2006年08月02日(水)
まだ観ていない。
なおかつ、非常に楽しみにしている。
という人は、この先読まない方がいいかもしれない。
「ゲド戦記」。
期待はずれ。笑えるところが全然ない。
気持ちよく終わらない。加えて、なんつうか絵が雑?
特に終盤のクモ。なんだこのフォルム。なにこの動き。
これ観てしまうと、「千と千尋」における顔なしの暴走ぶりが
いかにうまく描かれていたか思い知らされる。
お口直しに「時をかける少女」。
市内ではやっていないので、「ハチクロ」と一緒に
夏休みになったらのんびり観ようと思っていたら、
なんとこの4日で終了とのこと。
定時で解放されたのを幸い、急遽観賞。
早々と終ってしまうような作品だし平日だし、
貸切り状態に近いかもなどと甘いこと考えていたらば、
いきなり窓口で言われる。
「申し訳ありません、大変混み合っておりまして」。
前日に始まったばかりの日曜日の「ゲド戦記」よりも、
残りあと3日の水曜日の「時をかける少女」方が入りがいいというこの事実、
これが如実に語っているような。
はい、ぐっときました。喉の奥。
というか、胸の深いあたりから。
ちょっと声が洩れてしまいそうなほど。
これ、ここまでのところ、ぼくが観たなかでは今年のベスト・ワンかも。
これでエンディングテーマが「テルーの歌」だったら、それはもうあなた。
……ありえねー。