TWILIGHT DIARY
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今日、知己の方から、ベヒシュタインピアノで演奏された、 ゴールドベルク変奏曲の音源を頂いた。
演奏者がどこの誰であるか、全く聞かされていないので、 演奏者に関する予備知識が全くないまま、 ひたすら純粋に音に耳を傾けるのもたまにいい。 (ただ、これを始めるといつまでたっても寝られない。 音を聴き出すと、神経が覚醒しすぎて、全く眠りがやってこないのである。)
ピアニストが何人であるか、性別がどちらかなどは、 ピアノの演奏を聴くのに必要なことだろうか。 音源には、ベヒシュタインで演奏されたバッハの音が記録されているのみである。
重厚で好きな音色。 録音も良く、非常に近いデッドな音の背後に、 アンビエンスな音が遠くに鳴っている。 今、この音源の状態のベヒシュタインがそこにあったら、弾いてみたい。
私は、ベヒシュタインを今まで弾いた事がないと思っていたが、 もしかしたら、あったかも知れない。
様々なところで、この何十年という間ピアノを弾いているが、 見知らぬ名前の輸入ピアノも、何台か出会っている。 その中にもしかしたら、ベヒシュタインがあったかも知れない。
以前に、これもまた違う方からの頂きもので、 ベヒシュタインで演奏されたソロのjazzピアノの音源があるが、 このバッハの方が、より重厚でドイツっぽい。 だが、ピアノの銘で聴く人は少ない。
問題は出された音であり、演奏者の楽器の選択と音楽性がマッチするかどうかである。
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