☆☆読み日記☆☆吉野朔実 『瞳子』 その2 - 2002年04月29日(月) さて、昨日の続きです!はりきって、ゴ〜(死語;) ------------------------------------------------------------------ 『ドッペルゲンガー』 唐突に欲しくてたまらない物に出会うことがある。 運命としか思えないような 物欲にかられることが 瞳子は、台湾の磁器(碗)が欲しくてたまらなくなる。 それは、7万円もするものでとうていプーの瞳子が払えるものではない。 ある日、瞳子がその碗の売っている店で碗を『欲しーっ!!』と 見ているとその店の『アルバイト募集』のはり紙を発見。 これならたったひと月働けば碗を買っておつりがくる!! そう思った目の前で1人の女の子が先にアルバイト志願している。 瞳子も急いで志願。2人で採用される。 店のオーナーが2人を「髪型のせいか、似ているいらっしゃるわね。2人は 友達?」と聞くが、当然今はじめて出会った2人だ。 瞳子は愛想のいい方じゃないんだけど、今回、この一緒にバイトする女の子 に対しては興味を持つ。 なんせ、バイトの初日に『髪型のせいか、似てる。』と言われて 髪を切ってしまうし、小学校の同窓会にやたら派手な格好で来て 「つまらない場所に自分を持って行く時は目立つようにして行くのよ。 でないと、埋もれてしまうじゃない、つまらない所に自分も。」 「なれない場所や、気持ちの悪い所に行くと、面白いことが起こる可能性が 高いのよ。」というような、けっこうなくせもの。 瞳子は無事に碗を買えたのか、読んでみてくれると嬉しいのですが。。。 ただ1つ、『現金の力は恐ろしい』のです。(^^)←なんのこっちゃ。 『ガールフレンド』 誰かと何かをするために時間を作る、 という発想は社会的じゃないかもね。 森澤が家庭教師をやっていた頃の教え子に「つき合ってください」と言われ、 つき合う事になったのを瞳子と天王台は知る。(その前にそれを知らなかった 天王台は森澤と女の子の2ショットを見て走って顔面スライディングをしている;)今までは当然森澤を行くはずのコンサートも彼女の分も買ったほうがいいか、とか彼女の存在を気にしたりする。 「これから先、就職したり結婚したり、いろいろあるするとさ、 だんだん友達と会う時間て限られてくるのかな。」 あー、あるある。こういう風に思ったこと、それは何回も。 友達に彼氏が出来て、どうしてもラブラブでおざなりになる時とか。 納得してる半面、寂しかったり。もやもやするんですよね。 『自分の気持ちはよくわからない。あのもやもやに名前をつけた人は まだ誰もいない。』皆さんはどんな名前をつけますか? 『ボーイフレンド』 今日は昨日の続きじゃない──── だから… 明日も今日の続きじゃない。 天王台の写真に偶然写ってたみつあみを結った高校生の瞳子。 卒業式の時にとったその写真を天王台の友達が欲しいといっているらしい。 どうも、話をしているうちに瞳子に興味をもったようだ。 写真をあげてもいいか、と聞かれたらイヤだが、珍しいことだし、 会ってみようと瞳子は思う。 えっと、ストーリ的な説明が苦しいのですが、、、(イヤ、文才の問題です;) ただこの話はとてもいい言葉やシーンがあります。 葉山君(天王台の友達)もなかなか好青年だしvv←個人的意見。 でも一番好きなのは、上に書いた続きのこの言葉。 明日は今日の続きじゃない。 傷は癒える人は変わる 今日何が起こるかわからない。 だから人間関係は常に危うい。 なんとなく結末がわかってしまいそうですね…(汗) ---------------------------------------------------------------- 最後の方が特にいい加減になってしまっていますが…(汗) 説明の仕方が悪くてイマイチ魅力が伝わらなさそうなのがキツイです;; もっと文章をかかねば。 ちなみにこの本の時代が1980年代後半くらいになっていて、その要素が色々 でてきます。その頃大学生くらいの人たちが読めばまた違う楽しさが あるのではないか、と思います。 よかったら是非!!読んでみてください(^▽^) ...
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