TWILIGHT DIARY
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今日、BSでリバー・フェニックスの映画「旅立ちの時」を録画して観た。
ダニー(リバー)の両親は、兵器工場の爆破犯として、 何年間もFBIから追われている。 追手の影が近づくと、家族は町から町へと移動する。 名前を変え、髪の毛の色も染め、眼の色まで変える。 常に何かに怯えながら、家族は暮らしている。
彼にはピアノの才能があり、 音楽教師からジュリアードへの進学を薦められるが、 逃亡生活をしていては、大学進学もままならない。 父親は、家族はどんな時でも一緒でなければダメだと言う。 そういう父親の気持ちも、2才の頃から共に逃亡生活をしている彼には、 充分過ぎる程よくわかっているのである。 だが「旅立ちの時」は、突然訪れるのである。
リバーの映画は、以前に「マイ・プライベート・アイダホ」を観た。 何か救いようのない悲惨なイメージのある映画だったが、 突如、ことん。と、すぐ眠ってしまう病の少年役のリバーは、 まるで眠り姫のように、純粋無垢で綺麗であった。 汚れ役であったが、全く汚れて見えない。 デリケートな潔癖症の悪魔みたいである。
角度によって、驚くほど顔立ちが変貌する不思議な俳優だったと思う。
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