あたろーの日記
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2006年01月29日(日) つまらんっちゃ。

 旧暦12月29日。
 ひたすら布団の中。朝目覚めて天気の良さに、「ああ、今日はマラソン日和だ」と独り涙をこぼして再び寝入る。新宿シティハーフマラソンというのが今日あって、エントリーしたのですが、参加できず。・・・それから夢の中で、自分がジョギングシューズを履いて、いつものジョギングコースに向かって張り切って歩いていた。いざ走ろう、と腕時計のストップウオッチをスタートさせ、はたと気がつく。「あれ、風邪まだ治ってないんじゃん」・・で、とぼとぼ帰って行く。なんつう夢だ。追い打ちを掛けるような。なんでこんな分かり切ったことを夢に見るかなあ。まったく。
 昨日は寝たり目を覚ましたり、で、布団の中で『いつのまにやら本の虫』(出久根達郎・講談社)を読んでいた。職場の本好きの方から戴いた本。出久根達郎は古書店を営みながら味わい深い小説や随筆を書いてきた方。以前、古書の周辺を題材にした短編集を読んだことがある。この、出久根さんの本を5冊も戴いたので、嬉しくて、大事に読んでいるのです。
 長年古書を売る仕事をしてきて見聞きしたこと、感じたこと・・・本の周辺の話、ご自分の幼い日のこと、ご両親のこと・・・中でもじーんと来たのは、10年前の東京のガイドブックを探して欲しいと依頼してきた九州のご夫婦。観光目的のガイドブックは、うんと古いか新しいかでないと古書業界では重宝されない。やっと見つけて送ると、届いたガイドブックを手に早速上京して筆者の店を訪ねてきた。聞けば、これからそのガイドブックを頼りに東京を歩くという。娘さんが学生時代を過ごした10年前の東京の姿を思い描きながら。娘さんはしばらく前に事故で亡くなったという。こんなエピソードを読んでいて、ページをめくるのが辛くなってしまうところもあった。
 
 今日みたいな天気のいい冬の1日は、背中にカイロ貼り付けて、マフラーぐるぐる巻にして、うんと暖かい格好をして、ふらふら古書を探しに行きたいのですが。。。
 せっかく、神保町にも早稲田にも池袋のジュンク堂にも行きやすい場所に住んでいるのに、つまんないです。あーほんとにつまんねー。
 つまんなーい。。。


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