2003年11月26日(水)
アメリカからの転校生に群がった小学生たちは
口々に尋ねたものだった。
「なぁ、なぁ。オレの名前、英語でなんていうの?」
「なぁ、オレは?」
「そしたら、オレは?」
中学時代、「ラブ・ミー・トゥナイト」という曲が流行った。
なんて訳したらええんやろという問いに誰かが答えた。
「私は夜を愛す」
おおぅと一同どよめいた。
「ライク・ア・ヴァージン」が流行ったとき、
ぼくらはみんなオトナになっていた。
首をかしげてひとりが言った。
「なんでそんなに処女が好きかな」
すべて事実。
でも、ぼくの話ではない。
……ホントだってば。
☆彡
しょーもない話をした翌日は、
それを糊塗したい気持ちが働くのか、
続けて日記を書いてしまう法則。
しかし、それがまた輪をかけてしょーもないときはどうする。
2003年11月25日(火)
見るともなく見ていた。
W杯男子バレー。対チュニジア戦。
「アフリカの王者」の文字がそこに。
ぼくは思わずつぶやいた。
「アフリカン・キング……」
すると、横で聞いていた妻が
先を促すような目でぼくを見た。
そこは夫婦だ。
ぼくは一瞬で理解した。
彼女は「アフリカン・キング」と対になるような
次の一言を待っているのだ。
「ヘブン天国」や「地獄天国」の類の。
そこまで考えていなかった。
てか、なぜそこまで期待されなければいけないのか。
ぼくは言った。
「こんな、思いつきも口にできない家は嫌だ」。
思いつきを口にするのは、オチまで考えてからのこと。
ぼくの家はそういう家だ。
なぜなら、妻は大阪で生まれた女だからだ。
アフリカン・キング。
ノー・スモウ・キング。
それは横綱ではない。
関西人の血は厳しい。
2003年11月21日(金)
土曜日に図書館で借りた4冊のうち3冊までを、
土、日、月の3日間で読み終えてしまったので、
火曜日以降、所在ない思いをしている。
あと1冊残っているじゃないかという意見もあるが、
他の3冊が小説だったのに対し、
これは「なるほど写真診断室」なんぞというハウツーものだ。
テレビを見ながらでもペラペラめくっていればいい。
せっかくのごちそうなのにおかずばかりを先に食べて、
ご飯だけが残ってしまったような気分だ。
ペース配分ということを知らない馬鹿か、ワタシは。
☆彡
それにしても、あまりに観念的すぎないか、「王国記」。
一気読みしといて言うのもなんだが。
やはり花村萬月は「ぢんぢんぢん」と「笑う山崎」、
あと「二進法の犬」で決まりだと思うが、どうか。
明日は大沢在昌に空きがあるとよいなぁ。
第2志望、綿谷りさ(図書館で見たことない)。
第3志望、新堂冬樹(読んだことない)。
ぜってーにおもしろいからコレを読めとか、
コレを聴けとか、コレ観れとか、
そんな話を、ぼかぁ聞きたい。
2003年11月19日(水)
妻の好きなエレファント・カシマシに「奴隷天国」という曲があって、
それはなにか大いに矛盾したタイトルなんじゃないかと、
ろくに歌詞を聞こうともせぬまま、ぼくは思っていたりするわけだ。
天国と聞いて真っ先に思い出すのは太平天国、
それと対になるようにして出てくるのは裸天国というぼくだが、
幼い頃に聴いた曲には「ダンス天国」、「口笛天国」、
「トンネル天国」なんてのもあった。
「ダンス天国」については、踊り明かして幸せな気分はわかる。
だが、口笛を吹き続けなければいけない天国とはどうだろう。
もはや拷問に近いものがあるのではないか。
そして「トンネル天国」の歌詞ときたら、いきなりこうだ。
「トンネル抜けて〜」。
抜けたら、そこはもうトンネルではないだろう。
単に天国と名づけてみたいだけだということがわかるのである。
というぐらいで、我々は天国が大好きだ。
なんでも天国にしてしまうヘキがある。
検索してみたら「極楽天国」というのもきっちりあったし、
まさかと思った「ヘブン天国」まであった。
そこでぼくは提案する。
検索にはまだひっかからない。
これからが旬だろう。
「地獄天国」。
なんだそれは。
2003年11月17日(月)
というわけで、わずか6日連続更新しただけで、
先週のことを「怒涛の1週間」呼ばわりしてしまうまるこめです。
ほっておくと快挙とか言いだしかねない勢いです。あーうー。
☆彡
ダメなサイトとは日記と掲示板しか機能していないところをいうのだと、
どこかで読んだか耳にした記憶があるのですが、
その片一方、あるいはどちらも機能していない状態に
しばしば陥ってしまうウチなんかからみれば、
両方が動いていれば十分じゃないか、それ以上なにを望むんだと、
バンッと机に両手をついて立ち上がりたい心境になったりします。
同様に、人の掲示板に日記を書くなよと
ブータレている管理人さんを見かけたこともありますが、
誰もなんにも書き込んでくれないよりはいいんでないかと思うわけです。
まー、他にいくらでも書き込みがあって、回転の早い掲示板であれば、
自己完結したような日記を長々と書かれちゃ困るということなんでしょうが、
そういった日記を書く人って、実は自分のサイトを持っていたりするんですね。
だったら、自分とこに書けよと。
ところがそういう人って、自分のところに書いてもほとんど反響がなくて、
同じことでもよその掲示板への書き込みという形をとれば、
少なくともそこの管理人さんからのレスはつくわけだから、
いつしか悪循環に陥ってしまうのですねー。
見てきたように言いますが。
☆彡
ぼくが自分の日記を途絶えさせたまま、
よその掲示板にそれまがいの書き込みをしているのを発見したら、
言ってやってください。
淋しい奴だな、おまえもな、と。
2003年11月15日(土)
毎日サイトを覗きに来てくれる人たちに、
無駄足を踏ませてしまうのは心苦しい。
そんな思いで、なにがしか毎日更新される部分をと始めたのが、
仮称「空白の1行」、またの名を「日替り?週替り?」だった。
隠しページとして実験的に半月余り続けてみたが、
どうやらネタ切れにもならずやっていけそうなので、
新たな名称「日替り一番」としてオモテメニューに加えることにした。
日々のスナップ写真が中心になるだろうが、
気が向けばテキストだとかイラストだとか、
あるいはまた書きぞめ(なんだそれは)なんぞもあるかもしれない。
ぜひやりたい、書きぞめ。
ジャンプの後ろの方に載っているようなやつ。
とか言いながら、これで6日連続で日記を更新している。
これが続くようなら、他に日替りメニューは必要ないのだが、
まー、ほどなく力尽きるでしょう。
以上、がてら連絡帳でした。
……なにを今さら。
2003年11月14日(金)
すごいな、おい。
これで5日連続だ。
どうしたんだ。
心でも入れ替えたのか。
あぁ、そだなぁ。
心を入れ替えることができたらなぁ。
それは臓器移植よりすごい。
なにしろ心を移植してしまうわけだ。心配移植。
☆彡
本来そのような能力がないのにもかかわらず、
この程度のものであっても連続更新しようと思うと、
ぼくの頭のなかは、もうそれだけでいっぱいだ。
今日は思った。仕事場にネタ帳を置かなくてはと。
思いながらも、みんな(実はふたり)で
巨人の星(飛雄馬と左門)の似顔絵を描いて、
きゃははと今日は笑って過ごした。
笑い転げて、ネタ帳のことはすっかり忘れた。
危うい。
危ういぞ。
6日連続。
2003年11月13日(木)
すごいぞ。
昨日まで3日連続で書いてるぞ。
今日のこれで4日めだ。
日記として当たり前っちゃ当たり前かもしれないが、
誰がそれを書いているのかということを考慮に入れれば、
これは快挙だ。うん、快挙。
ただし内容がともなっていればの話。
☆彡
ぼくをジャガーさん呼ばわりするうらるちゃんは、
実は松嶋菜々子である。
というか、今月になって始まったHOT生茶のCM、
それに釘付けになったぼくは思わず叫んだものだった。
「これって、うらるちゃんやん!」
当の本人はというと、まんざらでもない顔。
そうなのだ。彼女はいつもそうなのだ。
あんな調子でずんずん近づき、
あんな調子でへらへら歌う。
しかも即興。メロ、起伏なし。意味不明。
松嶋菜々子より始末がわ……。
誕生日は一緒だけどな!
2003年11月12日(水)
自分のことを「うらるちゃん」と称すウチの妻から、
なぜだかぼくは「ジャガーさん」と呼ばれている。
思い当たることはない。
っていうか、誰なんだそれは。
かつて本八幡方面で騒いでいた人ではたぶんない。
突き出た下唇の分厚い外人さんでもきっとない。
あと思いつくのは笛を吹く人だが、それはイヤだ。
なぁ、ぼくのいったいどこがジャガーさんなんだ?
あ、思い当たることがあっても言わなくていいから。
なぁ、ピヨ彦。
2003年11月11日(火)
ウチの部署では、北海道出身者が重要なポストを占めている。
それがために、困った問題がひとつ。
暖房が強すぎる。
気温が下がると、暖房を入れる前にまず厚着するよな。
秋になっても冬になっても、いつまでも半袖着てたりしないよな。
しかるに、北海道の人はというと、
暖房ガンガン効かせた部屋でTシャツ一丁でいたりするわけだ。
だもんで、北海道出身者が室温設定権を持つウチの部署は、
こんな季節でも半袖でないと過せない。
こんなのを暖かいとは絶対いわない。暑いという。
暑がりのくせに寒がりで、しょーがないなー、道産子は。
逆さに読んで「レ」をつけりゃコンサドーレ。
だからナニ?
☆彡
KINJOさんとこの偉大なキリ番100000を踏んだ記念に、
偉大なイラストをいただいた。
さっそく扉絵として使わせてもらった。
ご存知のようにウチの扉はランダムに替わるので、
リロードを繰り返して見るべし。
風雲堂リローデッド(だからナニ?)。
あまりに見事なイラストに、
おぉっとのけぞらずにはいられない。
サンクス、KINJO。
☆彡
以下私信。
ちょうどその頃か、その前後だっけか。
どこかのお絵描き掲示板に、
ドラクエのイラスト描いたりしてなかったっけ。
きみがまだちっちゃな頃から、
ぼくはきみのこと見ていたよ。
サイト開設3周年、おめでとう。
2003年11月10日(月)
くだらなくても、つまらなくても、
意味不明でも、短くても、
なにがしか書くということの習慣づけが、
ぼくには必要なのじゃないかと思う今日この頃。
ちょっと目を離すと、
写真ばかり更新しようとしているし。
☆彡
いいな、高橋。
好きだな、高橋。
バレーボールを見ながらそう言うたびに、
いかにもあなたの好きそうな顔、
ちょっと気の強そうなと、
憎々しげに妻は応える。
嫉妬か、それは。
そういうのも嫉妬というのか。
いうだろ、それも嫉妬の一種だと。
うひひ、嫉妬。
あー、でもなー。
今夜のヒーローインタビューで、
ぼかぁ、また惚れ直してしまったよ。
ニッポン! チャチャチャッ!
2003年11月06日(木)
面白おかしい内容よりも、
間だとかリズムだとか(一緒か?)言い回しだとか、
あと、行間から立ち上ってくるような香りだの気配だの、
そんな文章の妙味が、ぼかぁ好きだ。
平坦な文章で書かれた笑える話より、
平坦な日常が描かれた楽しい文章。
まりむちゃんとか、ザビちゃんとか、ちはちゃんとか。
彼女たちの日記が好きなのは、そういうわけでだ。
おかしな体験をした人だとか、
おバカな事件に巻き込まれた人だとか、
困った友人を持った人だとか、
そんな紹介の仕方はできない。
ただ、文章に味のある人だとしか。
……ワタシ、負けない。
2003年11月03日(月)
この連休、行きつけのサイトにも、
さすがに大きな動きがない。
だよなぁ。
行楽の秋だし。
連日家にいて、PCに貼りついている方が変っ。
変というか、ちょっとソレは淋しくないか。
というわけで、昨日は天気もずいぶんよかったし、
ぼくもフラワーセンターなんつう所に行ってきました。
もうね、カメラ小僧ですからね、ワタシ。
写真サイトへの道を着々と歩んでおります。はは。
はい、そこ。
アレもコレもと手を広げ、
結局ドレも中途半端とか言わない。
わかってるから。
それにしても、なんだか燃えたな、今夜のバリボー。
でもって、やっぱし可愛いよなぁ、ミムラ。
若さがまぶしいお年頃。