2002年09月19日(木) |
2001年9月11日のこと&GLAYのアルバム |
いまさらながら、2002年9月11日のことを書く。 なぜ2001年のテロ発生の日時ではないのか?と思われるかもしれない。 しかし、この事件での被害者のことを考えると2001年9月11日以後のことを書きたいからだ。 このテロ後、PTSDという名前が世の中に特に浸透したそうだ。 (日本では阪神淡路大震災のあとで広まった) 被害者はもちろん家族、災害救助者に至るまでPTSDを発症したと聞く。 フラッシュバックもひどいと聞く。 発生直後はさすがにニュースやらがどれもこれもテロの様子や被害者の様子を映し出していた。
そして、1年。 いやがおうにも流れる、飛行機がビルに衝突する姿。 貿易センタービルが崩れ行く姿。 吹き上げる噴煙。 呆然と立ちすくむ市民たち。
ニュースや特集がその日当然ながら、やたら多かった。 11日よりも前から、それらの映像はイヤなくらい流れていた。 被害者に1年たった心境はどうか聞いていた。 「あまりビルがあたったときの画像は見たくないんだ」 貿易センタービルから命からがら逃げ出してきた被害者が苦い表情でカメラに向かって言っていた。 確かに追悼式も大切だし、この事件が風化してしまうことはいけないことだ。 けれどあまりにも過剰にメディアで流すことは被害者にとって苦痛の何者でもないと思うのだ。 触れないで欲しい人には、そっとしてあげて欲しいと思う。
私はちなみにドラマ等でレイプしようとしている場面を見るとすぐさま、反射的にチャンネルをかえるかテレビを消します。 それでも一瞬は見てしまうので、イヤでもフラッシュバックがくる。
話を変えて。
GLAYのアルバムを買った。 「UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY」 このアルバムタイトル、最初見たときはあまり好きじゃなかった。 だがTAKUROが雑誌で語源を言っていたのを見て、好きになったのだった。
人間というのは失ってからそれの存在がいかに大事だったか解るんだな。
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