TWILIGHT DIARY
music,art,book,food,fashion,and nature etc.etc...
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今日は、仕事帰りにある方に誘われて、店のスタッフと共に飲みに行った。
美味しい生の濁り酒(北の錦)や、ご主人の美味しい手料理のお店で、 お客さんの割合も、男性と女性が半々のお店である。 お料理が美味しいのでついついお酒も進む。 私は、喉の為に、仕事がすっかり終わらないと絶対に飲まない。 したがって、外で飲むのはかなり久し振りである。 そういう日も、たまあっていい。
さて、今日スタバに行った時に、 「スターバックスカードはご存知ですか?」とスタッフに尋ねられた。 彼女の目はさながら小さな迷い猫か、おびえた子ウサギのように何かを求めていた。 「知ってますが。。うーーんと、それじゃ取りあえず1000円分を。。」
買ってしまったのである。 そのカードは、いわゆるコーヒーを飲むためのプリペイドカードである。 喫茶店のコーヒーチケットが、カードになったと思えば良く、 後日、また入金できるとこが凄い。
私はそのカードの事を充分知ってはいたが、 別段、なんとも思わずに、買っていなかった。 今日もその迷い猫の目のスタッフに言われなかったら、買っていなかったと思う。
たった一人の社員の微笑や説得力が大きな企業を助ける事だってありうる。
とかく経済などというと、社会的に大きな物事を動かす企業の力や、 目に見える大きな利益などが取りざたされるが、 本来の経済の底力というのは、このような、取引でいうと最小限の、 一人対一人の始まりから生まれて来るのではないか。 企業というのは、一度崩壊してしまうとわかるが、 その物自体は、書類上の名前だけで、本当はあってないものである。 バッジをはずすとそこまでである。
これからはどんどん個人の時代になっていくと思う。 何を企業や会社のためにするか、ではなくて、 結局行き着くところ、自分自身が生き残っていく為に、 一体何をしていくか、ではないかと思う。
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