あたろーの日記
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2002年12月24日(火) クリスマスザマス。

 クリスマスでござーマスな。
 メリーメリーメリーさんの羊。
 来年は未年。
 来年もどうぞよろしく。
 って、ありゃ、まだ今年も残ってる。

 昨日2週間使い捨てレンズの在庫がもうないことに気づきました。
 ということは今目に入れているレンズをあと1週間位つけたらもうないということです。
 こりゃやばい。
 中学高校時代勉強しすぎたために、視力がひじょーに悪いのです。
 ほんとだってガリ弁・・・じゃないガリ便・・・ちがうガリ勉だったんだってば。
 裸眼だと両目とも0.03以下です。おまけに乱視もひどい。視力検査の一番上の輪っかですらどこが開いているのか分かりません。運転免許更新手続きに行って、視力検査でコンタクトの上に眼鏡(笑)かけてもまだ自信なかったので、自分の前に検査やった人が答えているのを覚えて自分の番になったらそれをそのまま言ったら、検査官にけげんそうな顔されて「・・・もう一回やりましょう」と言われたことがあります。視力は良いに越したことはありません。
 あ、ちょっと脱線、なんの話だったっけ。
 そうそう、それで、コンタクトがなくなると、ひじょーに困る。
 眼鏡でもいいけど、コンタクトに慣れてしまうと、眼鏡は視界がぼよんぼよんしていてふらふら歩きになってしまう。おまけにアラレちゃんになってしまうのです、私。
 だもんで、帰省する前にコンタクト買いに行かなきゃ、と思ったのですが、行きつけの渋谷の大手コンタクトレンズやさんって、いっつも超混み。
眼科の処方箋が必要だから、同じビルの眼科の診察受けるのに、いつも1時間以上待ってないといけないのです。ぶえ〜。
 ところが。
 今日の夕方、その眼科に電話して「混んでますか?」と聞いてみたら、「がらがらなんですよ〜、だっれもいないんですぅ」と言われた。
 おおっ!さすがイブの渋谷だっ!!
「行きますっ!今日これから絶対行きます!」と答えて、さっさと仕事切り上げて渋谷に急いだのでした。
 いつもは30〜40人以上はいる待合客、今日はなんと2〜3人!
 私が診察室から出てくると、誰もいなくなってました!
 こんなことはめったにないぞ!
 昨日はすごく混んだんですって。
 やっぱ皆考えることは同じなんだね。。。
 
 でもさすがに渋谷。
 通りはもうすごい人ごみ。
 本屋に退散。しばらくそこにこもっておりました。
 パソコン本売場がらがら(^^)
 
 渋谷駅ハチ公前。。
 なんか不思議だった。
 けたたましいヒップポップが流れてる一方で、拡声器で聖書を読み上げる声がする。交差点に立つと、目の前のビルの巨大なスクリーンに、スパイダーマンのDVDのCMが映し出されている。足元にうずくまっているホームレスのおじさん。周囲は腕を組んで歩くカップル。駅前の街路樹はどれも電球でライトアップされて金色に光ってて、周りのビルの派手なネオンが次から次へと色を変えてる。行き交う人の群れの中で、ふと、自分は一体どうしてここにいるんだろう、なんて思ってしまったりして。
 でも、こんなブレードランナーな街の風景も好きだな。
 リドリー・スコット監督の「ブレード・ランナー」。
 大好きな映画のひとつです。
 特に、冒頭の近未来の街の風景。
 ハリソン・フォードが屋台でヌードル食べてるあたりとか。 
 ネオンだらけの未来のトーキョーみたいな都会で、怪しげな日本語が聞こえたり、スクリーンに女性の顔のドアップが映し出されたり、なんか猥雑で派手で、危なくて、それでいてわくわくして人間臭いって感じ。
 山手線車内から夜の新宿を眺めたときもこんなふう。
 ・・・ブレードランナーだ♪っていつも思ってしまう。
 あと、一昨年の晩夏だったかな、横浜の美術館に行って、その足で中華街に行ったことがあったんだけれど、夜7時頃、急に雲行きが怪しくなって、周囲が暗くなって、しまいには雷雨に。急いで近くの中国的ファーストフード店みたいなお店に飛び込んでそこでゴハンにした。2階の窓際のカウンター席に腰掛けながら、1人で東坡肉(とんぽーろー)と青菜の乗った丼ゴハン食べながら、ガラスに勢いよく打ちつけては流れ落ちていく大きな雨粒と何度も走っていく青い稲妻に見とれてた。外はもう誰も歩いてない。建物が割れるかと思うくらいものすごい音を響かせる雷聞きながら、少し前までとは全然様相が変わってしまった中華街の街路とか、雨がぶつかって時折雷に照らし出される瓦屋根なんかにも見入ってしまう。
 その時、まるでブレードランナーだな・・・って思った。
 映画の場面とは雰囲気が違うんだけど、なんとなくそう思った。
 そこから都内まで帰ること心配しなきゃならないのに、「この雰囲気、すごくいい。。。」って一人で浸ってた。。
 
 街ってそれぞれに独特の空気感やエネルギーみたいなものを持っているよね。
 そういうのって、とても不思議だなあ、って思います。

 
 


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