思うところあって...銀の

 

 

無意識のストック - 2007年05月10日(木)

私の記憶はいったいどこへ行ってしまったんだろうか?
ゴールデンウィーク中にあったことを、
断片的にしか思い出せない。

お酒を飲んで記憶がトンでしまったことは多々ある
のだけど、今、その感覚に近い。

なにがあったのかは覚えてないけど、
楽しかったな〜という余韻だけは残っている、
というような。
意識を通り越して、無意識に刻みこまれたかのような。

それってとても幸せなことだけど、やっぱり覚えていたい。
好きな人たちと会って、楽しかったことや、
面白かったことや、切なかったことや、悲しかったことは、
流さずに覚えてたいなー、と思う。


話はズレるけど、無意識ってほんとに凄い。
10年ほど前のことだけど、普段はカタコトでしか
英語を話せない私が、泥酔してネイティブな発音で
ガンガン喋っていたことがあるらしい。
帰国子女の先輩が聴き取ったところ、
当時コピーしていたバンドの曲の歌詞を唱えていたそうな。
私は、その曲が入っているCDも持っておらず、
先輩がテープにダビングしてくれていたくらいなので、
歌詞なんて読んだことすらなかった。


だから、真剣に(ふざけてでも深く)聴いたことや
見たことは、無意識にストックされていているんだって
ことを実感している。
そんなわけで、いま思い出せない楽しかった記憶たちも、
何かの拍子にフラッシュバックするのだろう。
そうだといいな。

死ぬってことは、そういう膨大な無意識の記憶を、
全て風呂敷に詰めて去ってゆくような感じなのかも
しれない、と思った。


...




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