TWILIGHT DIARY
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昨日、映画を二本。 「ブラック・ダリア」と「カポーティ」。 二作とも実際にあった事件に基づいており、予想はしていたが、やっぱりショッキングな題材。 同時に二作語るのは難しいので、主役のホフマンがアカデミー主演男優賞を受賞した「カポーティ」の話を。
カポーティと言えば「ティファニーで朝食を」なのだが、この「カポーティ」では最後の作品と言われる「冷血」のモデルとなった殺人犯を取材するカポーティの様子と小説家としての心の葛藤を描いている。
ハイソなパーティで自慢げに語るカポーティ、幼なじみの作家ネルと話をする時の素なカポーティ、甘えた声で恋人と電話をする時のカポーティ、殺人犯を大事な小説のネタとしてどんな手を使ってでも取材する狡猾なカポーティ、朗読会の壇上にあがる前の極度に緊張したカポーティ。
とにかくホフマンのカポーティはお見事。 「リプリー」ではジュード・ロウの友達フレディ役で出ていたが、どこか嫌な存在感(笑)は確かにあった。
だって「カポーティ」の予告が新聞に出た時、「あ、リプリーのあいつだ」(笑)ってわかったもの。
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