午前、シューベルトやベートーベンの弦楽四重奏、晩年気の作品を聴く。渋くて深い。昨晩、大江健三郎氏がNステでレイト・ワークについて語っていた。死期や自分の集大成を意識して作品を作る人と、そうでない人の違ひ。のたれ死ぬにも、突発的に死ぬにも、何を表現してきたかを常に意識している人の作品は違う。 四重奏は死重奏で、音の折り重なりが走馬灯に似ている気がする。
午後、会社に新しい原稿を取りに行ったら、社長に会った。イエローキャブの社長又はアリス谷村に似ている。帰り、Jクリニック。夕方になると頭が重くなる。
|