あたろーの日記
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2003年06月26日(木) |
パッションフルーツ&スペアミント |
今月の初めに銀座のバーで頂いてきたミントが植木鉢ですくすくと育っている。 シーブリーズクーラーのグラスに入っていたスペアミントの葉っぱをティッシュに包んで持ち帰ろうとしたら、マスターが「だったらこれをあげるよ」ともっと大きな葉っぱをビニールに入れて持たせてくれたものだ。 ミントは水を張ったコップに挿しておけば、3〜4日ほどで白い根が出てくる。梅雨時は特に根が出やすいみたい。 3週間ほど経ってだいぶ根が伸びたので、今度はベランダに空いていた小さな素焼きの植木鉢に植えてあげた。植物の緑と素焼きの色の組み合わせが好きだ。 先日そのバーに再び行ったので、マスターにミントのその後を報告したら、ちゃんと覚えてくれていた。
パッションフルーツなるものを初めて食べた。 くれた人は食べ方を一生懸命説明してくれたのだけれど、あいにく私の飲み込みが悪いので、「まあ、食べられるところまで食べてごらん」と笑っていた。 ボルドーワイン色したキウイ大の楕円のボール。グレープかグレープフルーツか、パパイヤか、うまく言い表せないんだけどとてもいい香り。南国の香りってこういうの? 包丁で真ん中からスパンと切って、中を見てしばし呆然。 お鉢のような皮の中に、スイカの種をもっと小さくしたような種が一杯。種の周りはオレンジ色の半透明の果肉がついている。その様子が、バジルの種を水に浸して膨らませたか、あるいは田んぼの片隅にあるカエルの卵のよう。それをスプーンですくって、口の中で種の周りの果肉をもごもご食べて、あとは種をぺっぺっと吐き出す。 ・・・美味しい〜! 巨峰のような甘みと香り。そこにグレープフルーツのような酸味。 こんな不思議な果物が世の中には存在しているんだな。 ・・・1日1個ずつ、大事に大事に食べてる。 で、せっせと吐き出した種は、これもまたベランダのプランターに蒔いている。 芽、出るかな??
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