がてら連絡帳

新宿で「図鑑に載ってない虫」を観た後は、銀座に移動して「サイドカーに犬」。
銀座、いい！　落ち着く、銀座！　やっぱオトナは銀座でしょ。
おいちゃんになると、新宿とか渋谷とかどっと疲れるのよ。
まー、日暮里とかもっと落ち着くわけですが。
実は単に田舎者というだけ。ではは。

そいで「サイドカーに犬」。竹内結子。
いい顔になりましたね、この人。
つうか、ちょっと前までまったく興味なくて、
月９とか出てたんですか、それも観たことなかったんですが、
結婚が機だったのか、出産がそれだったのか、
それとも離婚のせいなのか、とにかく顔変わって。表情つうか。
あれ、なんだ、この人、柔らかくていい顔してんなー、と。

もうほとんどそれだけ、よし竹内結子見たれという思いで
有休取って銀座まで出張ってるわけですがワタシ。
まー、あと、ミムラもちょっぴり出てましたしね。
好きなんですぅううーうー、ミムラぁああーあー。
って、なんだその浮かれた物言いとくねくねぶりは。
見えませんが、くねくねは。

と、２週間前の金曜日ネタを引きずって参りましたが、
ここで一気に話はほぼリアルタイムに戻ります。
行ってきたぞ、みなとみらいへ、ワタシは、昨日！
正確には１０９シネマズＭＭ横浜。
これまた、近場じゃここしかやってないんだわ。
ていうか、神奈川２館、東京１館。なんだそれは。
「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」。

他人には薦めませんが。面白かったと喧伝もしませんが。
でも、今年これまで17本観たなかでは、最も集中してました。
まー、たいていの場合、どこか途中で他のこと考えてしまうんですね、ワタシ。
それが今回なかったですねー。

サトエリがなー、絵になってるんですねー。
ど田舎の風景をバックにどーんとした立ち姿。かっちょええ～。
この人って、守備範囲というか、演技の幅がそうあるとは思えないのですが、
その狭い幅のなかのほとんど核心を突く役なんじゃないですか、これは。
ええなぁ。なんかハマってたなぁ。

あと、永作博美もえがったですね。ある意味、一番怖い人。
実は、この物語のなかではサトエリが一番わかりやすくてまともだったのかもしれません。
帰宅後、彼女をブログを見たらば、「吉祥天女」観に行ったどーと書いてありました。

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　　　　2007年07月17日(火)

■　脳天から声を出してこう言うだけだ。

「図鑑に載ってない虫」、テアトル新宿、11時50分。

10時20分の銀座に間に合わず、10時半の渋谷にも間に合わず、
それで移動してきた新宿。時間はたっぷり。有り余る。
だもんで、ちょっと早めの腹ごしらえ。
東口でのお約束は沖縄そば。

だけども、なんだかこの日はついてない。
食事中、前方を小さなゴキブリが右往左往しているのが目に入る。
横切って行ったというのならまだいい。視界から消えてなくなる。
しかし、こやつは右往左往だ。いつまでも目の前をうろうろしている。

仕方がないので、行儀は悪いが斜めを向いて食べる。
したらば、その目線の先をば今１匹のゴキブリが移動中。まさに「をば」。
顔を上げ前を向いて食べているから目に入ってしまうのだろうか。
下を向いて麺だけ器だけを見ていれば……。
怖い考えになってしまった。

というわけで、テアトル新宿。
ちょっと冷房が強い気がする。
最初からこんなだと、終わる頃にはすっかり冷え切ってしまうんじゃないか。
途中でお腹が痛くなったらどうしよう。トイレに行きたくなったらどうしよう。
映画館に行くたび、そんな不安に実はかられたりもするのだが。

しかし、ぼかぁ知らんかった。
この映画の監督、三木聡の奥さんがふせえりだったなんてこと。
そのふせえり演じる、甲高い声で甘いものをねだるチョロリを思い出し、
帰宅後ぼくは何度もぐふふと笑ってしまった。
その真似をしてみせると、映画を観てもいないマダムに大受け。
なんでや。似てるのか。そもそもチョロリがおかしいのか。

まー、物真似といっても、脳天から声を出してこう言うだけだ。
「あっしは甘いものが食べたいでやすっ」。

まだ続きそうだな。

My追加？

　　　　2007年07月16日(月)

■　実は行き当たりばったりなんじゃないか。

金曜日。
といっても、先週13日のことではなく、さらにその前６日のこと。
つまりワタクシ、10日もたってから日記書こうとするズボラ。
今さらなにを。なにを今さら。倒置反復。
今をなにさら。言わない言わない。

その日、休暇を取っていたぼくは、
まず10時20分の回の「サイドカーに犬」を観ようと思っていた。
場所は銀座。ところが家を出たのは９時近く。
しかもやってきた電車は新宿湘南ライン。無理。

10時半だか40分だかの回が渋谷であるのを思い出し予定変更。
上映館の名前を覚えていないが、なに、途中コンビニで情報誌でも見りゃあいい。
ところが、アミューズCQNとシネアミューズをきっちり間違える。
はぁはぁ言いながらたどり着いたそこでは聞いたこともない作品が上映されていた。

とぼとぼ駅に戻る道すがら、「吉祥天女」の上映館を偶然見かける。
ちょっと観たいと思ってたんだよな、これ。原作も興味深く読んだし。
なにより髪を伸ばした鈴木杏。しかもセーラー服。ううっ。
が、冷静になって考えると、これはなんだかＢ級だ。
1800円も出して観たらきっと腹立つ。
でかい目をむく鈴木杏のポスターを横目に、ぼくは渋谷から新宿へと移動する。

というわけでテアトル新宿、11時50分の回「図鑑に載ってない虫」。
一応、予定というか心づもりに沿った行動ではあるわけだが、
実は行き当たりばったりなんじゃないかと指摘されたら、すみませんと謝るしかない。
思えば、ぼくの人生はまさにここに凝縮されているのですな。

長くなりそうなので続きは後日。
明日と言わないあたりがオノレをよく知っているし、
１度の日記はなるべくスクロールなしにすませようというのも謙虚でよろしい。
自分で言うな。