あたろーの日記
DiaryINDEX|past|will
| 2006年02月25日(土) |
サンシャインシティ大古本祭り |
旧暦1月28日。 午前中美容院に行く。久々に髪をカットしてもらう。 鏡の前に座ると美容師さんが目の前に持ってきてくれる雑誌2〜3冊、よかれと気を遣って持ってきてくれるのだけど、実を言うと、それらの女性誌を読むのがかなり苦痛。ファッションと化粧と恋愛ばっかり。つまらない、はっきり言って超つまらない。それでもいつも我慢して持ってきてくれた雑誌をぱらぱらめくっていたのだけれど、もう、たとえお金を貰ったって1時間近く女性雑誌を読むのは耐えられない。今日はあまりの苦痛に、とうとう、「『ブルータス』とかありませんか?」と言ってしまった。女の人にはとにかくファッションと化粧と恋愛もしくは占いが載っている雑誌さえ与えておけば無難、という発想(美容師さんを責めているわけじゃなくて、出版社や本屋の雑誌コーナーの作りも!)に私は順応できない。それは別に私がファッションやお化粧や恋愛や占いに興味がないということではなくて、むしろ興味ありなんだけど、それらのことにいちいち人に意見されたりマニュアル作られたり人に合わせましょう流行ですみたいに言われるのが嫌なだけなんですけど。 とはいえ、人の感覚はそれぞれだし、私ももっと若い頃はよく読んでいたので、まったく否定するわけにはいかない。でも、女性であれば老いも若きもファッション+化粧+・・・というのは、発想があまりにも貧弱。せめて『暮しの手帖』とか『クウネル』『リンカラン』あたりを美容院に置いてください。もしくは、自分の読みたい本を持って座ろうかなあ。。。と、同じコト考えている女性は多いと思う。だって、世の中にはいろんな女性がいるのだから。
午後はサンシャインシティ大古本祭りに行った。池袋までの歩き道を開拓したので、我が家から徒歩で30分もしないうちに着いてしまうことが判明。ちょうどいいお散歩になる。 古本祭りの場所も規模も毎年恒例で、去年会場が広くてしんどかったので、今年は時間をたっぷりとることにした。それでも、午後1時から回り始めて気がついたら夕方の5時半。足も頭もくたくた。 本日買った本。 『犬が育てた猫』(吉行淳之介・文春文庫)105円 『永代橋崩落』(杉本苑子・中公文庫)210円 『羅生門の鬼』(津島久基・東洋文庫840円 『鈴の音』(岡部伊都子・創元社)315円 『タロットの秘密』(バーバラ・G・ウォーカー・魔女の家BOOKS)2100円 『ヴィジョン』(W.B.イェイツ・北星堂)1890円 『創作の秘密』(丹羽文雄・講談社)735円 『安藤鶴夫作品集�后戞閉�日新聞社)1500円 岡部伊都子の本はめっけもん。装幀がシンプルでとても素敵。しかも安くて魅力。『タロットの秘密』は前から欲しかった本。実はタロットの図柄が好きで、タロットカードは15種類くらい所有しています。タロットカードに描かれているシンボルを読み解くのがとても面白い。タロットというと恋する乙女が恋愛の行方を占うなんてロマンチックなイメージがあるかもしれないのですが、私的には、恋愛っていろんな要素が重なり合ってしまいには突発的な化学反応が生まれるところに醍醐味があると思うので、恋愛の行く末を占いに頼ってしまうのはむしろつまらない、と思う。というか、誰とどうなるかは予め運命づけられていて、縁ある相手とはいつの間にかどうにかなってしまうものなので、当事者としてはその瞬間瞬間をリアルタイムに楽しんで実感していけばいいんじゃないかという気がする。タロットカードの凄さは、もっと他の部分に発揮できる。勿論恋愛も含めて、自分の中の深い深い処にある深層心理にアクセスして、本人が気づかない、あるいは見て見ぬふりをしているのに実はネックとなっている問題を表面に浮き上がらせてしまうところがタロットの怖さだと思う。自分が存在するところの風土宗教文化を問わず、カードに描かれた人間の深層心理にあるさまざまなアーキタイプ(元型)を読み取ることによって、自分の今の立ち位置を認識することが出来る。ただ、カードに描かれたシンボルは人間に普遍的なものであるがために、それぞれの立場によっていかようにも解釈が可能なので、現在の自分に照らし合わせてより正確な読みをしたいならば、図柄・シンボルについて知識を得て、イメージを膨らませていくことが必要となる。そういう意味からも、アイルランドの詩人イェイツが、人の生の位相について記した『ヴィジョン』は、かなり興味があるので、入手できて嬉しい。 あんつるさんこと安藤鶴夫の本をまた買った。休日のひだまりの中で、のんびりと読みたいです。。。
|