TWILIGHT DIARY
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この夏は、雨の日が随分と多い。 日記にも雨の日が、幾度となく登場している。
私は、眺めているだけなら、雨の日が好きである。 今夜は霧雨だった。
街中が、霧吹きをかけたように、薄い靄がかかっている。 それが風で揺らぐと、霧の方も斜めに揺れて綺麗である。
さながら、繊細な極上のシャワーのようである。 ヘッドライトがあたると、水の微粒子が細かく光る。 夜の街に、ベールがかかった様である。
しと。しと。と間合いを取って、茂った街路樹から水の粒が落ちる。 人も、ビルの硝子窓も、霧で濡れている。
海沿いの港のある街のように、高い湿度に耐え切れなくなって、 ふと出現したような霧が、札幌の街全体に舞い降りて、煙っている。
傘を思わず忘れてしまい、霧雨にあたっていると、 身体には毒かもしれないが、意外と不思議な感覚に出会う。 歩いているのは都会なのに、感覚だけが森の中のようなのである。
都会の霧雨が、何か違う感覚を呼び起こすのだろうか。
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