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日記 -揺れ日・後編- - 2004年08月25日(水) 今日の揺れは、なんて言うか、映画? 見て来ましたよ、『誰も知らない』。 ほんとは、『69』を観に行きたかったのです。が、終わってましたーーー。 あ"ーーーーーって、相当自分にダレました。 「何やってんだよウチ」って。 「1年前から楽しみにしてたやんウチ」って。 泊てもらっていたマッキー家をあとにし、駅前のバーガー屋でピアをめくりながら、「あ〜あビデオ待ちかぁ。『69』は劇場で観たかったな〜」とガッカリしている時に目に止まったのが、そう、 - Nobody Knows (←ドンドコドンのグッサン風に) ミーハーな私は、妻夫木くんもカッコイイが、柳楽くんもカッコイイってことで、『誰も知らない』を観ることに決め、香里園から心斎橋へと向かいました。 とりあえず、結果はね、 はまった。つぼった。痛かった。 うっわ〜ってなって、ずっと心がザワザワザワザワワと「え?それって森山さん?」くらい大袈裟に私の中の針が揺れていました。 これまた素敵な映画に出会ったものです。 私ってほんと節操ないくらいになんでもかんでも影響受けてしまうんよねー。 まぁ単純なんです。 ラブリーミヲチンは、「影響を受けるのは、人と話してのみだな」と語っていたのだけど、それってすごくまっとうなことだと思うし、そういう考え方の人ってとても好きです。 やっぱ"生身の人間と接するからこそ"的なことってとっても大切なことと思うし。 だけど、私の場合、映画だろうと、テレビだろうと、本だろうと、人だろうと、とにかくなんでもかんでも過剰に反応してしまうのだなぁ。 別にそれが悪いことでもないのかもしれないけれど、私みたいなタイプが騙されて壷を買わされたりするんだろうなとも思ったりして・・・。 救いとしては、私も人と話すの好きなので、完全な引き蘢りになることはないだろうっていう、なけなしの安心感・・・かな。 話は好きな方へ、コロコロコロコロ転がってしまっていますが、とにかく、私のこの単純な頭でもって、またまた魂を激震させる映画、且つ、静かに燃えている映画に出逢ったということが言いたいのでした。 ちなみに"静かに燃える音楽"ってのは、我がバンド『銀の』のコンセプト?テーマ?う〜ん、そんなはっきりしたものではなくて、バンドを始める時に「そんな音楽がしたいね」とメンバー間で話し合っていた方向性的なものであります。 うん。『誰も知らない』の静かに、あたりまえに見つめ続ける視線が好きなのかな。 見つめるって愛ね。 なんちゃってね。 今日もキモイね。 そんな日の夜、旦那坊主が高速道路で事故に巻き込まれたとの連絡を受けた。 『揺れ日』の前編を書き終えた後だった。 肝が凍った。 ある意味、それを電話で聞いた時、全てをぶっこぬいて"心の揺れ度"No.1を観測した。 あ、事故って言っても、渋滞で止まってる時に、ブレーキを踏んでいなかった前のトラックがゆるゆると下ってきて、ちょっとだけ当てられたとのことらしく、体には全く異常はない程度だったらしいのでご心配なく。 揺れてこそ。 でも、そういう揺れはかんべん。 ...
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