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2002年10月08日(火) 時代小説の世界。。

今日から、wakaさんの文学の師匠である、中村嘉人氏の文学講座が始まった。
月に二度ほどなので、私にとってはちょうど良いペースだと思う。

学生以来、久し振りに講義というものを聴くと、新鮮でしょうがない。
学校で勉強した時には、メモを取るのも面倒であったが、
何だか、真新しいノートに、シャープペンシルで字を書く事でさえ愉しい。
カルチャーセンターが、何故人気があるのか、わかるような気がした。

興味のある事を自分で選んで勉強するのと、
知りたくもない事を、押し付けられて勉強するのでは、かなり差がある。
とことん、好きなことを勉強出来るのは、誰だって愉しい。

さて、この中村嘉人氏の文学講座は「時代小説の世界」と銘打たれており、
全12回で、時代小説論から、池波正太郎、司馬遼太郎、藤沢周平の世界と続く。
池波正太郎の食卓エッセイが好きで、加えて、今年ついに読んでしまった、
藤沢周平が好きになった私にとっては、垂涎のカリキュラムである。

池波正太郎は鬼平、剣客商売、梅安の三大シリーズ、
司馬遼太郎は燃えよ剣、竜馬がゆく、国盗物語。
藤沢周平は、橋ものがたり、用心棒日月抄、三屋清左衛門を取り上げるそうである。

テキストとしても使うので揃えなければならないが、
手持ちにない本を探して購入するのも愉しいし、
何より、好きな講座を聴く為に、好きな本を読むというのは読み甲斐がある。

氏は、退職後の方々には読書が必要というお話をされていたが、
本好きにはたとえ現職中であっても、読書が生きがいだったりするものである。

私はこうして、書くのも好きであるが。















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izumi [HOMEPAGE]

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