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2002年10月09日(水) 二つ目のノーベル賞。。

今朝は、札幌も冷え込んでいたが、利尻山で初冠雪。
例年より18日遅いそうで、季節の移り変わりが激しい今年としては意外である。

さて、意外と言えば、ノーベル賞である。
毎回、その分野・業界外の人達には初めて認識する、
見知らぬ名前の方々が、世界規模のノーベル賞を受賞する。

多くの人にはあまり知られないところで、
時代の最先端の技術の開発や実験が行われ、
日々、研鑚を積んで、人知れぬ努力をなさっている方々が、
たくさん存在しているという事なのだと思う。

物理賞の方に続いて、化学賞の方も発表になり、
日本としては、一度に二人の受賞は初めての事だそうである。

化学賞の方は、民間会社の研究部門に今も在籍している、
まだ43歳の現職の会社員である。

発表記者会見も、急に行われたようで、
背広ではなくて、会社で日常に着用している作業服である。
そんなところに、途中で携帯に奥さんから電話がかかってきた。

ほほえましい。

ノーベル賞というのは、昔はお偉い学者さん達ばかりが貰うイメージがあったが、
学者は地位よりも、まず研究成果なのだとこの映像でまざまざと見せ付けられた。

彼にとって、それはもしかしたら、
自分としては普通の事だと思って研究してきた結果かも知れないが、
部外者である純粋な第三者としては、本当に心から祝福の言葉を捧げたいと思う。



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izumi [HOMEPAGE]

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