TWILIGHT DIARY
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昨夜遅くからの雪で、札幌は真っ白な朝を迎えた。
身も心も引き締まるような、 冬の匂いのする懐かしい冷えた空気が、そこいら中に満ち溢れている。
お茶を習っている上の娘は、 今日の炉開き(冬用の炉のお披露目の日)で、初めての亭主をする。 緊張した面持ちで出掛けて行ったが、さて巧くいったのだろうか。
彼女の炉開きが終わったら、一緒に出かけるつもりで、 家で皆、それぞれいろんな事をやっている。 主人はいよいよタイヤを冬用に替えた。
そんなところに、まとめて頼んであった年賀状用の葉書が届いた。 まぎれもなく、冬の始めである。
12月に年末の準備や用意を始める「事始め」という日があるが、 それに先駆けて、冬の事始めとは、このような日ではないだろうか。
上の娘の炉開きが終わり、待ち合わせをして、ファクトリーに行った。 すごい人出でなんだろうと思ったら、 アトリウムの巨大なツリーを見にきてるらしい。 毎日、一定の時間にライトの点灯があり、時間前から人垣が出来るそうである。
さて、アトリウムで食事をし、 本屋などに寄って帰宅してのお茶の時間に、 炉開きのおみやげのお菓子を皆で頂いた。
松ぼっくりや、松葉、銀杏などを模したお干菓子を見ていると、 なるほど、冬もいよいよ始まったのだなぁという感がした。
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