あたろーの日記
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2006年01月28日(土) シチュウを作る。

 旧暦12月28日。
 朝布団の上でパンを食べて、午前中は出久根達郎の随筆本読むうちに眠って、お昼に再び起きて、シチュウ、それも、大根・里芋・蓮根・人参・セロリ・えのきだけ・レタス・鶏肉、という、ありったけの野菜のごった煮風シチュウを鍋一杯に作った。これで、今日の夕食と明日の昼食あたりまでまかなえるかしらん、と思う。で、さっき、昼ご飯に、出来上がったシチュウを早速、それから玄米ごはんと納豆、冷や奴。良く噛む、良く噛む、とにかく良く噛んで食べる。
 それというのも、実は昨日、どうもやっぱり具合悪いなあと思いつつも仕事をしていたら、夕方猛烈にだるさが襲ってきて、あと30分で定時の退社時刻、というところでもう椅子に座っているのもしんどくなって、トイレに駆け込んでみたもののただ為す術なく、しゃあないので救護室に入ってソファーに横になった。胸と頭がだるだるで、一体どうしたんだろうという感じだった。しかし、いつまでも会社で横になっていても埒があかないので、とにかく早く帰宅して家で寝ないと、と、急いで帰り支度をして会社を出た。昨日はカメラ同好会の新年会だったのですが、残念ながら参加できず。
 地下鉄に乗りながら、途中の駅でいちど吐き出さないと、自宅まで持たない、と、次第に状況が切迫してくる。あと一駅、もう一駅、と、我慢しながらなんとか乗っていたけれど、九段下駅で限界になり、乗り換えの神保町駅まであと一駅なのにそこで降りて、トイレマーク探す。でも、トイレはあっち、っていうプレートに沿ってエスカレータを上がるも、トイレが見つからない。なんて不親切なんだっ!と、憤るもかえってそれが良かったらしく、一瞬吐き気を忘れたので、急いで再び下に降り、ちょうどやってきた電車に乗り込み神保町まで行くことに。電車のドアが開いて目の前にずらりと空いたシートがあったので、これ幸い、帰宅どきにこんなに座席が空いているとは、とほっとして沈み込むように座る。と、電車が走り出すと、私の前に立っていたスーツ姿のお兄さんが、いきなり、「ハーッ」と言って、両手をぐっ、ぐいっ、ばーっと、ええと、あれはなんですか、空手の型?太極拳?少林寺拳法?ともかくそんなポーズを次々と披露し始める。・・・どうりで座席が空いているわけだ、観客はあたくし1人である。困った。喉の真下まで上がってきていた吐瀉物(になる予定の物)が、再び沸点目指して上昇を始める。お兄さんは、新たな観客が乗車してくるのを待っていたのである。いちど型が決まると、両手両足を揃えて深呼吸をし、次の型に移る。「フーッハーッ」・・・・・・もう、なんとでもしてよ。文句言わないよ、口開いたら飛び出しちゃうんだからさこっちは。どうせ一駅だからここに座ってるわよ。
 ようやく(長かった・・・)電車が神保町駅に着いて、エスカレータを上がったすぐ先にあるトイレに飛び込み、飛び込んだら並んでてぎょっとしたけど、すぐ順番が来たので急いで入り、吐こうと思ったらマスクしてた、マフラー巻いてた、ダウンジャケットの前ファスナー開けっ放しだった、で、支度に手間取った。そうこうしているうちにのっぴきならぬ状況となり・・・。
 とりあえず、ちょっと生き返った心持ちして再び電車に乗った。お昼に食べたちと油ッケのあるものはひととおり出してきたのですが、まだむかむかする。とにかくだるい。座りたいなあと思っていたら何駅か目で座れた。ほっとして座り、しばらくすると、隣のお兄さんが、「ふふっ」と笑う。なんかねえ、アイドル女性の写真が沢山載った雑誌を真剣に嬉しそうに見ている。それはいいんだけど、きっと好きな人の写真見つけたんだろうなあ、次第にコーフンして「うふふ、うふふ」と笑い声が大きくなっていく。いいよ、全然構わないです、そういう人、よくいるもん。一風変わった人には慣れております。しかし、静かにしていて欲しいときに限って、隣や目の前の人が賑やかだったりするのはどうも辛い。お兄さんはしまいには本文を朗読し始めた。仕方ないのでちゃんと聞いてあげた。
 駅前のコンビニで、レトルトのおかゆとシチュウのルーと牛乳を買う。レトルトのおかゆ買うのすんごい久しぶり。先月から風邪を引いていても、胃腸の調子こそ悪けれ、食欲はしっかりあったので、おかゆで済ませようという気は起こらなかった。それがここへきて、さすがにおかゆしか食べられなくなったのでありました。よく立ち寄る駅前のコンビニのお兄さんは、店内に響き渡る声でレジ応対をする。最後は大きな声で「ありがとうーございましたー!」とはきはきと言い、ホテルのフロント係以上に丁寧に、片手を胸の前に置き、もう一方の手は後ろに回して、深く深くお辞儀をする。時々女子高生のグループがそれを見てくすくす笑って出て行くんだけど。とにかくそのお兄さんは、100円のお菓子買っても、何を買っても、そういう風に舞台俳優なみの大手振り身振りで客をあしらうので、レジに並んでいる時から自分の番を考えてどきどきしてしまう。
 やっとの思いで帰宅して、さっそく布団を敷いて、喉が渇いたので蜜柑を食べ、おかゆを食べ、早く寝た。
 話が長くなりました。だから、シチュウもご飯もよーく噛んで、とにかく消化を良くしているのであります。
 また寝ます。
 


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