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2002年06月12日(水) DEEP VOICE。。

さて今日は、KEIKO LEEのkitaraでのコンサート。

コンサート前に仕事が一本入っていたので、開演ぎりぎりに到着。
ステージを見ると、ヴォーカルマイクの後方に4発のモニター用スピーカーが、
マイクを中心として放射状に、斜め上向きに客席に向かって(!)、
設置してある。
kitaraで、こういうPA形態は初めて見た。

通常ヴォーカル用のモニターは、
ヴォーカルの前方に、ヴォーカルに向けて、
1、2台設置するのが、普通である。
それが、ヴォーカルの後方のスピーカーはヴォーカリストにも向けてあるが、
同時に客席にも向いているんである。
(客席のためのスピーカーは、あの左右に置いてある大きいスピーカー。)
kitaraは真ん中の席に座ると、確かにVocalものはちょっと物足りなかった。
音が分散しすぎて、ストレートに耳に届かないのである。
今日のモニターの設置方法も一つの手かな、と言う気もした。

さて、オープニングが「FEEL LIKE MAKIN'LOVE」「降っても晴れても」と続く。
「ディスタンス」の弾き語りは、格別良かった。
keikoLeeのDEEPVOICEの魅力は、
あますとこなく伝えられたのではないか、と思う。
途中、マイクのトラブルもあったが、PAプランは成功じゃないだろうか。
(kitaraでのヴォーカルものは残響の問題もあり、本当に色々難しい。)

サポートはいつものメンバー、野力奏一、坂井紅介、吉田次郎、渡嘉敷祐一。
今日、渡嘉敷祐一のドラムスソロは良かった。

実はこの渡嘉敷祐一、私は20年来のファンで、
調子の良いときも悪い時も、乗ってる時も乗らない時も、
どんなドラミングも聴いているが、
今日は本当に会心の出来ではなかったかと、思う。




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izumi [HOMEPAGE]

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