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夏の夜 - 2007年07月09日(月) 昨夜遅く、家の前の公園の方から 男性の大声が聞こえてきた。 海に向かって叫ぶ青春小僧のような声が ずっと続いた。 夏の夜に飲み込まれてしまった人の悲しい雄叫びか? と思いつつうるさくて眠れないことにイライラして いると、午後10時には就寝していた旦那坊主が むっくりと起き上がって、窓の方に様子を伺いに行った。 帰って来てひとこと。 「漫才の練習してる」 マジで!?と思って、私も窓の方へ行き 耳を澄ませてみると、 「ハイ、ドーモー!」 とか言ってる。 窓からは、公園の木が邪魔で1人しか見えなかったが、 明らかに2人で漫才の稽古をしてるのが分かった。 一応、公園の隅の方で練習しているつもりらしいけど、 住宅街の真ん中にある小さな公園なので、町内中に ネタを披露している形になっていた。 なぜ、この日から? なぜ、ここで? なぜ、声量マックス? 疑問は尽きなかった。 漫才は好きだけど、こういった公園なんかでの 声を張った稽古風景は、見るのも見られるのも なんとなく恥ずかしいものよ、と思ったのだった。 ...
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