+Feel+
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夕方5時、某デパチカにいるとチリンチリンという鐘の音とともに、鮪の解体実演サービスタイムが始まった。
「はい!まず頭を取ります、そんでこれを二つに切って2名の方にただ(無料)であげます!誰かいりませんか〜?」
おっちゃんの言葉に思わず手を挙げてもらってきてしまったが、重い、かなり重い。鮪の頭って銀色なのね(種類によるんだろうけど)
「そんなんもらってきてもどうするん?まるごと焼けるような大きいレンジもないのに〜」苦笑いのFとM。とりあえず、出刃で解体を試みるも家庭用の出刃なんて歯が立たないほど鮪の顔は硬い。結局目玉をくりぬいて焼いてみる(字面だとなんか残酷やけどDHAっていうしさ)のと、食べれそうな身をスプーンでこそげてネギトロを作るのに作戦変更。目玉は焼くとゼリー部分が固くなり(てか焼きすぎ?)黒く焦げてしまい誰も手を出さず。ネギトロはRひとり分のどんぶりができるくらいは取れたよ。
「おー、それで¥380くらいはあるんちゃう?」と台所でみたM。
「ただからこんだけ取れたんか〜」と食卓についたR。
二人とも最初に見た感想がそれかよ。
そして、どでかいゴミが後に残った。「明日ゴミの日でよかったわ、こんなん何日も置いとかれへん」すんません、変なもんもらってきて。でもけっこうおもしろかったよ。
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