思うところあって...銀の

 

 

ドブの輝き - 2007年03月19日(月)

昨日は5月から始まる大人計画本公演の『ドブの輝き』
のDM先行予約の日でした。
でも今回は東京の本多劇場でしかやらないそうなので、
お金と相談して断念しました。
4月の終わりにカナン氏が出張で東京に行くので、
それに付いて遊びにいくことになり、さすがに4月5月
と連チャンで遠出する財力は無く諦めました。

2003年の夏に、その本多劇場で宮藤官九郎作・演出の
ウーマンリブシーリーズの『熊沢パンキース』の
再演を観てから人生観が変わり、
世間的にはいわゆるドロップアウトし、
今に至ります。

それ以来、本公演はかかさず観てます。
地方公演があったので。

『熊沢パンキース』を観る前から、松尾スズキさんの
本の大ファンだったのですが、
やっぱり、“生”の力は凄い!
本もいいけど、完全に演劇のトリコになりました。
その場、その時間、を共有することの衝撃は
何にも勝ると思うのです。
ダイレクトに入ってきてしまいます。

当時、東京勤務だった私は、毎週のように下北沢の
劇場に通いましたが、結局大人計画よりも面白い演劇
には出会いませんでした。
それでも当時の私には、演劇を通して何かを感じる
必要がありました。
そうしないと日々は辛いものでした。

でも今は、それが音楽であっても、好きな人達と
お酒を飲むことであってもかまわなくなりました。


だから、5月の『ドブの輝き』を断念できたことは、
私にとって前進です。
そういうふうに考えて、残念さを乗り越えます。。


...




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