思うところあって...銀の

 

 

切ない系 - 2007年03月20日(火)

今日はバイト後、中崎町のプラネット+1に
中山双葉さんのPV特集『友だちは犬だけちゃうやん』
を観に行った。

バイトが終わったのが2時半頃だったのだけど、
上映が7時からで随分時間あったので、南森町から
天神橋筋商店街をガンガン歩いて中崎町まで向かった。

でも、今朝からお腹の調子が最悪で、途中の区役所で
トイレを借りたり、薬局で整腸剤を買ったりした。

中崎町に着いて少し周辺をぷらぷらした。素敵な街やね。
大好きなサニーデイ・サービスの曲が似合う街やと思った。
まだ3時間ほど時間を潰す必要があったので、
お茶しながら本を読みたかったのだけど、
喫茶店がお洒落過ぎて、それこそサニーデイの
曽我部さんが佇んでいらっしゃいそうな店ばかりで、
「ウチみたいなもんが…」と妙に卑屈になって
入れなかった。

ドトールとかミスドとかがベストだったのだけど、
全く見当たらなくて、またまたお腹は緊張状態に突入し、
仕方なく梅田のどうでもいい感じのカフェ?喫茶店?
そんなとこに入った。
梅田は人が多いので店の人の対応もつっけんどんで
嫌だった。忙しいから仕方ないんだろうけど。
しかも店内が寒い!!
こういう日に限って、服のチョイスミス。薄着だ。
本読みながら刻々と体調が悪くなっているのを感じた。

で、6時過ぎに店を出ると太陽が顔を隠し、
更に寒さは増していた。
このまま中崎町まで歩くのは無理だと判断し、
急いで古着屋に駆け込み、タートルを試着し、即決し、
「これを着て帰ります」と青ざめた表情で(たぶん)
呟いた。

あんなに時間がありあまっていたはずなのに
もう上映時間が迫っていたので、小走りで向かった。
だいたい方向は分かっていたので、近道しようと思って
来た道と違う道を走っていたら全然知らない大通りに出た。
唖然とした。
焦りつつ、女性3人組に中崎町の場所を尋ねたら、
全然見当違いの場所に辿り着いていることが分かった。
そう、私は方向音痴なのだ。
アホだ。

今度はジョイナーよろしく激走して向かったら
なんとか間に合った。

ほんとなら、こじゃれた街を闊歩して、
スッと素敵な喫茶店に入って、
さっそうと映画館に向かっているはずなのに…。
実際は、寒さゆえわざわざタートル買って、
爆走して、汗かいてた。

こういう時、
つくづく私は切ない星の下に生まれたんだなって思う。
これはもう運命だと思うから、人に笑ってもらって
チャラにするしかない。


さて、私の切ない日常が長くなってしまったけど、
そんな日常を簡単に吹き飛ばしてくれるPV特集だった。
アニメーションも実写もすごく自由で、
中山双葉さん達のライブのようだと思った。
何度か笑ったり泣きそうになったりした。
田口美早紀さんて方の手書きのアニメーションが
特にぐっときた。
中山双葉さんの音楽を聴くと、自由、というよりも、
自由になりたい心みたいなものを受け取った気がして
息苦しいくらいキュンとする。
それがまた、片思いの甘酸っぱさみたいで凄くいいのだ。
私の感じ方だけど。

体調は急降下したけど、テンションは急上昇だ!

しかも、この間見逃したピクシーズのドキュメンタリーが、
4月にプラネット+1で再上映されることも分かった!
ラッキー。


...




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