| 思うところあって...銀の |
ドッグエレジー - 2003年02月16日(日)
のっけから下品で申し訳ないのだけど、
うちの飼い犬便秘なんです。
というのも、もう14歳になる老犬で、
人間でいうと・・・
まぁよく分かんないわけだけども
かなりいってるようなのです。
普段散歩させてくれている母親が
風邪でダウンしてしまっていたので、
代わりに私が愛犬と散歩と洒落込んだのでした。
するとどうでしょう。
もう出なくて辛くて定位置を動けないのね。
踏ん張ってはいるものの、
"今まさに"というスタイルのまま
彼の時間は止まっていました。
もちろん付き添いの私の時間も止まって
いました。
人間の非常に勝手な事情で申し訳ないのだけど、
夕方から高校時代の友人と映画を観る約束を
していた私は、
正直「早く済ませておくれ・・・」
と焦る気持ちを押さえられず最終手段に出ました。
それは、母親から教えてもらった
黄門様を押すという方法です。
なんだか嘘みたいですが、
ほんとに効果があるらしいのです。
いざ、と、慣れない手付きで、
ちょっと失礼して・・・
と軍手のまま触れてみたところ、
「いやん」という眼差しで振り返る彼。
その視線に耐えられなくなりあえなく中止。
ダメねぇ、私。
結局、映画の時間をずらしてもらうことを決心し、
根気良く出待ちをすることに。
彼も若い頃は、散歩中の他の犬と出会うと
無闇やたらと興奮していたものだったけど、
今となっては、かのスタイルのまま
通り過ぎ行く姿を眺めるのみに。
合掌。
更に、いたいたしいことに、
通り過ぎた犬が見えなくなると、
"今まさに"のスタイルのまま前進し、
最後まで犬の後姿を見送っていました。
合掌。
かわいそうなことよのぉ、と、
待つこと20分。
やりおりましたわ。
コロリン。
「君は鹿かね？」
と、愛犬に問うた瞬間でした。
何にしても長生きしてほしいなぁ。
今日は下ネタでごめんちょ。
...
|
