの3日から仕事始めです。

なので休みになるまではろくな日記が掛けそうにありません。


昨日帰宅したら、木曽春秋の編集長から本が届いていました。
大変お待たせいたしましたが、来年早々に、注文をいただいてた方々に送れそうです。


以上、纏めてご報告でした。



2004年12月29日(水)
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■ (日記) あっち側とこっち側


人間、50年近く生きてると、あっち側の人間とこっち側の人間の比例が変わってくる。
好きだった人達の中で、あっち側に行ってしまった方が、もう断然多くなって来たよなぁ・・・・・・。
アタシも早くあっち側にまたがりたい。(笑)

つい最近、親友【M】から「人間は死ぬと、一番自分の良かった年代に戻れるらしいよ。だから、90で死のうが60で死のうが、天国では子供時代が良ければ子供のまま、青春時代が良ければ青春時代のままで居られるんだってさ」なんていう話を聞いた。
「へぇ・・・。それはありがたい・・・・・・。」

アタシが一番良い時代っていつだろう・・・・・・。
4〜5歳の頃かなぁ・・・・・・。
まだ学校にも行かず、カソリック系の幼稚園でお遊戯などして、優しいパパやママにも保護されていた。
無邪気で清かったあの頃が良いかなぁ〜♪

でも17歳も捨てがたいなぁ・・・・・・。
水中バレエをしていたあの頃が、一番華やかなアタシの時代だった。
B88 W56 H83 のスタイルを誇り、とても良くモテタ時代だ。
サイケデリックだったあの時代も中々楽しい時代だった。
しかし、あの頃の体系は、何処へ消え果てたのだろうか・・・・・・。


念願だった店をオープンして、釈迦利器に張り切っていた29歳も捨てがたい。
母はマダ元気だったし、哲朗も小さくて可愛かったし、お金にもさほどは困ってなかったし・・・・・・。

でも、その頃に戻ってしまうと、フゥーリィーの記憶が無いままになるんだなぁ・・・・・・。
この文章を書いてた記憶も、無くなってしまうよなぁ・・・・・・。


もしも、アタシが死んだら、今が一番良いのかも。
そうだ! やっぱ、今のこの時代に戻してもらおう。
楽しくて優しいフゥーリィーの愛情に包まれ、頼もしくなった息子の愛情に包まれ、優しいメンバーたちに包まれ、タイプ叩いて物を書いてるアタシが、やっぱ、一番良い時代なのかも。


2004年12月26日(日)
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■ (日記) 今年のクリスマスイブ


バアバが亡くなり、酷く心が沈んでいたアタシにも、今年だけは素敵なクリスマスがやって来た。
去年、一昨年のクリスマスイブの日記を読み返してみると、余り良い事が書いてなかった。でも、今年は親友【KS】と【O】さんがクリスマスパーティーに招待してくれていたので、昨日は楽しむために行って来た。
市街地を少し外れたその店は、【KS】たちの常連の店らしい。

2年と少し前、私が酷い目に合わされた店で働いていた頃の同僚だった【S】チャンがその店で働いていると言う事で、彼女に会えるのも楽しみの一つだった。

昔親友だった【T】が、彼氏である社長【?】とやらと経営していたあの店。
当時ブティック勤めをしていた私が数年ぶりで【T】にバッタリ行き会い、チーママになってくれと引き抜かれたあの店だ・・・・・・。

結局、アタシが社長と大喧嘩して辞めた1年ほど後、社長は従業員達の給料を持ち逃げしたらしく、従業員は給料ももらえぬまま店は潰れたらしい。
社長の、人間としての質の悪さを散々忠告して来たのに、決して耳を貸そうとはしなかった【T】。それどころか、アタシが社長に理不尽な酷い事を言われても庇ってさえもくれなかった・・・・・・。
アタシは当時、凄く傷心な思いを抱きながら店を辞め【T】とも決別したのだ。

給料持ち逃げ事件後【T】は、一時期ノイローゼとなり、病院通いするほど落ち込んでいたようだ。
そういう話を聞くと、やはり神様は人間の心の中を見抜いてると言う気になる。
ザマアミロとは決して思わない。ただ、もう少し私の言う事に本気で耳を貸してくれてたら、そこまで【T】は傷つかなかったのではと思うと、残念だ。
天に向かって唾を吐いた社長。
その唾を【T】が受けた。【T】も被害者なのだ。
何れ社長には、天罰が下るだろう。



又話が脱線した・・・。


七面鳥と美味しいシャンパンで乾杯し、メンバー達も徐々に集まり出し、歌ったり語ったり、楽しい時間を過ごした。
ワインにビールにウイスキーに、どチャンポンも良い所。
バアバが天国から「いい加減になさい!」と怒っていた。(笑)
親愛なる【KS】がバアバにちなんだような歌を歌ってくれ、アタシはそれを聴いて大泣きした。

もう一軒行こうという話になったが、アタシは完璧に酔いつぶれダウン。
タクシーを呼んでもらい、無事に家に帰宅した。
【KS】&【O】さん、有難う。良いお酒を沢山ご馳走になりました。
とてもとても楽しいイブだった。



バアバの葬儀に出席するため、27日と28日の二日間、東京に行って来る。
葬儀会場は幡ヶ谷だと言う。
小学校の頃アタシが少しの間住んでた街。
随分と変わっているんだろうなぁ・・・・・・。
久々に行く東京で親類達とバアバの思い出話を沢山してこよう。
そしてしっかり、バアバとお別れをしてくる。


追伸

今朝、木曽春秋の編集長から電話が入った。
夕べ【KS】と編集長の噂話をしていたばかりなので驚いた。(笑)
やはり、カラオケ大会の次の日から入院していて、昨日退院したらしい。
心臓病の持病が有るらしく、一時期は危篤にまで陥ったようだ。

でも、良かった良かった無事で・・・・・・。
いやはや、一安心。

木曽春秋の編集の仕事を手伝ってくれませんか? と言われた。
給料もくれるらしい。
その件については何れ会って話することになった。
夜とそれを合わせれば、もう少し生活も楽になるかもしれない。

本はすぐに届けてくれるそうなので、お待たせしていた皆様、届き次第送らせて頂きますね。大変お待たせして済みませんでした。


2004年12月25日(土)
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■ 【エッセイ】 バアバが神様に抱かれた


バアバが死んだ・・・・・・。
とうとうバアバが死んじゃったよ・・・・・・。
クリスマスイブの今日、それを聞いた。

深夜、仕事から帰宅したら、三姉妹の中でたった一人だけ健在でいる叔母の息子である従兄弟の【A】から留守電が入っていた。
「今日、玉子さんが亡くなりました。無理をしなくてもいいけど、一応お知らせしておきます」と・・・・・・。

店を終えた後、ラーメン屋でママと貢君と3人で雑談をしてたので、帰宅したのは3時半。
それでも慌ててバアバの家に電話をしてみると、バアバの入院を知らせてくれた従姉妹の【N】が出た。
もう親類達は一度引き上げ、【G】一人きりだし、明日は【G】が仕事なので、泊り込むらしい。
それから従姉妹と一時間ほど話した。

話を聞くと、バアバの死に際は、殆ど自殺に近い。
多分覚悟をし、死ぬ事を選んだのだろう・・・・・・。
食事を拒み続け、管を外せと叫び、あの聖母のようだったバアバが、初めてキツく我侭を言ったらしい。

バアバは人に迷惑を掛ける事を一番嫌う人だった。もしも持ち直し、自分の病気が回復に向かったとしても、もう他人の手を煩わせなければ生きていけないと察したのだろう・・・・・・。
ひ孫の身を案じ、人の身を案じ、最期まで尊厳を保ったのだ。
人に迷惑を掛けるくらいなら・・・と言う、バアバらしく潔い、覚悟を決めた死のような気がしてならないのだ・・・・・・。
会う人会う人に「もう終わりですから」「今までお世話になりました」と、そんな事ばかり言ってたという。
あれほど人のためだけに生きてきたバアバが、最期に人の手を借りたく無いと、自ら死を選んだのだ・・・・・・。
生きようとする思いを捨てたのだ。


バアバ・・・、貴女は最期の最期まで、誰にも真似の出来ない、完璧な聖女でした。

私は不思議と、バアバの死自体は哀しくない。
むしろ、身体の苦しみのないうちに神様の温かい懐に抱かれ、安息の国に旅立てた事が嬉しいくらいに思う。
これでバアバが心も身体も楽になれたのだと思うと、空を見上げ「やったねバアバ♪」と、Vサインを送りたいくらいの気分だ。

ただ、バアバが最期まで私と従兄弟の【N2】(電話中の従姉妹の兄)の事を心配していたと聞いた時、嬉しさと情けなさで泣けて泣けて仕方がなかった・・・・・・。
「孫の中で、あの二人だけは生き方が下手だから、可哀想でしょうがない」と、ずっと気にかけてくれていたと言う・・・・・・。
それを聞いた途端、せきを切ったように私は泣きじゃくった・・・・・・。

私にバアバの死を知らせる事を皆で話し合ったと言う。
「どうせあいつの事だから、借金してまで来るだろうし、無理をさせてもいけないから知らせずに置こうか」と言う話をしたと言う。バアバもアンタが苦しい事は解っているのだから無理しなくても大丈夫だと、その従姉妹も言ってくれた。

でも、私は悲しいよ・・・・・・。
人との永遠の別れって、そんな物じゃないような気がする。
私の心の中に居るその人々との想い出の場面場面に、私だけの心と気持ちでちゃんとお別れを言いたい・・・・・・。
たったそれだけだ・・・。
借金して行こうが、なんだろうが、最期にはちゃんと人に迷惑を掛けず清算してから天に召されるよ。

いつもいつも、確かに苦しかった。
伯母の葬儀の時も、従姉妹の葬儀の時も、伯父の葬儀の時も、確かに苦しかった。
その為にクレジット会社からお金を借りた事も事実有る。
でも、私は私なりの個々への心からのお別れを、ちゃんとしたかったのだ。
借金も必ず最後には借りた物は自力で返し切ってから死ぬと言う、プライドだけは持っている。生きている内に返せぬ物なら、全て纏めても保険金で十分返せる範囲のお金だもの。
たっぷりお釣りが来るってもんだ。それで良いじゃないか・・・・・・。
お釣りが残ったら息子とフゥーリィーでささやかに分ければ良い。
誰かに残すためではなく、自分の後始末をキチンと着けるために、どんなに苦しくっても保険だけは解約しないで来たのだから・・・・・・。
私だって最期くらいは、バアバの様に尊厳を持って死ぬさ。


バアバと最後にあれほどの接触(電話だけど)を持てたと言う事は、本当にバアバだけは私の真意を見抜き、私を見捨てなかった証拠だ。
バアバだけは、私の心に宿る、一種の純真さを理解してくれていたのかも知れない。
皆にバカだチョンだとけちょんけちょんに言われていた頃も、バアバは庇ってくれたもの・・・・・・。
きっと、そんなバアバが私を呼び寄せてくれ、一時でもバアバとの濃い接触を持つ事が出来たのだ。

バアバ・・・、出来れば息の有る内に、貴女と一目でも会いたかった・・・・・・。

「松本にも、私の可愛い可愛い孫が一人居るのだと、いつだって思ってるのよ」

バアバのこの言葉を一生忘れない。

私も真剣に悩んだけど、やはり、私は貴女にお別れをしに行くね?
許してくれるよね? 無理してバカネェ・・・って怒らないでよ?

だって貴女は、私にとっての掛け替えのないたった一人の触れ合った事の有る祖母なのすもの・・・・・・。

後悔だけはしたくないのです。


2004年12月24日(金)
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■ (日記) 拠り所・・・・・・


昨日、アタシの古漬けのような親友(意味解らん)【K】が、上司を連れて飲みに来てくれた。
【K】の事は、前の店の時に詳しく書いたので今回は省略するが、25年来の友人だ。
「いらっしゃいませ〜♪」と言う声がした割には誰も入って来なさそうなので【?】と思っていた。カウンターの中からは入り口が見えない。
最初【K】は、ドアを開け、出迎えたママにアタシの本名を告げたらしく、「そのような者は居りませんけど」と言われ、アタシの携帯に電話をしてきたらしい。
「お前の店何処だ?」と【K】の声・・・・・・。
場所の説明をしながらドアを開けたら携帯でアタシに電話している【K】と鉢合わせした。【こういう時、携帯切りゃいいものを、向かい合たまま少ししゃべってしまうのは何故だろう・・・ww】


【本名告げても誰も解らんよ・・・・・・】

マキというのは実は現時名なのだ。
昔、松本に来たての頃、教習所代が足りなくなってクラブでほんの短期のつもりでアルバイトしていた。
その時、本名使うと長年水商売から抜けられなくなるのだと言うジンクスを重んじて付けた名前が【真樹】だった。
当時は一ヶ月くらいで免許を取り、離婚の結論を出して東京に帰るつもりだった・・・・・。
それなのに、元亭主が松本まで追いかけて来ちゃったので、事の成り行き上長期滞在になり、そのまま松本に居座るような羽目になり、その名前の方が浸透して、いまだアタシはマキなのだ。なので、松本では本名より現時名の方が知られている。
今の亭主であるフゥーリィーすら本名を呼んだ事は無く、マキュキュと呼んでいるくらいだ。(笑)


サテサテ話を元に戻そう・・・。
どうも最近話が脱線する傾向にある。

上司の【H】さんとは初対面だけど【K】とは東京時代からの付き合いらしい。
その割にはエポックには一度も連れて来てくれなかったのは何故? おう? 【K】よ・・・。
【H】さんも、とても気さくな人で【K】とアタシの夫婦漫才のようなやり取りを楽しんでいた。

昨日は店内が暮れとあって忙しく、ほぼ満席状態だった。女の子はママとアタシを含めた4人。
それでもママは気を使ってくれ、呼ばれるような事はなかった。
そういう風に気を使ってもらえると、こちらからも進んで動くようになる物だ。
暫く【K】たちとの会話に堪能したので、ママを紹介し、席を変わった。
そしてアタシはカウンターに戻り、ずっと立ちっぱなしだった【A】ちゃんを座らせてやった。
こんな風に上手く回せば、皆が楽しく、協力し合って、自然に店の雰囲気は良くなる。

【K】も【H】さんも楽しんでくれたようで、値段もとても安かった。なにもあそこまで安くなくても良いのだが・・・と言うほど安かった。(笑)
【H】さんが最後に、「とても楽しく、美味しいお酒をいただきました」と言ってくれた。

やったぁ〜♪


会話の途中、【K】がしみじみと、「やっぱ、お前さんにはもう一度店を出させてやりたいよな・・・」と言っていた。
「前のエポックの雰囲気で、良い女の子が一人、二人居れば、絶対に流行るぞ」と・・・・・・。

来年は考えてみるかなぁ・・・・・・。家賃の安い店は沢山余っている。
一口5万で、30人ほどの会員を集めれば、不可能ではない。
マキュだけの城をもう一度持てるだろうか・・・・・・。
いや、持ちたいなぁ・・・・・・。

みんなの【拠り所】みたいな店をアタシはもう一度持てるのかもしれない。


2004年12月23日(木)
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■ (日記) 貴女は好きな人に金品を貢がせられる?


アタシの店に来ている貢君を見ていると、男と言う物は、いとも哀れな動物に思えて仕方が無い。(まぁ、その逆もあるが)
惚れた女のためならば・・・・・・と毎日毎夜、5万だ10万だの飲み代を平気で払う。
いくら金持ちとは言え、これがいつまで続くのかは、バカでも想像が付く。
いずれは破産し、残る物は虚しさと借金だらけになるのでは・・・と、人事ながら本気で心配してしまう。

先日、あるTVで、都会のど真ん中にあるシビアな質屋から、下町の家内経営人情質屋まで、そこにやって来る客と質屋とのやり取りなどを放映する番組をやっていた。
アタシも質屋旅館(笑)にはこの所、始終世話になりっぱなしなので、興味津々で見ていたのだが・・・・・・。

ホストに貢ぐため、客からのプレゼントをせっせせっせと質屋に入れるキャバクラ嬢。
キャバクラ嬢に貢ぐため、客からのプレゼントをせっせせっせと質屋に入れるホスト・・・、などなど、世の中全く面白い構造になって居る。
その犠牲になっているのは誰だと言うと、鼻の下を伸ばしたお金持ちのおじ様方や、おば様方である。
そんな輩達の中を、物だけが堂々巡りをしているようで面白い。

どちらにしても、金品を貢ぐ事で本当の愛など得られないとアタシは思うのだが・・・・・・。
と言うよりも、好きな人には本来、余計なお金を使わせないよう配慮するのが人情ってもんではないだろうか・・・?

そうかと思えば、こんな人も居た。
友人が中越地震で被災したため、どうしても10万という纏まったお金を寄付してあげたく、自分が使わなくなった指輪やネックレスを質屋に持ってきた女性。
どうしても10万にならず、はめていたネックレスまでかなぐり捨てて、ようやく9万でその女性は帰って行った。
後に、撮影スタッフが被災者への寄付をするためだったみたいだと質屋に告げると、「そういう理由を言ってくれたら10万出したのに・・・」と、酷く悔やんでいた。
そういって悔やむくらいなら、一言「何にお使いですか?」と聞いてやればいいだけの事だ。

本当に良い人間と言うものは、そういう理由などとというものは言わないのだ。いや、言えないのだ。もっともっと謙虚なのだ。もっともっと遠慮深いのだ。


質屋に通う人間は様々だ・・・・・・。
遊ぶ金欲しさに、わざと同じ物を男達に貢がせ、質屋にたらいまわしにしている女も居れば、アタシみたいに給料日までの一週間を生き伸びるため、必死に出したり入れたりしている人間も居るのだ。(笑)


今の若い女性の多くは、男からのプレゼントの値段で愛情の深さを測るような所が有るが、それは女がその人を好きではない最たる証拠だと思う。
そんな事とはつゆ知らず、満足げな笑みを浮かべている貢君。
それで彼女のハートは射止めた。などと思ってたら、トンでもない事だ。
ホッペ辺りにチュウーをされ「キャァ〜♪ 嬉しいわ〜♪ これ、前からずっと欲しかったの。ありがとう〜♪」と、裏ではペロリと舌を出し、7個目のそのブランドバッグをぶら下げ、その足で質屋にすっ飛んでってるのがオチだ。
それはアナタの知らない別の男に貢ぐためなのだ。

お互い、そんな相手にいくら高い物を貢いでも、決して愛情なんかくれやしない。
少しでも相手の事が好きならば、そんな無茶なお金は使わせられないのが本当だろう。


アタシはプレゼントを貢いでくれるような男とはこの50年、縁が無かったなぁ。
アタシは男に惚れると、可哀想になってお金なんか掛けさせたくなくなってしまうのだ。(笑)
一緒に暮らす中で生活費を助けたり助けてもらう事はあっても、男に貢ぎもしなけりゃ、貢がせもしない。いつも惚れた人間とは同等で居たい。
上下関係を作らない。
これがアタシの恋愛の鉄則だ。
過去、勝手にくれる物は喜んで頂いた事はあるが、決してねだりはしなかった。
そんな事で恩を買いたくは無い物・・・・・・。


その人と居られるだけで幸せ・・・・・・。
これが本当の恋ではないか?
プレゼントで一回のデート代が消えるくらいなら、二人の時間をもっと沢山持ちたい。
【あぁ・・・、健気じゃ】

まぁ、金持ち男に縁が無かったのが、こういう貧乏性人間になってしまった原因かもしれないが・・・・・・。

本当にアナタに惚れてる女なら、金など掛けなくても優しいものなのですよ。


2004年12月22日(水)
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■ 【愛猫エッセイ】 ミュウーババ、尻尾に穴が開く


ミュウーは相変わらず元気一杯だ。
もしや、あの腫瘍説は本当に医者の誤診ではないか? と思うくらい、いまだそっち方面では何事も起こらない。
やっぱ、あの、女先生、腫瘍とウンチを間違えたのだろう・・・・・・。
もしも、癌なら進行は早いはず、Bossの時は見る見る体重も減っていった。

ただ・・・、先日、外出中に茶デブと毛長デブ(新参者)の2匹に取っ捕まり、かなり虐められた様で、ミュウーのわめき声がひときわ耳を劈(つんざ)いた日があった。
帰って来たらいつものように、押入れに閉じ篭り、丸2日半出てこなかった。
何処か怪我でも? と思い、3日目の夕方、ミュウーの体中を点検してみると、尻尾の一部が禿げていて、ぽっかりと穴が開いていた。(苦笑)

あぁ〜あ!! 可哀想に・・・・・・。ミュウーがとうとう傷物になった。
【ワタクシ、毛並みも良く、色艶も良く、美しいでしょう?】と、取り澄ましていたミュウーが、尻尾ハゲですよ。尻尾ハゲ・・・・・・。
真後ろのど真ん中なので、尻尾立てると目立つ目立つ・・・・・・。
しかも、小指の爪くらいの穴がポッコリ開いてるし・・・・・・。
無様じゃ・・・。

これを見たフゥーリィー、怒りまくりましたねぇ・・・・・・。
「誰だ!! 俺の大事なミュウーを傷物にしたやつは!」
まるで、愛娘を汚された父親そのもの。
暫くは庭に寄っ付く猫を見ては、人間様に怒鳴るように「てめぇ〜か! ウチの大事なミュウーを傷物にしたやつは! おっ???」と、追い掛け回していた。

傷物にされても、尻尾に穴空いても、ミュウーは今日も元気だ。
今日のポカポカ陽気で、今も散歩に出ている。
窓から見ると、庭の砂利道で気持ち良さげにゴロンゴロンと、寝返りを打っている。

あぁ・・・、又、美しい黒毛が銀色になっちまう・・・・・・。
後でミュウーの洗濯しなきゃ・・・・・・。(苦笑)

ともかく、ミュウーの腫瘍は、端からの誤診か、みんなのパワーで退散したのかは解らぬが、今年も元気にミュウーとクリスマスを向かえられ、新年も迎えられるのは、間違いないだろう。



2004年12月21日(火)
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■ 【お仕事日記】 単細胞と綿密人間


土曜日はクリスマスパーティーで店は賑やかだった。
膝の水も、フゥーリィーと二人でパワーの入れッコをしてみたら、驚くほど楽になったではないか・・・!!
何となく、自分達にもパワーが効き始めるようになってきたのかもしれない。

土曜日は我が親友【KS】も来てくれ、アタシの顔が、東京タワーくらいに立った。
ママもとてもご機嫌がよく、不気味で怖いくらいに優しくなっていた。(笑)
後に【KS】とはしごをし、アタシが【KS】に、『ママの事・・・、少しずつだけど、変な愛情みたいな物が芽生え掛けてきたよ』と言ったら、「向こうも同じような事言っていたよ」と笑ってたっけ・・・・・・・。(苦笑)

ママが急に優しくなり始めてきたのには少々のワケが有るのだが、それは此処には申し訳ないけど書けない。
何しろ大喧嘩をして心を曝け出した事が、かえって良かったのかも知れない。
少しずつだけど、アタシの真意や性格が解り掛けてくれ始めたのかもね・・・。

まぁ、ママはアタシのように単細胞ではないだろうから、もっとしたたかなのかも知れないけど、アタシの利用価値は、バカでもない限りは解るだろう・・・・・・。
時給1000円で厨房も任せられる。接客とて手馴れている。歌もそこそこ歌える。客も友人も沢山着いている。性格とてさほどねじくれてない・・・。となれば、喧嘩して辞めさせて、又客達や、他の従業員達に不信感を持たせるよりも、上手く親近感を持って使い続けた方が利口だと腹をくくったのかもしれない。(笑)
それとも、アタシの事を本当に好きになりかけ、心を開きたくなって来たのかもしれない。

ママの良いところは無邪気なところだ。
大喧嘩しても、翌日はアッケラカンとしている。
アタシもそういうタイプだ。
なので、これからも喧嘩しながら何とかやっていけるかも・・・・・・。
たまにブチギレるだろうけど・・・・・・。(笑)
まぁ、アタシや客や従業員に目に余る意地悪さえしなけりゃ、アタシャそれで良いのだから・・・・・・。

土曜日、鍵を開けに来たママに『このじゃじゃ馬娘が・・・!!』と言ってお尻をペンペンしてやったら、ママも悪戯っぽく笑っていた。
そんなやり取りが、少しずつ心を開かせるのかも知れない・・・・・・。
彼女も本心から人に甘えるのが下手な人間なのだろう・・・・・・。

まぁ、アタシは単純人間もいい所。
チョイト優しくされれば、つい、つい、もっと頑張ってあげよう・・・と思ってしまう口だ。
なので、うまく使えばこんな使いやすい人間は居ない・・・・・・。
上手に利用しない手は無いぞよ!! (笑)

いつかママがアタシに出会えた事を心の底から喜んでくれ、アタシに甘えながらアタシの忠告も素直に聞い入れてくれるようになり、客達や従業員達が安心して楽しんで盛り上がれるような店になって行ってくれれば、アタシャ本望だ・・・・・・。
それでアタシの役目が果たせる。
そう考えれば、アタマの凝り固まった年寄りのアホ社長が居る前の店よりも、ナンボかやりがいは有るってもんだ。

きっとまたまた手ごわいこの店にアタシを送り込んだのも、ぐうたら神の仕業だ。
まだまだ修行が足りんと、あえて難題の多い店にアタシを送り込んだのだろう・・・・・・。
なので、使命感のつもりで、もう少し様子を見てみる事にした。


2004年12月20日(月)
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■ 【お仕事日記】 虐(しいた)げられてトホホホホ・・・・・


なんだかなぁ・・・・・・。
我慢をしなければ・・・とは思っているんだけど、アタシも生身の人間・・・・・・。あの店に居るとママに対し我慢の限界を超える事が多すぎる。
客も、解る人は解ってくれているのでまぁ、良いのだが・・・・・・。

ママを絶賛しているような客は、やはり、人間としての質は最低だ。
平気で人を傷つけるような言葉を吐いたりする人が多い・・・・・・。
例えば「あのバアサンだれだ?」とか、聞こえよがしに言ったりする輩。
「なんでそんな言い方するの〜? 失礼じゃない〜♪」と口では言いながらもケッコウ喜んで居るようなママだ。(笑)

全ては自分の引き立て役、及び、シモベと思っているに過ぎない。
12坪ほどの小さな店なのに、マイク一つカウンターからBOXに動かそうとせず、アタシを使う。【自分で渡せよ!!】
なのでわざわざ、洗物の手を休め、厨房から回り込み、カウンターのマイクをボックスまで届け、又カウンターの中に戻らなければならない。

一昨日は忙しく、後はずっと立ちっぱなしで仕事させられていた。
アタシは裏方を兼ねているので、ツマミ作りから、洗物から、ママのご都合では接客も何でもしなければならない。でも、自分が嫌な場所に着かせるだけで、普段は殆ど立ちっ放しだ。

一昨日は、アタシの古くからの友人兼客【A】が2人で来てくれたので、やっと座って膝を庇えると思ったのも束の間。
ママの客なれど、その客が頼んでもいないつまみを3品ほどママに頼まれ、すぐさま厨房に引っ込まなくてはならなくなった。
私が座れていたのはたった10分だけだ。
アタシの客には違う女の子を着けていた。

わざと用事を言いつけ、アタシを座らせないように座らせないようにと意地悪をしている模様。

アタシの客の呑み代に対しては硬く釘をさしてあるので、ボラれる事は無かったけれど、カードを使えるかどうか事前に確認をしてから呑みに来たと言うのに、結局、清算の段階になってからカードの機械が壊れていると言う事で、現金払いにさせられた。
【A】達も、他で使って来た後なので、持ち合わせが足りなく、アタシのなけなしの4000円から2000円を貸す事になった。オマケに帰りはママと大喧嘩になり送ってもらわなかったので、駅前から自宅まで、40分掛けてビッコ引き引き歩いて帰った。
【あぁ・・・・・・みじめ・・・】

機械が壊れてカードが使えなかった事はアクシデントなので、100歩譲ったとして、まぁ、仕方がない。
ただ、カウンターで接客しながら「ごめんマキちゃん、カードダメだわ♪」と、あっけらかんとした口調。
さすがのアタシもそれにはブチギレた。
『ママ、お客様のBOXまで行って、お客様自体にちゃんと謝まるべきじゃないですか?!』とキツク言ったら、ムッとした顔をしていた。
それからは、山ほどの洗物を一人でさせられ、途中でカウンターの遠くに座った客から話しかけられたので、手を休めて話していたら、「さっさと片付けて!」と、皿を手で押しやられた。

もう、限界だ。と思い、ママを怒鳴り飛ばし、店を飛び出した。
お陰で携帯まで店に置いて来てしまった・・・・・・。


なんでそういう人の使い方をするかなぁ・・・・・・。なんでああいう人の使い方ができるかなぁ・・・・・・。
まるでボタンとバラのバラみたいだ。(笑)

アレほどまでに捻じ曲がった権力は、何から芽生えたのだろうか・・・・・・。
よほど幼児期に、悔しい思いや孤独な思いをしてきたのだろうか・・・・・・。
あそこまで極端だと、アタシャそっちに興味が沸く。

なので、アタシの友人達はそれに興味が有って、怖い物見たさで店に来てくれるのだ。(笑)

私の紹介者である(E)が子供の頃、家がママと近所だったらしく、一度だけ「消しゴム見たい?」と彼女の家に誘われ、遊びに行った事があるらしい。
当時の小学生はカラフルな消しゴムを集めるのが流行っていたみたいだ。
何しろ凄い豪邸でびっくりしたそうだ。
ダンボール一杯に入った様々な消しゴムを見せびらかされ、彼女は一つくらいくれるかと思ったらしいのだがww、見せびらかしただけで、すぐに仕舞い込んで「羨ましいでしょう・・・」とばかりに、ほくそえんだそうだ。

そんな彼女なので、友達が居なかったのではないか・・・・・・?
噂によると、どうも個人金融業者の娘らしい。しかも途中からは母子家庭のようだ。
金儲けに忙しい母。孤独な彼女。
そんな恵まれすぎた経済力と、張り裂けるような孤独とのギャップが、彼女を優越感の虜にしたのだろう・・・。
そう考えると可哀想な気もする・・・・・・。

昨日、貢君から電話が来て、「どうしたの・・・? マキちゃん・・・。頼むかや辞めないでやってくれよ・・・。マキちゃんの事は頼ってるんだからさぁ・・・」と哀願された。
『頼ってるんじゃなく、利用してるだけさ・・・!』と、アタシャ言い放った。
「余りにも人をコケにするような使い方されりゃ、アタシだって神様じゃないんだから、我慢の限界だよ」と・・・・・・。
それにお金が無いので店にも行けないと言ったら迎えに来られてしまった。(苦笑)
んで、貢君と喫茶店で少し話し、説き伏せられてしまった。(笑)

彼女は真剣にアタシを頼りつつも、アタシの存在に怯えているらしい・・・・・・。
客の評価が自分よりもアタシに向く事を恐れているのではないかと・・・・・・。
それが怖いので、わざと意地悪するのだと。

どっちにしても、他の従業員も彼女の性悪さは知っている。
一番長く居る、理解者でもある【M】は、昼間の仕事に徐々に切り替えようとしている・・・・・。【まだ辞めないで・・・お願い・・!(笑)】

紹介者の【E】は、度素人で、しかも週一なので、もう、アタシの方が先輩みたいな物だから、やはり、お願いだから辞めないでねと、アタシを頼り切ているし・・・・・・。(笑)

アタシャどうしたら良いんだろう・・・・・・。

金が有るだけで不幸ではないと、今は思えるアタシだけど(笑)金が有りゃ、幸せってもんでもないんだなぁ・・・・・・・。


ああ・・・膝が水でパンパンだ・・・。
今日と明後日の二日間は、店のクリスマスパーティーだし・・・・・・。
まぁ、いいや、明日は休みだし、もう一日、我慢しよう。


2004年12月18日(土)
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■ 【エッセイ】 聖母バアバ


【聖母バアバ】

昨日、従姉妹との電話で、東京に住むバアバ(義祖母)が入院した事を聞かされた・・・・・・。
身体の様々な機能が低下しているようだ・・・・・・。
もう、93歳だ・・・。いくら元気だったバアバでも仕方がないのだろう。

以前の日記に、私が50年間生きてきた中で、神様のような人と、ほんの数人だけ出逢った事がある。と、書いたが、その中の一人が、バアバだ。
バアバは、私達親族にとって、マザーテレサのような人だった・・・・・・。


バアバは1912年生まれだそうで、今年93歳になった。
耳は遠くなり、目も大分悪くなり、10年ほど前に軽い乳癌にもなったが、手術をし、その後なにもなく、つい先日まで元気にひ孫と暮らしていた。

バアバは私の祖父【中山呑海】の後妻で、旧姓を油出玉子(ゆでたまこ)という。
女学校時代、学業に優秀だったバアバは、何かに付け表彰されるたび、自分の名前を大々的に呼ばれ、皆に笑われ恥ずかしい思いをしたと、苦笑しながら語っていた。

私の実の祖父と祖母は、内縁関係にあったらしく、正式に婚姻をしてたわけではなかったそうだ。映画関係の著書の記述によると、若手女優だった祖母は監督だった祖父に手篭めにされたと書いてある。【芸能界では未だによく有る話だ】
愛人関係の中、3人の子を儲けた後、二人は別れ、祖母は他の男優と結婚し、祖父が私の母を含めた3人の女児を引き取ったらしい。

その後、祖父はバアバを見初め結婚した。
なので、バアバはいきなり3人の子持ちの祖父と結婚した事になる。
未だ自分では一人の子供を産んだ経験も無いバアバは、3姉妹の継母となり、それから先のバアバの人生は、波乱に満ち、子育てと人の家の世話を焼く事だけに幕を開け、幕を閉じると言う、奉仕一筋の生涯を送る事となる。

様々な気苦労をしてきた事は、容易に想像できる。
世間的には、継母イコール【意地悪】と言うイメージが有るが、その正反対もある。バアバはどの子も実の子のように分け隔てなく可愛がったようだ。

私の母は、大変な母っ子で、両親が離れ離れになったのはバアバのせいだと思い、後妻に入って来たバアバを一時恨み、反抗的な態度を取り続けていたと言う・・・・・・。そんな母も「あの人こそ神様のような人間だったわ・・・」と、しみじみ語っていた。

中山呑海は、サイレント映画時代の映画監督でもあり、物書きでもあり、脚本家でもあり、米粒に文字を書いたり、春画などを描いていた不良画家【?】でもあった。
多彩な才能を発揮していたとは書かれているが、道楽人で貧乏人だったそうだ。
何しろ、相当なハチャメチャ人間だったのだろう。

そんな祖父に嫁ぎ、血の繋がらない娘達を育て馴らすのは、容易な事ではなかったはずだ。
後に、祖父は走行中に扉が開いてしまうという、京王線の不慮の事故で壮絶な死を遂げた。

愛する夫に先立たれ、残ったのは三人の血の繋がらない娘だけ。それでもバアバは見放さず、自分の子として女手一つで再婚もせず育てたのだ。

数年後、長女だった伯母が結婚をし、一人娘【A】を出産し、後に離婚。
幼子【A】を連れ戻った伯母は、やがて喜劇王と言われた、【故MN】の妻となる。しかし、まだ売り出し中だった伯父には経済力も無く【A】までは引取れないとの事で【A】は一時期バアバの養女と言う形にし、バアバが育てていたのだ。
伯父が売れ出し、新居を構え、伯母は伯父との間に新たに一男二女を設ける。

次女である私の母は、全く売れない喜劇役者の妻になる。
そして、三女の叔母は、やはり2枚目俳優で有名だった【故HH】の妻となった。

やがてバアバと【A】も、伯父宅に移り住み、様々な家事を手伝いながら、その【A】を含む,義孫全ての世話を焼きながら、ほぼお手伝いさんのような形で伯父宅で暮らしていた。
幼かった私のバアバへの記憶が芽生え始めたのはその頃からだ。

四谷にある伯母の家に遊びに行く度、朝食の世話から寝るまで、全ての世話を焼いてくれるのは、いつもバアバ一人だ。
伯父が有名人なので訪問客も多い。
バアバの仕事量の多さは、計り知れたものではない。

大勢のいとこ達とお風呂に入る時など、良くバアバは、お岩さんの怪談話やら、ジュゲムの落語などを聞かせてくれた。
母の妹であるもう一人の叔母の子供達も一同に集まれば、子供らだけで7人ほどになる。その全ての義孫達は多かれ少なかれ、皆、バアバの世話になって来た。
そして、バアバは、溢れる優しさの中にも、おっかない面もあり(笑)皆バアバに説教をされたり、叱られながら成長してきたのだ。
一人っ子で寂しかった私はしょっちゅう伯母の家に泊まり、大勢のいとこ達と遊ぶのが唯一の楽しみだった。

養女としての【A】を、実の子供のように大事に大事に育てあげ、大学にやり、やがて年月を経て【A】はFTVの若手プロデューサー【S】と結婚した。そして二人が構えた新居に、ようやくバアバも移り住むようになったのだ。
【A】に長男【G】が生まれ、新たな4人の生活が始まった。

その頃になると私は松本に移り住み、バアバ達とも疎遠になっていった。
たまに東京に帰ると、中野新橋のバアバの家に泊めてもらったり、四谷の伯母の家に泊めてもらったりしていたくらいだ。

そして年月が経て、若手プロデューサーだった【S】は、どんどん出世し、素晴らしいドラマや映画を手掛ける超有名監督になった。一方【A】は有名タレントのマネージャー等を勤め、二人とも忙しい。
やはり、バアバは可愛いひ孫の面倒を見ながら、【S】家に仕えていたのだ。
バアバも【A】も【S】も【G】も、その頃が最高潮に幸せな時期だった事だろう・・・・・・。

平成3年に私の母が亡くなり、次の年には、伯母が亡くなり、そしてその次の年に、【A】が47歳と言う若さで亡くなった・・・・・・。全員、病気は癌である。
特に【A】の癌はスキルス性の物であり、発病から僅かな期間で亡くなってしまった。なので、3年間で相次いで3人の身内が亡くなった事になる・・・・・・。
【A】が亡くなった時のバアバの憔悴振りは、今でもはっきりとこの目に焼き付いている。

そしてバアバは【S】家に残り、【S】と、ひ孫の【G】の世話を焼きながら、暮らしていた。

またまた時を経て、数年前【S】は再婚し、別の場所に新居を設け、長男である【G】はバアバの元に留まる事を決め、無論父親である【S】との交流は有るだろうし、多少の援助は受けているだろうが、今ではバアバと【G】との二人だけで生活をしているのである。
93歳になった今も、仕事から帰る【G】の食事の世話をし、働き通しだったバアバ・・・・・・。

それが聖母バアバの私が知る歴史である。


今書いたものを整理して読み返して見ても、改めてバアバを尊敬する。
何て慈悲深い人生なんだろうか・・・・・・。
私達の親戚関係は、辛らつ、辛口、ひねくれ者が多いけど、バアバの悪口を言う人間は誰一人も居ない。
バアバに何かを言われれば、絶対に太刀打ちできない事を誰もが知っている。
それほどバアバは正義感に溢れ、正しく、綺麗に生きてきた人なのだ。
皆みんな、そんなバアバが大好きでたまらない。

複雑な人間に嫁ぎ、複雑な生活を強いられ、複雑な人間模様の中でいつも笑顔を絶やさず、常に運命に感謝し、何一つ文句も言わずに、「ありがたい。ありがたい」と言いながら、皆に慕われていたバアバ。

93歳での入院は、深刻だ。
もう十分にやりつくしたと言う、神様からのご褒美なのかもしれない。
もしかしたら、神様がバアバを連れ去るかもしれない・・・・・・。
そんな不安がよぎる。

青春を捨て、女を捨て、自我を捨て、欲を捨て、与える事のみに喜びを抱いていたバアバ・・・・・・。

先日いとこ達が見舞いに行った時、バアバは病室のベッドの中で、まだひ孫のための、新年のおせち料理の心配をしていたと言う・・・・・・。(苦笑)
「すみませんねぇ、心配かけちゃって・・・。大丈夫ですよ。すぐに元気になっちゃいますから・・・。それより今年はオセチ、注文しなきゃいけませんねぇ」と、苦笑していたと言う・・・・・・。

バアバ・・・・・・、もう良いよ・・・・・・。
頼むから少しはゆっくり休んでよ・・・・・・。


疎遠だったバアバと此処最近、交流を沢山持つことが出来た。
どうしてもバアバと話していると長電話になってしまうので、殆どこちらから電話も掛けられずに居たのだが、この所、電話で何度も話した。
電話をするたび、バアバは「可愛い孫が松本にも居るんだって、いつも思ってるのよ。宝くじが当たったらアンタに半分わけてあげるからね」と言ってくれている・・・・・・。(笑)

いつも、「大丈夫、元気よ」と言ってたバアバが、初めて自ら「病院に連れてって欲しい」と言ったそうだ。
余程辛かったのだろう・・・・・・。
先生は、老衰だと診断したそうだ。何らかの検査や処置をするには、もう、体力が無いので可哀想だと言っているらしい・・・・・・。
今、バアバの足全体に水が溜まり、細かった足がパンパンに膨れ上がってると言う・・・・・・。
私の膝に、数十年ぶりに水が溜まったのは、何かの虫の知らせだろうか・・・・・・。
今直ぐにでもお見舞いに行きたいが、経済的にも仕事的にも、それが出来ないのが死ぬほど辛い・・・・・・。

バアバを絶対に失いたくない。と言う気持ちと、バアバをもうそろそろ、楽にしてやらなきゃと言う気持ちと、皆の気持ちが複雑に揺れている。
元気になってしまえば、又、バアバは無理をして、張り切っちゃうに決まっているのだから・・・・・・。

そんな風に、赤の他人である家系の人間全てに、慈悲深い愛情と、沢山の教えと、沢山の優しさと、沢山の想い出を与え続けてくれているバアバを、心から褒め称えてあげたくて、今日のエッセイを書いた。
日記としてではなく、今日はエッセイのツモリで真剣に書いた。

貴女は本当に、親子愛の薄い家系を持った私達にとってのマザーテレサです。
子供を一人も産んでいない貴女は、この世の誰よりも、素晴らしく立派な母親です。
貴女に苦しみや痛みが起きないよう、精一杯松本から祈りをささげます。
バアバ、頑張ってね。
貴女に逢いたいよ・・・・・・。


バアバ、アナタノジンセイハ、ホントウニ、シアワセダッタノデスカ?
ソシテアナタハ、マダ、ヒトニツカエヨウトイウノデスカ?
ドウスレバ、アナタノヨウニ、ジアイダケニイキラレルヨウニナレルノデスカ?
モットモット、アナタニオシエテホシイコトガ、タクサンアルノデス。




2004年12月16日(木)
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■ (日記) 悪たれ色々


まだこの日記を書き始めた頃、アタシ達夫婦の不思議を書いた事がある。それは【一卵性夫婦】と言うものだが・・・・・・。
そしたら又、立証するような事が起きた。

4日ほど前からアタシの膝が酷く痛く、どうも水が溜まってるようなのだが、昨日からフゥーリィーの膝にも水が溜まってしまった・・・・・・。
昨日の夕方、アタシの出掛けに、ビッコ引きながら帰って来た。
【頼むから水じゃなくて、金貯まってよ・・・・・・(泪)】

いつもはアタシが出た後に帰って来る。
でも、ドアが開く音がしたので、ラッキ〜♪ 店まで送ってもらえる・・・・、と思ったら、トンでも八分だった。
「此処まで運転して帰って来るのがやっとだったんだから勘弁してよ・・・」だとさ・・・。【チッ!! 使えんやつじゃ!!】

入れ替わりに痛い足を引きずってバス停まで歩き、歩きすら、(夫婦でビッコかよ・・・)と思ったら、なんだか可笑しくてケタケタ笑い出してしまった。
ビッコ引き引き、ケタケタ笑いながら歩く姿は、我ながら不気味・・・・・・。
他人がそんな歩き方してたら、避けて通るだろう。

不気味と言えば・・・。
話が全然変わるけど、ドンキホーテの事件は怖いなぁ・・・・・・。
多分あの事件の片方のドンキホーテは、アタシも以前行った事がある店だと思う。従姉妹の家に泊まりに行った時、二人で行った店のようだ。
まだ松本にはドンキホーテは無い。なので、とても興味があって連れてってもらったのだ。
しかし、犯人は酷い事をするなぁ・・・・・・。
あんなジャングルのような店では、逃げようが無いじゃないか・・・・・・。
増してアタシは方向音痴、そんな事件に居あわせたら、真っ先に逃げ遅れる口だ。

人間、本当に病んで来た。
何処まで行くのか・・・と言うくらい日本は犯罪王国になってしまった・・・・・・。
しかも、ワケの解らない凶暴犯罪ばかりが増えて来ている。
それだけ日本人にストレスが多く溜まっている証拠だね・・・。
何とかしてくださいよ。お偉いさん達・・・。
もう歯止めが利かなくなっている図式。

・・・と、此処まで書いたら玄関で ピンポ〜ン♪
誰かと思い、玄関内でどちら様でしょうか?と聞く。
そうしたら「あの・・・先日もお伺いいたしましたエホバの聖人と申しまして・・・・・・・」と女性の声。しつこくしつこく、もう、5回目だ。
『あの・・・アタシはかの有名なぐうたら教、ぐうたら神の司祭者ですのでケッコウなんですっ!!!』と言って断った。(笑)
覗き穴から見て居たら、首をかしげながら帰って行った。
モシカシテ、アタマイカレテル? と思ったに違いない。
もう二度と来ないだろう・・・・・・。(プププッ!)

こんな貧乏所帯でも、チト離れ小島のような位置に大家の家と、このコーポがあるので、玄関のチャイムが鳴っても、最近ドアをあけずに対応している。
まぁ、強盗が来たって、取るものもないし、一緒に世知辛い世を嘆き酒盛りになるのが関の山だが・・・・・・。(笑)
でも、正解正解。ドアを開けるとしつこいんだ・・・。あの人達。(苦笑)


えっと・・・何処まで書いたっけ?
あぁ、そうだそうだ・・・。日本の犯罪が年々凶暴化している話だった。
それどころか、最近、北朝鮮問題にしても、何にしても、本当に怖くて憂鬱なニュースばかりだ。もう、イヨイヨ世界戦争になっていくのかなぁ・・・・・・。

税金もまたもや上がるようだし、本当に日本に居るのはもう嫌になって来た・・・。
あの、昭和時代の日本のような楽園はもう何処にもないものだろうか・・・・・・?
そんな場所があったら移住したいよ・・・・・・。

なんで国が無駄遣いで作った巨額の借金を、アタシ達で返さなきゃいけないんだよ・・・。ふざけるな!!
こちとら、夫婦でビッコひいてるって〜のに、医者にも行けないんだ!
アタシ達は自ら作った小額の借金アップアップしながら返してんだ!!
生活するのもおぼつかないって〜のに、まったく・・・・・・。
他の国に資金援助するくらいなら、日本の自殺者からまず救ってやれよ!!!!!ってんだ!!!
裏金使って良い思いしてるのはアンタ等だろうが!!
そういう悪人どもで返せってんだ!!!
このオオバカドモメが!!

あぁ〜、スッキリした。

あぁ・・・世も末だ・・・。早く自然に天に召されたいよ・・・・・・。
もうこんな世の中、嫌だ。


2004年12月15日(水)
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■ 【お仕事日記】 減点法か加算法か・・・・・・


過去を振り返ってみて・・・・・・、人と出会いがあり、最初の印象が素晴らしい人だと、すぐにアタシは良い人と思ってしまうクセがあった。(いまだ抜けきれない悪い癖だ)
でも、そういう人に限って付き合いを始めてみると、そうでもなかったな・・・と思う事も多い。
100点満点からスタートし、事あるごとに減点して行くと、ゼロになってしまう事もしばしばで、時に一気にマイナスになる事もある。結果、いつしか自然消滅する。

でも、最初、嫌なやつだなぁ・・・とか、えらいやっちゃ・・・、と思っていた人とも、やはり仕事上、付き合いを始めなきゃならない事もあるので、そういう場合は、マイナス50くらいから加算法を取って行くと、案外、付き合いを重ねていくうちにどんどんプラスされて行く人なども多いものだ。

アタシが心より信頼する【H】に、以前から良くしかられた。
「アンタは人を見るとすぐに良い人だと思い込むからバカなんだよ。人に出会うたび良い人であって欲しいという願望が、そうさせているんだろうけど、アタシみたいに最初から人を疑って疑って疑って掛かってるとww、案外、こんな所も有るんだ・・・ああ、あんな所も有ったんだ・・・と、良い部分が見えてくる事もあるもんだよ」と・・・。

なるほどそうだと思う。さすが【H】
減点法より加算法のほうが、人間の奥が良く見えてくるものかもしれない。

そしてある程度、互いの心が分かり合えるようになると、減点したり加算しながら、常に60〜70点の位置が保てるようになる。
こうなって初めて人間の付き合いというものが、安定してくるものかもしれない。


だから何なんだ? と言うと・・・・・・。(笑)
ママとは加算法で付き合っていく事にしたのだ。
最初から良い人と思いこんで働けば腹も立つ。でも、あれほど酷い噂から入ったので、なまじっか期待しないで済む。
そのうちに、案外加算法でマイナスからプラスになっていくかもしれない。
そんな気がしてきた。

考えてみりゃ、店なんて言うものは、抑える人間ばかりじゃ、潰れる。
かと言って皆で、呑めや歌えや金使えやでも、潰れる。
客に甘えてねだる人間が半分・・・。それをやわらかく抑えてあげる人間が半分。それでバランス良く成り立っていくのかもしれない。
わがままなお姫様に仕えるバアヤとしては、「おおヨシヨシ・・・・・・。でも、おいたはいけませんよ・・・。過ぎた我侭もいけませんよ。そんな事してると、いつかバチが当たりますよ〜♪」と言う感じでやって行くのがベストだろう。
どんなじゃじゃ馬も、優しいバアヤの言う事なら聞くようになるのかも・・・・・・。

夕べも既に他の店で酔っぱらって来た貢君【30000使った客】に、クリスマス用のモールを、あっちに付けろ、こっちに付けろとコキ使っていた。貢君、言われるままに椅子の上に立って、天井に背伸びして・・・・・・。
【アレじゃ、一気に酔いが回るわなぁ・・・・・・】
貢君、哀れなものだ・・・・・・。(苦笑)
んで、「散々コキ使われて可哀想だねぇ・・・」とアタシが冗談めかして言ったら、「良いんだもんね〜♪ ○△」と猫なで声のママ。
その客は、アタシに耳打ちし「でもママにもあれでいてケッコウ可愛いところが有るんだよ」と、一生懸命庇っているのだ。(苦笑)
んで、ご褒美のチュは? などとジョークで迫ったら、ママに「ばぁ〜か!」と蹴飛ばされていた。(笑)

それ見た事か。ワッハッハ・・・・・・。

そかそか、二人の間で分かり合えてるなら、バアヤは口を挟むまい・・・。
どうぞどうぞ、ご勝手に・・・。(笑)

夕べ、久々にママに送ってもらい、車の中で初めてママと個人的に話しらしい話をした。しかも1時間半も・・・。(笑)
勿論、言い合い覚悟で忠告から入ったのだが、以外にも素直に聞き入れてくれ、ママの願望や愚痴みたいなものも話してくれた。
私が思うに、やはり彼女は過去に色々なストレスを抱えてきた人間だと思う。
自分の場所や尊厳を、ああいう無茶なねじくれた形で示そうとするには、それなりの原因があったのだろう・・・・・・。
それが間違いだとわかっていても突っ走りらざるを得ない何かの蓄積がきっと有ったのかもしれない・・・・・・。
もしかするとアタシが思う以上に孤独なのかも・・・・・・。
その孤独感を、人をひれ伏せさせる事で補おうとしているのかも。

やはり人間は話し合わないと見えてこない事もある。人を知るには話し合い(探り合いとも言うが)と言うものが如何に必要か・・・と言う事だ。

でも、彼女の今の考え方では何れ店には破綻が来る。
惚れた男の本当の怖さを、彼女は知らな過ぎる。
本当に危なっかしくて見ちゃいられん・・・・・・。

しかし、夕べの話し合いで、マイナス50点がマイナス20点くらいにはなった気がする・・・・・・。


2004年12月14日(火)
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■ 【お仕事日記】 yareyare


実は、チト困ってる。(苦笑)
今の仕事先の経営者、人間として最もアタシの苦手なタイプだった。
ある昔〜〜〜〜〜〜〜からの友人に電話し『仕事決まったよ〜♪ 何処そこの店に入る事になった』と言ったら「どうせすぐに辞めることになるわ」と意味深な含み笑いで一言で片付けられた。(笑)
『え〜っ!? 止めてよ。頼むから変な事言わないでよ・・・。折角好条件の仕事見付ったんだから・・・』とアタシは出鼻をくじかれたような憂鬱な気持ちになっていたのだ。
彼に言わせると、そこのママはアタシハママヨアンタタチハシモベヨ・・・タイプだと言う。(笑)
どこかのお嬢様らしく、人を見下し、何様のツモリだよと言いたくなるような女性だと言うのだ。
でも、普段人の悪口を言うタイプの人間ではないので、余程なんだろうと言う気持ちと、そこまでかなぁ・・・?と言う気も半分はあったのだが・・・・・・。
何しろこの目で仕事振りを見てみない事には何も言えない。

んで、一日働いてみて、なるほど・・・そう来たか・・・。と言う感じで、もうアタシは彼女の人間性を見抜いてしまった。
って事は、面接の時はネコを500匹くらい被っていたのだろうか。(笑)

☆先ずは初日、ママが6時半には店に入ってると言うものだから、アタシは7時からなのだけど、初日だしとも思い6時半に行ったら、嘘ばっかこきやがって(笑)来たのは7時6分前。
アタシャ寒い外で30分ほど立っていた。
「ごめんなさい、待った?」でもなければ、普通に「おはようございま〜す」と、いけしゃ〜しゃ〜と来たもんだ。(笑)

☆カウンターでタバコを吸ってはいけない、カウンターに女の子は座ってはいけないのだとも面接時に言われていたので、案外きちんとした商売をしているのかもなぁ・・・と思ったら、ママはバカスカタバコ吸うし、カウンターにも座っている。【!?】

☆良心的な値段と聞いてはいたが、前も書いたとおり、一人の常連客に一日で30000も平気で使わせられる心の持ち主である。【!?】

☆ママと女の子達はグラスもドリンク料も全てが別格なのよと言う風情。【!?】


☆初日から命令口調。
その他諸々・・・。

まぁ、この5項目を見ただけでも、大方想像は付く事だろう・・・・・・。
要は、お嬢様育ちなわがまま娘の趣味の店なのだ。彼女が優越感を満たすためにある店なのだ。
命がけでその店で食って行こうと言うタイプでは決してない。
なので、人も客も大事に出来ないのだろう。
さすが友人の忠告は、満更大げさではなかった。なので、1年足らずの店なのに従業員の入れ替わりも激しかったようだ。

実は、初日に仕事が済んだ後『あんな取り方をする店に客を呼ぶ自信は無いので、今日で辞めさせてもらいます』とママにはっきりと言ったのだが、取れる人からは取ってるだけで、皆にそんな商売をしているわけでもないし値段的な事は考えるから・・・と言われた。
それにアタシの事はとても喜んでいるのだと言う。
事実、お客や他の従業員には、本当に良い人が入ってくれたと、言っているようだ。
紹介者からも「お願いだから辞めないで!!」と強く引き止められたので、今一度思い留まって見る事にしてみたのだ。
そして、土曜日に初めてアタシの客が来てくれた。
友人二人と、その人達に電話で呼び出され、フゥーリィーも飲みに来た。(笑)
そこで本当に値段を考えてくれてるのかも解るではないか・・・・・・。

まぁ、本当に気を使ってはくれたのだろう・・・。高くは無かった。
むしろ安いくらいかもしれなかった。
でも、やはり、彼女の評判は良くはない。友人達もフゥーリィーも私の言う事に左右される人間ではない。ありのままを見つめる人間だ。
どんな印象を持ったか素直なところを聞かせてねとだけ、言っておいた。
皆、見る目を持った人達なので、「まぁ、出来る限り我慢しな」と納得していた。

それとは別に金曜日の日、アタシが経営していた店の常連客だった客が偶然にも団体で来たのだが、その中の二人を知っていた。本当に10年振りくらいだろうか・・・。
奥のボックスに行ったので、アタシャ気恥ずかしいのでカウンターに隠れ知らん顔していたのだが・・・。すぐにバレた。(苦笑)
カウンターまでやってきて「なんでマキさんがこんな店に居るの? だめだよこんなところに入っちゃ」と言われてしまった。
ママが聞き耳を立てていたのだろう・・・急に風当たりが強くなった。(笑)

しかし、客がそう言うって事は、やはり経営者が何らかの不信感を持たれているって事だ。
それに早く気付かなければ、店は2年と持つまい・・・・・・。
真剣に商売を考えているなら、人々の心の声を聞き、少し考え方を変える必要があるだろう。

値段的な事に関しては釘をバッチリ刺して置いたので、どうかアタシ関係のお客様は安心して来て下さい。
ママだって一度限りの客よりも何度も足げく通ってくれる客がありがたいに決まっている筈だもの。

金持ちの人って、なんで高飛車で人の気持ちを考えない人が多いんだろうか・・・・・・。だから金持ちになれるのか・・・。
なので、アタシは金持ちで人の気持ちも考えられる人は、とても尊敬するのだ。

徐々にアタシの実力が発揮できれば、ママの考え方も少しは変わるかもしれない。
って言うか発揮して説き伏せるしかないかもしれない。
ママがアタシ達従業員の忠告を素直に聞いてくれるようになるか、アタシが先に根負けするかは解らぬが、案外長い目で見れば何とかなるのかも。
アタシよ、大人にな〜れ。大人にな〜れ。

なので時給1000円と提案した時は、安すぎたかな? とは思ったけれども、やはり妥当だった。
もっと貰って客も呼ばないと思われるのは嫌だもの。1000円分の仕事をきちんとこなしていればと割り切った方がかえって気楽かもしれない。

先日、カウンセリングの友人に言われたとおり、反発心ではなく、慈悲の目で見つめて行こう。
もう少し付き合ってみないと、ママの良い部分が見えて来ないのかも知れない。

ヤレヤレ・・・、今度は孤独な裸の女王様に出会ってしまった・・・。アタシャ本当に仕事運にはツイテない。



2004年12月13日(月)
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■ (日記) 老いらくの恋!?


今日はフゥーリィーが休みなので、二人でジジ(義父)の顔を見に行ってきた。
フゥーリィーの会社がその施設の近くなので、いつも会社帰りに寄ってきてしまうため、アタシはまだ一度も行った事がなかったのだ。
その老人施設はまだ新しく、凄く立派な建物で、まるでどこかのリゾートホテル並み。
「アタシが入りたいくらいだわ・・・」と言ったら「すぐ入れてもらえるさ」だとさ。
どういう意味じゃ!? 絞め殺したろか・・・!!!(笑)


先ずはホールに入るとジジ達が書いたと言う習字が貼り出してあった。
この施設はカラオケ会や、習字の会や、踊りの会などが定期的に行われるらしく、ジジは習字が得意なので、張り切ったのだろう・・・・・・。何故か「焼芋」と言う文字だったが、その字はとても上手でジジらしく、温かい字だった。
ジジは何を思って焼芋にしたのだろう・・・・・・。
そんなところに興味が沸く。
ババ(義母)と焼き芋を食べた想い出が有るのだろうか・・・・・・。
ババへの土産にしようと、思わず携帯カメラで写真を撮った。

いよいよ病室に入ると、ジジは昼ご飯が済んだ後なので昼寝でもしようとしていたのかベッドに横になっていた。
病室も素晴らしく、まるでちょっとしたホテルのよう・・・・・・。
「ジジ、会いたかったよ〜♪」と声をかけるなり、ジジは顔をくしゃくしゃにして笑い泣きしていた。
アタシはあの顔にとても弱い。アタシまで泣きそうになる。
アタシは若い頃に父を亡くしているので、ジジが大好きなのだ。

フゥーリィーに言わせると、ジジもアタシの事が好きらしく、先日も「あの子は良い子だ」と褒めていたと言う。
さすがジジは、人間を見る目にたけている!(笑)

しばらくの間、取り留めの無い雑談をし、アタシのジョークやらフゥーリィーのジョークやら、二人の漫才もどきの会話を聞きながら、ジジは泣いたり笑ったり、忙しそうだった・・・。
アタシが冗談でジジの隣に泊めてもらおうかなぁ・・・と言ったら「ああ、良いよ良いよ♪」と頷いている。

そうしたらジジはおもむろにパジャマのポケットから、美しい文字で書かれた女性の名前と住所を書いたメモを取り出し、アタシに見せるのだった。
アタシはてっきり、老人施設なのでジジがどこかのお婆ちゃんと浮気をしているのかと思った。(笑)
そうしたら、どうもボランティアで世話をしに来た高校生の女の子の住所らしいのだが、手紙の交換をするらしい。
ジジはちゃっかりと住所を居止めているではないか。お主、中々やるなぁ・・・・・・。
さすがフゥーリィーの父親だけ有って、かなりのナンパ氏だ。

「お義母さんに言いつけてやる」と言ったら「ダメだ」だって・・・・・・。(笑)
皆で大爆笑だった。
その笑顔も義母に見せてあげようと思い、しっかりと写真に収めた。

「ジジもババも別々の病院に引き離されて、まるでロミオとジュリエットみたいで、可哀想だわなぁ・・・」と言ったら、又泣きそうな顔になった。
本当にジジとババは、愛し合っているんだなぁ・・・・・・。
凄く羨ましくて微笑ましい・・・・・・。

ジジは脳梗塞で倒れてから、言葉がしゃべりにくくなってしまった。
上手く口が回らないようで少々聞き取りにくい部分もある。なので本人は遠慮するのか無口になりつつある・・・・・・。
でも、今日のジジは嬉しそうに良くお喋りしてくれた。
そしてとても楽しそうだった・・・・・・。

あっという間に時間が過ぎ、あまり疲れさせてもいけないので引き上げようとしたのだが、ジジの寂しげな目をみたら少し辛かった・・・・・・。
でも、もう道順も解った事だし、今度は自分で行ける。
これからはできるだけちょくちょく顔を出しに行こう。


ホールに張り出された習字をもう一度じっくり眺め、施設を後にした。
まるで学校みたいだ・・・・・・。
ジジは童心に戻って、案外、施設生活を楽しんでいるのかもしれない。
踊りを踊ったり、カラオケをしたり、大好きな習字をしたり絵を描いたり・・・、優しい人達に囲まれ、チャッカリ若い女の子とまで仲良くなっちゃったりしている。

最初、施設に入ると聞いた時、ジジが可哀想で可哀想で、涙が溢れて仕方が無かったのだが、なんだかホッと安心した。あんなに素晴らしい施設なら安心だ。

高校生の女のこの事は、ババに秘密にしておこうかなぁ。言いつけちゃおうかなぁ。(笑)
でもやっぱ、内緒にしとこう。
ババが点滴の管をはずして、病院を抜け出したら困るもの。(笑)


2004年12月11日(土)
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■ 【お仕事日記】 アノ店コノ店いろいろあらぁ〜な


今日は朝から人と会ってたりしてたので時間が無く、日記を書いてる間がなくなった。でも、日記を書かないと病気になりそうなので、ほんの少しでも書いておこう(笑)

昨日は仕事始めだ。久々なので結構疲れた。
と言うか、さっきから何故だか膝が痛い。
どこかで打ったわけでもぶつけたわけでもないのに、こんなに痛いのは何故??
久々に立ち仕事をしたせいかなぁ・・・?
それとも又もやぐうたら神の忠告かいな?(苦笑)
何しろあまり曲げ伸ばしが出来ないので、今、座薬のお世話になった。
フゥーリィーの病気が移動して、水でも溜まったのかなぁ・・・。膝が痛いなんて事は大昔に一度有っただけだ。
まぁ、今日明日行けば日曜は休みなので頑張ろう・・・。

初日である昨日は然程忙しくは無く、数組の客とカウンターに常連らしいお客が一人居たのだが、その人と話している内にフゥーリィーの昔の友達だと言う事が判明し、ビックラコイタ・・・。世間は狭い。
お人好しな彼は、ママに惚の字らしく、ママにとってはかなりの上客のようだ。
ママに言われる通り、ハイハイ言う事を聞いている。(笑)

途中で抜け出し、街頭で割引券の配布まで手伝ってきた挙句、携帯でママに焼き鳥をせがまれ、お土産付きで店に戻ってきた。
それからビールを数本呑み直し、アタシの事も大変気に入ったらしく、アタシのような優しいオバチャンが入店した事をとても喜んでくれ、それを見たママが、すかさず、「そんなに嬉しいなら入店祝いに何かマキちゃんに好きなボトルでも入れてあげたら?」だって・・・。

それにも「ハイハイ」
ママにワインをねだられ
「ハイハイ」
食べ物をねだられ
「ハイハイ」
女の子のドリンクをねだられ
「ハイハイ」
一人で31000も使って行った。
お見事! 天晴れ!! さすがママ。(笑)

でも何だか可哀想・・・・・・。
でも、お金持ちらしいし、いつも喜んで帰って行くみたいだから、まぁ、良いか・・・・・・。
アタシの心配する事じゃない。

しかし、ああ言う風に心を鬼にし、割り切った商売をしなければ、お金は残せないんだろうなぁ・・・・・・。
さすがやり手だ・・・。ど素人だなんて、やっぱ、謙遜だったようだ。
取れる人からは取る! これが商売の鉄則みたいだ。
“〆( ̄  ̄*) ササッ メモしとこう。(笑)

アタシャ博愛主義者なので、逆立ちしたって真似出来ないけど、水商売にはある程度のしたたかさも必要不可欠なのだろう・・・。
アタシみたいに如何に客に安く飲ませてあげようか・・・なんてぇ〜魂胆じゃ、貧乏経営者になって当たり前か・・・・・・。
【冷や汗】

だからアナタは貧乏なのよ。世の中、金を残した方が勝ちだわよ。なんて勝ち組の人達に言われたら、ぐうの音も出ないだろうなぁ・・・・・・。(笑)

まぁ、たまたまその人がそういう人らしいので、いつもそう言う商売をしているわけでは無さそうだし、アタシの客達にはちゃんと融通を利かせてくれると言う事なので、少しは安心したが、アタシャ正直、チト心配になったよ。
安く上げさせる事ばかり考えているアタシもアタシなんだろうし・・・・・・。
だから何時までも貧乏なんだろう・・・・・・。

でもご安心を・・・。アタシの仲間が貧乏なのは宣伝してありますし、安く上げてくれるみたいなので、安心して飲みに来て下さい。

金を残すか、人を残すか・・・・・・。う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・・・・・・。
アタシャ、やっぱ、どっちも残したい。(笑)


2004年12月10日(金)
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■ 【エッセイ】 神様を味方に着ける!?


この一年間、アタシは良しに付け悪しきに付け、神様と言う存在を意識して来た。
と言っても、アタシは無所属。どこの宗教にも所属してはいない。
アタシが勝手に作り上げている、我が【ぐうたら神様】が居るだけで、後はたまに心の中で浮気するくらいだ。(笑)
ただ、神様と言う存在が、確かに有ると言う事は、薄々感づいている。(笑)

もうはるか昔の事。そうそう・・・、アタシが一度目の結婚で、離婚の危機に直面していた頃、その時世話になっていたおせっかいな人に誘われww、しぶしぶ義理半分でとある宗教に連れて行かれた。
アタシャその頃、神様よりも、むしろ、悪魔と手を組みたいと思っていたくらいの人間だったので(笑)半信半疑だし、正直、面倒だった。
でも、さほどお金が掛かる宗教でもなく、絶対に何かがたたってると言うので、着いて行ったのだ。
それは気功にも似た宗教で、祈りを込めて手をかざすと、不思議な神通力が出ると言うような宗教だった。
不思議な出来事には子供時代から興味も有ったし、少し面白そうだとも思えた。(笑)

しかし、すぐに辞めてしまった。
理由は、こんな不謹慎で、不真面目で、全然信心深くないアタシに、その宗教の神様は、変にご利益を与えてくれ過ぎたので、不気味で怖くなったというものだ。
なまじ、ご利益があり過ぎるというのも怖いもんだ。

例えば、その宗教には3日間の研修があり、嫌々だったアタシは、初日から寝坊してしまい、30分に一本と言うバスに乗り遅れ、もう辞めた〜♪ 諦めよう〜♪ これ幸いとばかり引き返そうとしたら、手も上げてないのに空車のタクシーが止まり、神が「乗れ!!」と命令したのかと思っちゃったのだ・・・。
そして研修2分前に着いてしまった。
【アレは完璧に神様が拉致したのだと今でも思っている。】
それからは、まな板に乗った鯉のツモリ。え〜い、好きにしろと言う心境だった。
それを皮切りに、色々有った・・・。

その後、亡き母がとあるデパートで有り金や印鑑類や通帳全部が入った大事なバッグをなくしてしまい、5日間経っても出てこないと泣きを入れてきた。
そしてダメ元で祝詞を唱え、真剣に祈ってあげたら、その一時間後にデパートから電話があり、従業員がショーケースの下から拾い上げてくれたとの事。
あん時ゃ、背筋が凍った。(笑)
母も半信半疑で、お布施にと10000万円くれたが、アタシャ使い込んでしまった。
とか・・・、

動物病院で交通事故に遭った瀕死の子犬に出くわし、先生自体がもう完璧に諦めていたのだが、内緒でコッソリ手をかざしてみたら、翌日から持ち直し、数日後には退院して行っただの・・・・・・、小さな出来事まで数えるときりがない。

ニモカカワラズ、ナマグサ坊主のアタシャ、道場にも中々出向かず、掃除や何かの奉仕もしなく、こんな不謹慎なアタシゆえ、その後の天罰が怖く、申し訳なくなって辞めたのだ。
今の波瀾はその神様の罰かもしれない。(笑)

それからはずっと無所属なのだ。

これからの話はアタシの空想上の事なので、真剣に考えないで欲しいのだが、アタシャ、神様の最高峰と言うものが一人居て、その最高峰が様々な弟子的神様達を作っているのだと思う。
それがキリスト様であったり、お釈迦様であったり、アラーの神様であったり、その他もろもろの神様達。
人類達は自分に合った神様を自由に選び、羅針盤にしている。

んで、アタシが勝手に作ったのは分相応である【ぐうたら神様】だ。だから信者はアタシ一人だが、アタシはぐうたら教の司祭者だ。(笑)

神様の中でも最低の神様で、持ち主に似て、働きは悪いし、底意地が悪い。
なのでしょゅ中文句ばかり言ってるし、喧嘩ばかりしているし、何度首にしようとしたか解らない。
そんなぐうたら神も、アタシの事が大嫌いなので、疫病神や貧乏神に変身し、アタシをコテンパンに痛めつける。
本当に反りが合わないといったら、ありゃしない。

でも、何故か最近そんなアタシタチに何かしらの友情【?】が芽生え始めてきたらしく、少し悪い時期と良い時期のバランスに変化が現れてきたようだ。
以前よりも数段、良い事や嬉しい事が増えてきた。
なので神様は、満更マジメな人間だけにほほ笑むのではなく、人懐っこい(神懐っこい?)人は見放さないで居てくれるようだ。

ある人がアタシにこう言った。
「マキュキュは神様を味方に着けてる様に思えるよ。なんだかんだ言っても、アンタは恵まれてると思うよ」と・・・・・・。

そうかもしれない・・・・・・。
アタシみたいに単細胞で、危なっかしい人間は、神様達は、神懐っこければ、チッ!と舌打ちしながらも、ヤレヤレ仕方が無い・・・とばかり、救い上げてくれるのかもしれない。
だから神様なんか居ないと思っているアナタも、極力神様に懐っこく迫りましょう。(笑)

これからもそんな神様達に見捨てられないよう、少しは身を正し、無邪気に生きていこうと思う。


2004年12月09日(木)
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■ (日記) 仕事が見付った


昨日の面接・・・、ママさんにとても気に入られたようで、明日から早速勤める事になった。
ママさんは30半ばだろうか・・・、でも、まだ自分の事を新米ママなのだと謙そんしていた。
12坪ほどのこじんまりとしたスナックらしく、まだオープンして一年足らずだという。場所を聞いたら、な、な、何と、2年ほど前、私が共同経営で、三ヶ月ほど関わって、相棒が抜けてしまったため泣く泣く辞めた店と同じビル内だ。(笑)
世の中狭いもんだ・・・。あのビルには縁があるのかなぁ・・・・・・。

他に週1〜4回くらいの女の子が3〜4人居て、ママの他に常時女の子が2・3人居ると言うローテーを組んでいる店らしい。
キャピキャピギャルは一人も居なく、皆、それなりにわきまえた大人の女性のようだ。

ママが家庭の事情から夜10時ごろからの出勤になるので、それまでの纏め役として、有る程度年配の場慣れしている人材が欲しかったそうだ。
アタシに色気や媚がなく、人間勝負で長年店の経営をして来たと言ったら、「そういう人こそが欲しかったんですよ・・・。願っても無い人材です」と喜ばれた。
要は、マネージメント的存在で採用されるようだ。
アタシャ勿論、女の子達やママさんの引き立て役で構わない。
そういう役目の方が、全然好きだ。

面接の際、アタシは、余り期待されても・・・と思い、「アタシの事は店にとっての裏方的役割で、その店のおっ母さんみたいな存在だと思ってくれて構わないから」と言って置いた。
時給も安くて構わないと思い、自分から時給1000円で取り敢えず如何でしょうか・・・・・・? と、提案したら、そんなんで良いのですか? と驚いていた。
ただし、お客さんを呼んだ際には少しバックが欲しいと言ったらそれは勿論OKだと言う。
それくらいの規模の店なら、料理作りも知れている。

高い時給を貰い、さほどでも無いじゃん・・・と、過大に期待されては困るもの・・・・・・。集客数や働きようによっては時給を上げてくれると言っていた。
アタシは金欲は然程無い。生活や支払いにさえ困らなければ良い。
それよりも和気藹々と楽しく働ける店で居て欲しいだけだ。

値段的にもセットが3000円なら然程高くない。
女の子を使い、駅前にある店なら、そのくらいが妥当だろう。
ボトルも焼酎4000円からだと言うから、良心的かもしれない。

正直言って店と言うものや、そこに関わる人間達の性質は、長く接しなければ見えて来ないものだ。
続くか続かないかも、有る程度は長く働いてみて初めて解るものだ。
張り切りすぎない事・・・。
それは今までの教訓として身についた防衛本能である。(笑)
なので、今回は釈迦力になって客を呼んだりせず、時給分のやるべき事をきちんとこなし、取り敢えずは裏方に徹し、じっくりと店の様子を見ようと思う。

ママには女の子の言葉遣いや、教育に関する意見などは、どんどん言って叱って欲しいと言われたが、アタシャそういう役目はニガテだ・・・。
励ましたり褒めたりする事は得意だが・・・、叱られるのはアタシの方じゃなかろうか・・・。(笑)

お陰様で毎日欲しいと言われ、月曜日〜土曜日までの7時から1時まで働けるので週一の休みはキツイが、帰りもママが送ってくれるそうなので、駐車場の心配もなく、代行代の心配も無い。
行きはバスで行って、帰りは送ってもらうことになった。
目標額の15万は難なくクリア出来るだろう。
わ〜いわ〜い♪ 取り敢えずは全ての願望が叶った事になる。
アタシをその店に紹介してくれた友人(今までの店のお客)も、週1でバイトをしてる店なので、その分お互いに心強い。
なので、頑張って明日から仕事しよう・・・・・・。

思ったよりも早く見付り、しかも、やりたい仕事だったので、取り敢えずはそこそこに頑張ろう。


2004年12月08日(水)
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■ (日記) もろもろ近況


お義母さんの手術、無事に終わったようで、ICUに再び出戻りにはなったがww、これで一安心だ。
昨日は麻酔が効いている為か、ずっと夢の中だったようだ。なので、誰も会話は交わせなかったらしいが、今日辺り麻酔から完全に覚めるらしい。
麻酔が切れた後が、少々痛むだろうけど、今は痛みのケアが優れているので先ずは心配ないだろう・・・・・・。
本当に無事に済んで良かった良かった。
お義母さん、良く頑張ったね・・・・・・。
後は、傷の回復を待って、徐々に元気を取り戻すだけだ。
フゥーリィー&他の兄弟たちもご苦労様でした。
会話が苦しくないようになったら、アタシも顔を見に行こう。


サテサテ・・・アタシの近況報告・・・。

地元で活躍中の【RANDOM THOUGHT】と言うjazz&fusion系のバンドが有るのだが、そのメンバーの殆どがアタシが経営していたエポックの客でもあり、アタシも2〜3度ボーカルとして加えさせてもらった事が遥か昔にある。
要は昔の顔なじみなのだ。

我がマブダチ【KS】もそのメンバー外だが、RANDOM THOUGHTのメンバー達とは深い交流があり、一匹狼ながらも活躍中の音楽家。
たまに各メンバーと混ざり、一緒に活躍しているとの事。

それで最近【KS】を媒体に、再びRANDOM THOUGHTのメンバー達と接触が持て、つい先日、彼等が出演しているライブハウスに音楽を聴きに行ってきたのだが・・・・・・。
その時メンバーの一人、きよサから「マキさんももう一度歌いなよ」と嬉しい言葉を頂いた。
正直言って、病み上がりになってからと言うもの、声量は極度に減り、音域は極度に狭まり、声の伸びも極度に無くなってしまっている。
なので、折角人気上昇中のRANDOM THOUGHTに恥をかかせては・・・とも思ったのだが・・・・・・、でも、その代わり、修羅場を歩いてきたアタシなので、技術ではなく心で歌が歌えるようにはなっていると思う・・・。
そして何よりも、大好きな歌はずっとずっと、何処かしらで歌い続けて居たい・・・・・・。
そんな切な願望から、恥を忍んで飛び入り参加を志願し、【KS】も含め、来年辺りから練習を開始し、1〜2曲、ゲストボーカルとして参加させてもらう事になったのだ。

こうして何かにつけてのチャンスを与えてくれる古き友人達との再会や、その他にも多くの出会いが有るという事は、まだまだアタシの人生捨てたもんじゃないかも・・・・・・。

そして今日、今まで居た店の常連客(若い女性客)から、1つの店(スナック)を紹介され、そこのママさんと面接してくる。
若い女の子ばかりの店らしいので、不採用になるかも知れないが、ダメ元で会って来よう。
週に2〜3日でも使ってくれたら助かるもの・・・・・。
そんな訳で、少し希望が湧いて来た。

木曽春秋の編集長も、「ちゃんと原稿さえ送ってくれれば、貴方の筆力を信じ、毎回載せてあげますよ」と言ってくれた・・・・・・。
しかし、あのカラオケ大会から一切編集長と連絡が取れないのが心配だ。
自宅に電話をしても携帯に転送され、しかも、メッセージが一杯だそうで、これ以上メッセージの録音が出来なくなっている・・・・・・。
どうしちゃったんだろうか・・・編集長。
あの日、かなりの発熱だったので、とても具合が悪そうだった。
インフルエンザなどに掛かってはしないかと心配しているのだが・・・・・・。入院などしていないかと心配しているのだが・・・・・・。
本の注文もまだまだ頂いているので、とても気に掛かる。
編集長様・・・、ご無事を祈ってますよ。


書く事、歌う事、これは確保できた。これで大好きなやりたい事で活躍すると言う夢は二つ叶う事になる。
後は、収入源となりうる仕事さえ見付れば、来年も何とか又生きていける。



2004年12月07日(火)
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■ (日記) お義母さんよ頑張れ!!


いよいよ、今日が義母の手術日だ。十時過ぎから心臓のバイパス手術が行われる。
極僅かな肉親以外は自宅待機なので、さっき、付き添う事になっているフゥーリィーに『安心して頑張るように伝えてね?』と、送り出したところだ。
アタシは家で仏壇の先祖に祈り、パワーに祈り、ぐうたら神に祈り、フゥーリィーからの報告をじっと家で待つ事にしよう。

フゥーリィーも、さぞや心配な事だろう。
手術が決まった時、フゥーリィーはあんなにも落ち込んでいた。
男の子の方が母の病気に気弱になる気持ちは、アタシの経験上からも良く解る。
普段は何だかんだと、文句ばかり言ってた息子が、私が2度目の手術を受けた時は、人が変わったように優しくなったもの・・・。(すぐに元に戻ったが・・・・)

普段、当たり前のように元気で居た母親が突然病に倒れる時、男の子は、本当に情けないほど狼狽し、慌てふためくものだ。
そうなってみて初めて親のありがたみが解るのだ。
だからなるべく普段から母親を気に掛け、優しくしましょうね・・・。(笑)

いまだかつて入院も手術も、なんの経験も無いお義母さんなので、きっとお義母さんも昨夜は眠れぬ夜を過ごしたと思う・・・。
命に関わるような病気の手術は時間も掛かるし、術前はあらゆる不安にさいなまれるものだ。
お義父さんの事、今後の事、子供達の事、色々考えて昨夜は不安だったのではないだろうか・・・。
でも、人間、病気になったらなったで、まな板の鯉になるしかない。
安心して眠っていれば、目覚めた時は、健康が待っている。
だから、何の心配もしないで頑張って欲しい。
医師の処置に従い、安心して身を任せ、じっくりと身体を休め、今までの数十年の疲れをこの機会に拭い去ればいい。

きっと病気は、神様が与えてくれる骨休めの時期なのだ。
いつも頑張り続けている人に、そういうものでも与えない限り、休まる余裕がない。
そんな神様の配慮で病気にさせてくれるのかもしれない。

アタシは癌の時、そんな気がした。


2004年12月06日(月)
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■ (日記) 純粋&純真って・・・・・・


先日、或る公共施設でカウンセリングをしている友人(Y)に会って来た。
電話では、たまぁ〜に話したりもするのだが、とても忙しい人なので、中々私的に会うことが難しく、それでもアタシの場合は不思議な事に、半年に一度くらいの割で、どうかこうか定期的に会えるチャンスに恵まれるのだ。

彼女は霊的なシックスセンスにも恵まれていて、アタシと会話しながらも、アタシの視線から外れ、アタシの頭上の霊と突然会話をしだしたりするので、アタシャいつも、驚き桃の木山椒の木なのだ。(笑)
アタシの背後に邪気を持った霊などがくっ付いてると、「今日は変なの連れて来ちゃってるよ〜」など呟き、サッサッ!と、まるでフケでも払うようにどかしてくれたりする。(笑)

今回彼女に会ったのは、仕事の事、社長と揉めた原因に対する愚痴、私の考え方の誤り、今後の仕事に着いてなど、今の張り詰めた心を解放してやるため、(Y)とどうしても、心の対話がしたかったのだ。
私が紹介したもう一人の友人が予約を取ってあり、その友人の悩みは私も知っているので、便乗させてもらい、3人での対談になったのだ。

話している内に、3人が3人とも、人並み外れた気持ちの持ち主である事を(Y)から告げられた。
要は、我々3人は、とてつもなく或る部分が純粋過ぎるのだと言う・・・・・・。
純粋純粋って世間でしょっちゅう言われてる言葉だけど、本当の意味の純粋って何だろう・・・。と、改めて辞書を引いてみたら、こんな事が書かれている。

(1)まじりけがない・こと(さま)。
「―のアルコール」
(2)けがれがないこと。邪念や私欲のないさま。
「―な気持ちで忠告する」
(3)ひたすらそのことだけにかかわること。一途なこと。また、そのさま。
「―に学問的興味だけで接する」
(4)応用や実験・経験などと関係なく、理論や形式のみを扱う学問上の立場・方法。
「―数学」
(5)〔哲〕 外的・偶然的なものをまじえず、それ自体の内的な普遍性・必然性をもつさま。
「―理性」

(3)番目と(5)番目は或る程度当てはまるが、その他はどうかなぁ・・・・・・。
アタシャそこまで清くない。
アタシャ純粋というより、むしろ単純に当てはまる人間だ・・・。

彼女いわく、今の世の中、純粋な事こそが世渡りの邪魔をするものであり、最近では余り良い意味で純粋という言葉が使われなくなってしまったと言う。
純粋がゆえに、人と衝突したり、世間への順応性にも欠ける事は多いみたいだ。
今の世の中、腹黒い人間が、いかに多いかという事なのだろう・・・・・・。
したたかで、腹黒くて当たり前・・・、くらいにまで人間の質が落ちているのだ。

NHKの人がお金を騙し取ったり、警察官が軽犯罪者をゆすったり、政治家が裏金で豪遊してたり、汚職をしたり、裁判される裁判官なんかもわんさか居るし、警察に捕まる警察官なんかもわんさか居るし、皆、金金金の為、日常茶飯事のようにうんざりする破廉恥事件の目白押しだ。

皆、誰でもお金は欲しい・・・。或る程度のお金がないと生きてさえ行けないのだから・・・。そして、お金が入り、余裕が出来、少しの贅沢に身を置くと、もっともっと贅沢がしたくなるのも、人間の性かも知れない。
でも、手を汚してまで、心を汚してまで、必要以上のお金を手に入れたいと思う人がそれだけ増えてるのは、どうかと思う。
食費を削ってまで、HNKの受信料を支払ってるアタシ達の気持ちはどうなるんじゃ!!
アタシャ、誰かのせりふじゃないけれど、三日後の生活が危うい状況なのだ。(苦笑)
でも、汚い事やあくどい事に手を出そうとは思わないもの・・・・・・。
自分が許せぬような悪い事をするくらいなら、干乾びて死んだ方がナンボも潔い。

このように不景気な世の中では、そのお金を極力出さないようにしてる人、極力多くふんだくりたい人で溢れかえって居る。
そんな世の中で仕事をするには、そういう人達の腹の中を見ながらしなくてはならない。
汚い場面や、ずるい人に遭遇する度【あぁ・・・・虚しいなぁ・・・】と落胆する。
そんな人達と仕事をするのが嫌になってくる。そういう人に順応してまで働きたいとも思えない。
それで良いのだと(Y)は言うのだが・・・。

「世の中奇麗事ばかりではない」と言う人は多い。 
アタシもそう思う。
でも、奇麗事だけじゃないにしても、質が有る。程度が有る。

アタシも、自分の楽しみのためには、お金使っちゃったりしてたもん・・・。無駄遣いもしちゃったし、豪華すぎる旅行なんかも後先見ずに行っちゃったりしたもん・・・。
でも、人を騙したお金でもない。誰かのお金でもない。自分自身の命と店を切り売りして稼いだお金だ。何が悪い!!ブァハハハ・・・・・・。(開き直るな自分よ!)
・・・んで、イマは究極の貧乏なっちゃったワケなんだけど・・・(冷や汗)

就職するにも、多かれ少なかれ、人間関係や相手の考え方への失望感は起こって当たり前。
自分を棚に上げ、人ばかりに文句や説教をする人も随分と多い。
ただ、そう言う、くだらない人間や、質の悪い人間達を目の当たりにした時にでも、面と向かい抵抗するのではなく、距離を置き、どうしてこの人はこんな風な考え方になってしまったのだろう・・・と言う、慈悲深い気持ちで見詰めてあげる事も大切なのだと(Y)は言う。
そんな考え方になってしまった経路を見詰めてあげる事だと・・・・・・。
そう考えながらも、心のどこかで切り離し、距離を置き、当たり障りなく付き合う事もずるい事ではなく大切なのだと・・・・・・。

まだまだ、カッカカッカしてしまう処が、アタシの人生修行の足りなさだ。(反省)

やはり今回も良い話を聞けた・・・。
いつもいつも、心の洗濯をして帰ってこれる。
アタシと全くスピリッツが違う人間とは、上手くやっていく自信が無かったアタシだが、そうやって考えれば、腹も立つまい・・・。気分もあわ立つまい。自分自身に落胆する事も少なくなるだろう・・・・・・。
それに、そんな人間達と、例え上手く行かぬとも、アタシには同じスピリッツを持った楽しく愉快な仲間が沢山居るもの・・・・・・。



2004年12月05日(日)
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■ (日記) 良い物見付けた 


今日、押入れの整理をしていて、とてもステキな物を見付けた。
小さな段ボール箱に、母の遺品が残されていたのだが、その中に亡き母が残した作詞ノートが見付ったのだ。(笑)
薄茶色に変色したノートを開くと、母が作った詞が数ページに渡って書かれていた。
これは私にとっては生まれて初めて見るもので、そういえば、一時期母は詞を書く事に凝っていた事を思い出した。
アタシをとっ捕まえては「見てみて〜」と言うのだが、取り合った事がなく、申し訳ない事をした。
なので、今日はじっくりとその駄作の詞を読んでみた。

紛れもなく母の字だ・・・・・・。懐かしい母の筆跡を見ながら、クスリと笑い、感慨深く、思春期を迎えた私に宛てた詞なども書かれてあった。
どれもこれも素人詞なので、曲にできるようなものは無いのだが、何となく面白いので、数個選んで載せてみる事にしよう。



� _蠅兇瓠併�の通り)

一  さなぎが蝶に返る様に  貴女の胸のふくらみを 
   ママは不安と驚きで   そっと見守るだけなのよ
   どうぞどうぞ     掴んで頂戴 穏やかな幸せを

二  固い蕾が開いたように  貴女の頬はバラ色ネ
   ママにも有った遠い日を そっとしのんで見てるのよ
   だからだから     しおれぬ花を 咲かせてと願うのよ

三  空を彩る夜星のように  貴女の瞳の輝きは
   ママが忘れた恋の灯ね  そっと大事に育ててね
   だけどだけど      恋に破れて 泣かないで頂戴ね


これは正に私に宛てて書いた詞だろう・・・・・・。
ちょっと軽めの、シャンソン的な明るいメロディーが似合いそうな詞だ。



�◆ [圓靴な�

一  貴女の重荷になるんなら 死ぬほど辛い別れでも
   そっと貴方の知らぬ間に 消えて行くのが真の愛と
   きつく自分に言い聞かす あきらめ癖が着いたのよ

二  哀しい時は泣けばよい  嬉しい心も隠さずに
   それが女の可愛さと   知っていながら出来ない私
   何時の頃から淋しいけれど あきらめ癖が着いたのよ

三  女の愛の始まりが    男の恋の終わりなの
   知っているから貴方の口で 言い出されるのが怖いのよ
   だから私は一人で生きる  あきらめ癖が着いたのよ
  
これは多分、母が儀父と付き合い始めた頃に書いた詩だろう・・・・・・。
演歌風と言うか、ムード歌謡風と言うか、如何にも昔風のメロドラマちっくな詞だ。(笑)
きっと母が、不倫をしている自分の切なさを綴った詞なのだろう・・・・・・。



��  私は人魚

一  人魚が泪を流す時  それは真珠になるという
   私が貴方を慕いつつ 流す泪は何になる
   夜空に消える    流れ星

二  星が流れて消えるのは  一つの命が終わる時
   たとえこの身果てたとて 貴方を想う真心は
   海に漂う        片瀬波

三  果て無き波に洗われる  ライン流れる岩を背に
   貴方に会う日      夢に見て
   もしもその日が来たならば 人魚となって守りたい 

これも上の詞と同じ頃に書かれたものらしい。
ロマンチストと言うか何と言うか、やっぱ、昔の人だけあって、詞がムード歌謡曲風だ・・・。
どうも母は、あたしに似て、結構恋に対しては、奥ゆかしいようだ(?)



�ぁ 〔蟻�


一  死ぬほど辛い時にでも  俺の心にゃ歌がある
   厳しい世間に打ち負かされて しょげてみたとて何になる
   鼻歌人生も小粋なものよ   明日は明日の風が吹く

二  生きて居りゃこそ花も咲く  今日の苦労も日が暮れりゃ
   おさらばあばよ明日が来て  頑張りゃ何とかなるものさ
   鼻歌人生で一杯やりゃあ   明日は明日の風が吹く

三  夜がどんなに長くても  待てば夜明けの日は昇る
   どっこい負けるかこんな世に  やるだけやったら運任せ
   鼻歌人生で生きていきゃあ  明日は明日の風が吹く
       
この歌詞はどう見てもド演歌だ。(笑)も少し洒落た詞を書いてオクレヨ。おっかさん・・・・・・。(汗)
これは今のアタシへの教訓歌だろうか・・・?
母もアタシと同じような苦労が尽きなかったのだろうか・・・。(笑)
母子は似たような人生を送るものだ。


�ァ 〔蟻�

一  シャッターに閉ざされた銀行の前に アタシはいつも座っているわ
   打ち明ける相手もなく  一人で苦労を背負ったような顔をしている娘さん
   ちょっとだけ勇気を出して その手その顔見せてごらん

二  人生は朝と夜との繰り返しなのよ 誰にも朝はやってくるわ
   ぶちまけて心軽々長〜い夜から抜け出しなさい 笑顔がとても可愛いわ
   ちょっとだけ気持ちを変えて  夜の長さを縮める事よ

三  人間はほんとうに誰もが一人ぽっち 幸せなんてくれはしない
   去っていった男なんて砂漠の中の一粒の砂 絶望なんて想わずに
   ちょっとだけ心のページ   汚したに過ぎない小さな滲みよ  


アタシの母も、占いに興味が有ったのだろうか・・・・・・(?)
こうして見ると、本当に母と私は良く人生経路が似ているのかも知れない・・・。
母の残したこれらの詞は、世に出ることもなく、誰の目に触れる事も無く、薄茶色に変色したノートの中で今もひっそりと眠っている。
そんな日の目を見なかった詞たちを、少しでも人の目に触れさせてあげたい・・・。
そう想い、気恥ずかしいような母の詞を少し抜粋して載せてみた。

日記のネタに尽き掛けていたので、助かった・・・。(笑)
有難うね、昌子。


2004年12月04日(土)
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■ (日記) 久々の交流


この所、普段、全然接触の無い東京在住のバアバ(儀祖母)や従兄弟や従姉妹たちと、急激に電話交流する事が増えた。

アタシの場合、いつもそうなのだが、普段、したくても出来ない事に対し、何かきっかけを起こすと、思いも寄らぬ、もう片方の親類から電話が来たりと言う連鎖反応が起こるようだ。

なので、松本に一人離れて暮らしている私なのだが、東京だけに住む他の身内同士よりも、一人一人との交流は数が多いみたいだから不思議だ。

そのバアバという人は、私の実祖父の後妻で、今はもう93歳になる大年寄りなのだが、未だ元気で先日書いた【海を渡るバイオリン】の監督である杉田さんの長男と二人で東京のとある都市に住んでいる。

バアバに電話したのは、先日の【Y】さんの、水町庸子(実祖母)に対する年表の疑問などをチョイト聞く為だったのだが、久々に電話したら、喜んでくれ、やっぱり凄い長電話になった・・・・・・。(苦笑)
いつも、バアバとの電話は、長電話になる為、しかも、アタシから掛ける為、長く話したいのは山々なんだけど、中々掛けられずに居たのだ。(笑)

「アンタ達は、ちゃんと二人で仕事をしながら頑張ってるの?」と聞かれ、思わず、『うんうん、二人とも頑張って稼いでるから安心して』などと嘘を付いてしまった・・・・・・。
でも、今までの経路で、何かを感じ取ったのか「アタシの宝くじが当たったら、アンタに分けてあげるからね。松本にもアタシの可愛い孫が一人居るんだという気でいつも居るんだからね・・・」なんて、嬉しい言葉を吐いてくれ、孫の中でも一番出来の悪いアタシャ、その言葉に思わず涙ぐみそうになったよ・・・・・・。

そして昨日は、真夜中の2時近くに、伯父【MN】の長女である【N】から突然電話が来た。爆睡中だったので、あいにく電話を取り上げる前に留守電になってしまったので、ナンバーディスプレーで番号を確認したら、その従姉妹だったのだ。
従姉妹とは以前、心の食い違いで喧嘩したまま、しばし必要な伝達以外では疎遠になっていた。

そんな従姉妹からの電話なので、もしや東京のバアバにでも何か有ったのではと思い、慌てて掛け直したら、「アンタ貧乏なんだから掛け直すわよ」と言ってくれ、折り返し電話をくれた。

会話はその後5時間余りにも達し(笑)意見の食い違いに付いての互いの反省や、お互いが抱えている今現在の悩みや愚痴、希望や、将来に付いての願望などの話になり、電話を切った頃は、もう、フゥーリィーも会社に出勤した後だった。

人間って不思議だ・・・・・・。
アタシの悩みや辛さは、全てお金が無い事による苦悩ばかりなのだが、従姉妹は、お金には全然困ってなくても、息子が独立し、離れていった事や、その事で生き甲斐を無くした事や、人との交流の苦手さから来る寂しさや虚しさに悩んでいる。
何かが良ければ何かが辛いと言うのは、人間の定めなのだろうか・・・・・・。
でも、誰も彼も皆、心に何らかの鬱憤やら不満やら悩みを抱えているものなんだと言う事を、新たに気付かせてくれたような気がした。

人間って話して見なきゃ解らない事が沢山ある。
その人に対するイメージや自分の物指しだけで相手を計るのは決して良くない。
馬鹿じゃなかろうかと小バカにしていたような人が、実は自分よりも全然優れた考え方をしている人間である事が解ったりもするし、幸せだと思っていた人が、実は、さほど幸せでなかったりもするし、腹を割って話し合ってみないと本当に人間同士って解らない事が多い。

だから、アタシは人間に興味があるのだ。
だから人間観察が好きなのだ。
その一人一人が抱えているドラマに興味が沸く。
良い人、冷たい人、意地悪な人、強い人、弱い人、ずるい人、怖い人、健気な人、優しい人、お茶目な人、楽しい人、明るい人、様々な人間が居る中、アタシはそんな風になった経緯なんかにとても興味がある。
この人は何でこんな感じで生きているのだろうか・・・?
そんなところに人一倍、興味が沸くのだ。

アタシよりも幸せな人間にも、アタシよりも不幸な人間にも、興味がある。
そして色々な人間が持つ気持ちや考え方を凝縮した良い人間ドラマをいつか必ず書きたいと思う。


2004年12月03日(金)
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■ (日記) 物事全てタイミング


この所、暇を見てはハローワークに通ったり、友人宅で取っている信濃毎日新聞の就職情報などを貰っては見ているが、本当に、やれるような仕事が無いのだ。
それでも数件は電話で当たってみたのだが、全てダメ・・・。
出来そうなものを見れば年齢で引っかかるし、学歴で引っかかる。
年齢や学歴で引っかからないものは、体力で引っかかる。
どっちも引っかからないものは、山梨の方までのルートセールスだ。
増してこの暮れとなると、使い捨てのような臨時仕事しかないのが常だ。

先日もハローワークの相談員に「製作工場の流れ作業のようなものでも良いから、何か有りませんか?」と聞いて見たら「アナタにはそんな仕事は向きませんよ・・・。アナタのような心と表現力のある方は、機械になって黙々と同じ作業を繰り返す事など、無理なのです。そのうちに必ず、ジレンマが起きますよ」と、あっさり言われてしまった。

でも、アタシはくだらない人間関係や、上下関係に神経をすり減らされるくらいなら、いっそ、自分が機械になったと思い込み、黙々と黙り込んで仕事をこなす方が性に合ってるのではないかとも思うのだが・・・・・・。

実は今まで居た店に入った直後、友人でも有る役所関係の客から「ある老人施設の監視役を探しているんだけど、マキさんなんか良いと思ったんだよなぁ・・・」と言われた事が有る。
聞けば、介護や重労働などをするのではなく、老人達の行動や言動などをチェックしながら、話し相手になってやると言った類のものだと言う。
給料も確実に15万円以上にはなったそうだ。
私が適役だと思い、私に話を持って来ようとしたらしいのだが、私が店に勤め始めてしまったため、他の人に回してしまったようだ。
正に、タイミング悪し・・・。
老人介護は腰痛持ちにはとても無理そうだし、資格も無い。でも、そういう仕事ならば願ってもないのになぁ・・・・・・。
アタシャ、老人愛好家だし、爺ちゃん婆ちゃんと触れ合うのは好きだ。
そんなタイミングのズレも、今年の運気が【乱気】のなせる業だろうか・・・・・・。

フゥーリィーは焦って探さず、本当にマキュが良いと思ったところに勤めてくれよ・・・と、ありがたい事を言ってくれるが、そんな猶予は無い。
気ばかりが焦って仕方が無い。
来年早々には軽自動車2台分の車検がある。重量税の滞納も山ほど有る。家賃の滞納分と税金と車検の貯金で、夫のボーナスは全て消える。
なので、一日も早く仕事を探したいのは山々なのだが・・・・・・。

さっきも書いた通り、アタシの今年の年運は乱気だったが、毎年思うが、六星占術は本当に良く当たる。今年一年も色々と波乱万丈に満ちていた。
しかも毎年暮れに近づくと、その勢いは増すように思う。
仕事面、ミュウーの心配事、お義母さんの突然の病気・・・等々いろいろあった。
しかし、良い事はあまり当たらず、悪い事は人の3倍当たるのは何故? えっ? 我が敬愛する細木様よ・・・。
私を貴女の弟子にしてください。

でも、来年からは、再会・財政・安定と3年続く。12月・1月・2月の殺界月さえ過ぎ去れば、来年から良い年回りに戻れる。
なので、エッセイ集の完成は遅れついでに良い年回りである来年に、持ち越す事にした。
来年こそ、エッセイ集を完成させ、ダメ元で色々な出版社に売り込みを掛けてみよう。
【KS】も、来年はマキュキュの飛躍の年かもしれないよ。と言ってくれたしね・・・・・・。

殺界中に新しい事を起こしてはいけないと書かれている。
なので、苦しくても毎食インスタントラーメンでも今年は何とか現状のまま乗り切り、今年は種まきの時期と心得、来年こそ、色々な行動を真剣に起こし始めようと思う。
来年から、徐々に夢の花を咲かせられたら良いと思ってる。
来年飛躍出来なきゃ、アタシの一生は、終えたようなもんだ。



2004年12月02日(木)

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