TWILIGHT DIARY
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今日は札幌市内のデパートの催事の京都展に行った。
和紙に千鳥と波の版画が刷られている、菓子用の丸い敷き紙がかわいい。 すすきにウサギの絵が付いているのと一緒に購入した。 京都のものはどんな小さな物でも、まずデザインが美しい。 包装紙でさえも綺麗である。 みたらし団子の包装や、お干菓子の箱の毛筆の字までが、 計算され尽くしたかのごとくに、美しい。
かがみ石、金閣というお菓子などを買ったあと、 その一階下で京都伝統工芸展を見た。 漆塗りの家具や、雅な味わいのお着物。お茶会用のお座布団。 なんだか清冽な感じがする。
ふと見ると、奥にお人形が何体か飾られている。 市松人形。 眼が、生々しい。ガラスだろうか。異様な気配がある。 話かけたら、返事を素でかえされそうな感がある。 よく話題に上がる「髪が伸びる市松人形」も、わからぬでもない。 見てるそばから、今にも伸びそうである。ちょっと恐い。 今もこうして現存するという事は、 市松人形を愛する方々が、少なからずともいるということだろう。
値段を言うのは野暮だが、軽自動車の一台くらいは買える値段であった。
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