あたろーの日記
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2006年03月23日(木) 荒川市民マラソン��

 旧暦2月24日。
 昨日はすいません。仕事帰りに呑みに行ってしまい、帰宅後そのまますぐ寝ちゃったので日記書かずじまい。久々に気の合う友人でありよき先輩でもある女性とじっくり語り合った夜でした。彼女とは誕生日が同じなのですが、どうしてこうも考えていることが似ているんだろう、と、不思議に思うほど、他の人とはできないようなディープな話を安心してできるのです。一昨日の休日に、自宅にこもってじっくり本を読みまくったのですが、その3冊のうち、2冊を彼女がすでに読んでいたのにはびっくりしました。うーん。誕生日が同じってのは、いったいどういう意味があるんでしょうねぇ。。。ちょうど今の私の年齢の時に、伴侶となる人と出逢って、結婚して、お子さんが産まれて、今、幸せな家庭がある人。彼女と話していると、愚痴ったり批判したりするよりも、もっとスケールの大きな視点で楽しんで生きていきたい、と思います、いつも。身近にいる素敵なお手本なのです。

 そんでもって、荒川市民マラソン参加日記第2弾でごぜえますだ。
 めでたく21�劼寮泙衒屬恵賄世農屬せ鯵竸蹐髻屬擇拭廚反┐辰銅蟾い弔韻藤侫拭璽鵑靴浸筺�この時点で余力はまだ十分残っていた。さすが若いね。去年歳女だっただけあるよ。しばらく順調に走る(トロトロと)。
 途中、反対の往路側で、立ち止まっている男性2人。・・・・・あれ?$&#!”!?!。××!?$な、なんだぁ!?1人が突っ立って、もう1人がその人の後ろに回ってウェアを直しているっぽい・・・のですが。突っ立ってる男の人って。。。
 おけつ出してる。
 お、おけつを出しているのであーる。
 そのおけつの辺りのウェアを、仲間の男性が整えてあげているのであった。。。
 見てはいけないものを見たような気がして、でも、気になって、だけどあんまりジロジロ見てはいけないと我慢して(だって隣を走っている見ず知らずの男性がにやっとしてこちらを見たので)、慌てて視線を前に。
 なにかの見間違いだよな、と思っていたのですが、この日、帰りの電車の中で、近くにいたやはり参加者の若者達が、「パフォーマンスしてる人達もいたよね」「ねえーっ、お尻出して走ってる人もいたよね!」「いたいた!いたよねええええっ!」とコーフンして話していたので、あの光景は私の見間違いではない。・・・しかし、もしあの人が、私の前を走っていたらと思うと・・・。つうか、あの人が走っている姿と周りの様子を見てみたかったです。
 あと、パフォーマンスといえば、私がまだ往路を走っていたとき、復路の集団にウェディングドレスの女性が混じっていた。白い長袖のくるぶしあたりまであるドレスを両手でお姫様つまみしながらもの凄い速さですたすた走っていた。うっそだろおおおっ、だって周りはみんな、短パンにノースリーブかTシャツのランニングウェアの男性ばかり。なんて速いんだあの女性。と思っていたら、その4、5�劼�らい後ろを、今度はタキシードだか知らないけど黒いスーツ着た男の人がせっせと走っていた。もうよれよれだった。うーん。これって、結婚式なのか。うーん。先にゴールしたほうが今後の主導権を握るのか。つうか、もう、走りを見ればどっちが主導権持ってるか分かるようなもんだ(爆)・・・�,能颪い織汽鵐燭気鵑發修Δ任垢�、人を楽しませようとしていろんな格好して走ってくれるのは凄く嬉しいです。・・・自分もいつか(けつは出さない)。
 と、他人の格好見て喜んでる場合ではないのです。実は、この時、おけつ見て喜んでいられるような事態ではなく・・・ひたひたと迫り来る・・・。えっと、往路で思いっきり心地よい追い風だったということは、復路では思いっきり苦しい向かい風であります、当然。コースが土手に上がる箇所があって、そこでまずドドドーっと、真っ正面からぶつかってくる風。なんじゃんこりゃ、強風でねえだかっ!この日、東京では12年ぶり「風塵」、大荒れで列車も止まるという、マラソンにはぜんぜん向かないお天気なのでありました。確かに朝の天気予報で、雨は朝のうちであがるけど午後は風が強くなる、って言ってたけど、まさかここまでとは思わなんです。当然、ぜんぜん走れない。ぶわーっと風圧で後ろに押し戻されてしまう。走ろうともがけばもがくほど、体力が無駄に奪われていく。なんじゃこりゃー、ですわ。周りのランナーも、走っている人はいない、みんな諦めて歩き始める、というか、風に身体を持って行かれないように、ひたすら抵抗して前へ前へと進んでいくしかない。ようやっと土手から少し下の河川敷にコースが下りると、ちょっとは風も弱まったも、それでも強風には変わりなく、ちょこちょこと走っては、風に抵抗するのに疲れてしまいすぐ歩いて、これではいかんと走ってはすぐ歩いて、の繰り返し。これじゃあ5時間台も遠のくなあ、やばいなあ、と、みんなが歩いている中を、ちょっとでも長く走り続けてみよう、と、じたばたもがいてなんとかリズムを掴んで走って行く。ちょっと追い越してはほっとして少し歩いて、また走って追い越して無理しないようにと歩いてまた走って。。。と繰り返していていたら、24�卉賄世如�急に、左足の小指先が、肉のえぐられるような鋭い痛みに見舞われた。えっ、な、なになになにっ、いきなりなにっ、と、歩いて、またちょっと走って、やっぱり痛い。マメとかタコとか魚の目とかの痛みじゃない(マメ以外はよく分からないよ)、何か鋭利な物が爪の付け根に刺さったような痛み。ぎええっ、と、それでもびっこ引きながら進む。もしかして小指もげちゃったんじゃないか、と一瞬思ったけど、まさかそんな筈はなく、歩きながらどの具体的にどの辺りに不具合があるのか感触を確かめる。と、小指の爪が、ふかふかと浮いているような感じ。ぎょーっ、爪、剥げちゃった!?どうしよー。。。と、しばらくトロトロ歩いて、救護部のプレハブに飛び込んで、係員の女性に「絆創膏ありませんか」と聞く。そこへ、他の係員のおじさん達が、「はいはいはい、棄権の方はこっちねぇ〜」と、私を奥へ入れて休ませようとする。ち、ちゃうちゃうぶんぶん、と首を振る。係員の女性が、「あっ、違いますその人は棄権じゃありませんっ」と慌てて遮ってくれて、ポケットから絆創膏を出してくれた。ああ、ありがたや。絆創膏、忘れた自分が情けない。でも、ほんとにありがたやー。近くの草の上に座って、靴下脱いで、小指を見ると、赤く腫れ上がって、爪がふかふかと浮いている。完全に剥がれてはいない。しかし、絆創膏を巻こうと触ると、じい〜ん、と、痛みが走る。ううううう。。。そこへ、係員のおじさんが近寄ってきて覗いて、「どうしたの?」「小指の爪が剥がれかけて・・・」「あああ、だめだよ、ちゃんと爪切っとかなきゃあ」「はあ」そうなんですけどね、私の足の小指って、関節で一旦外に飛び出して、先っちょがようやく内側を向いているという、へんな形で、だから先の尖った靴が痛いのでいつもスニーカーかローファーを履いているのですが、そんな指なので、爪が小さい指先にぴたっと、貼り付いちゃってて、へんに深く切ると流血ものなのです。ああ、でも、もっと深く切っておけば、確かにこんなことにはならなかった。。。反省。
 しかし、24�卉賄世波疹覆靴討盪妬�ないので、ともかく前に進むことにする。絆創膏貼って、現時点で出来る最上級の処置をしたので、精神的に少しラクになる。あとはもうゴールに向かって、長い道のりを進むことを考えるしかないです。だけど、周りもほとんど歩いているとはいえ、私はどんどん追い越されていく。びっこ引きながら歩いているのでなかなか思うように進まない。試しに走ってみると、こっちのラクだったりする。歩いていると着地している時間が長いので指先に負担が掛かって痛いのですが、かかとに重心を置いてちょこちょこ走っていると、痛みも軽減される。なのに、皮肉なことに、風が強くてすぐ立ち止まってしまい、走り続けることが出来ない。まあ、仕方ない。強風で走れないのはみんな同じなんだから、こうなったら必死に歩いたる、と、腕を振りながら必死に歩く。よく、道で、お姉さんやおばちゃんが、腕を異様に大きく振って必死にウォーキングしている(すいません)のを、周りのこと考えろよ邪魔だなーなんて思って追い越すのですが、それです、その歩きを真似る。腕を大きく振ることで、足の痛みを忘れてともかく前に前に、と気持ちを持っていく。これが意外に救いとなる。
 突然、前から風に乗ってぶわああっと、砂埃が。うわー、コンタクトなのにいっ、と腕で顔を覆う。前が見えないよぅ、と思っていたら、前を歩いている人達がみんな、身体を後ろ向きにして、後ろ歩きを始めた。やむなし、私もそうする。と、身体を180度反転させると、後ろの人達も同じく反転させる。なんだか面白い。みーんな、後ろ歩き。これって、マラソン大会、だよね???
 ところで、お腹すきました。最高潮に。30�卉賄世妊�クッと体力落ちるらしいから、その辺りで持ち直せるようにと、22�劼△燭蠅韮暇槎椶離璽蝓璽好謄�ックを食べたのですが、もちろん足りない。確か23�卉賄世泙任粒撞訖緇譴如▲僖鵑眞屬い討△襪箸海蹐肋�なくとも3箇所あったはずなのに、これまで全く見かけなかった。見かけなかったといえば、正確には嘘で、1個、コース端に、パンの欠片が落ちてました。ううう。食べたんだ、食べたんだ、食べたんだ・・・速いランナー達が、みーんな、食べちゃったんだあああっ、と、本気で泣く。まさか、おにぎりやパンやお弁当を予め用意して走るランナーはいない。私みたいにウェストポーチつけて走るランナーすらほとんどいない。つうことは、足の遅いランナーは、私も含めて、先に行っちゃった人達が給水所、給食所で食べ尽くした場合、遅れてきてなんにも乗ってないテーブルを恨めしそうに見ていくだけなのである(爆)しかも、遅いランナーのほうが、長時間コースに出ているために、断然お腹がすくのである!!なんてこったぁ!
 iPodのイヤホンで音楽聴きながら、ああ、これがなければ足の痛みにも空腹にも耐えられない、ああ感謝感謝。。と思っていたら、イヤホンの向こうで、誰かが、「お腹すいた・・・!」と嘆き合う声が聞こえた。そう、みんな、お腹すいてるんだ、私だけじゃないんだ、と、巨人の星とか明日のジョーとかアタックナンバー1とか、そういう世界に自分を持っていこうとイメージして、ひたすら進む。強風と、足の痛みと、空腹と。何度も言うようですが、これって、マラソン大会、だよね?・・・サバイバルじゃないよね?
 やっと、30�卉賄澄�ここでのタイムは4時間20分。10�辧■横悪劼泙任離織ぅ爐鉾罎戮襪肇�クッとペースが衰えていた。もう5時間台なんて眼中にない。なんとかゴールまでたどり着くことだけ。所々にある救護所に、棄権する人がぽつりぽつりと入って行く。係員の人が迎え入れる声がする。マイクロバスがゆっくり追い越していく。棄権した人達がぐったりした様子で乗っていた。コースの隅で、若い女性がしゃがみ込んで、嘔吐していた。かわいそうに、胃液しか出てない。お腹すいたよねぇ。。。
 走っている時は半袖のTシャツでちょうどよかったのだけど、歩き+風で、さすがに寒くなってきた。腰に巻いていたウィンドブレーカーを着る。暖かい。ほっとした。寒さ対策をしていたランナーは意外に少なかったのですが、ゴールまで時間かかる場合は、やはり必要だなと思いました。身体を冷やすとどんどん体力奪われていく。これは山でも平地でも同じで、寒くて体力消耗するのはほんとツライので。
 でも、所々で、給水所や特設ステージで、いろんな応援があって、いろんな人達が「がんばれー」と言ってくれて、感激した。女子中学生達が「がんばってくださあい!」と声を掛けてくれて、嬉しそうに「おおうっ」と手を振っていた私の前のおじさん、手を離したもんだから帽子を風に飛ばされて、慌てて後ろに戻っていった。ドッと笑い声が起こった。
 さて、35�卉賄澄¬省�のシャーベットがあるのですが、これは残ってるかなあ、と思っていたら、残っていた〜っ!!グレープフルーツ味のシャーベット、うまい〜っにゃあああっと、かぶりつく。カップを口につけて、底を押して、むにむにと口を開けてシャーベットを放り込もうとするのですが、どうもうまくいかない。あ、スプーン、ありましたのですね、くださあい♪
 シャーベット食べて、かなり満足して、再び歩き出す。給水所には水は必ずあるし、バナナも結構残ってる。5等分くらいしたバナナが皮付きであり、それを取って食べて行くのですが、後半に来ると、1本まるまるテーブルに出てたりして、それを持ってコース脇でむしゃむしゃがっついている人もいた。ああ、人間と猿ってほんと近いんだな、と、本能丸出しのランナーが愛おしく思えた(自分もだろーが!)。また、パンもおにぎり(!泣!!)もなくなったのを気の毒に思ってくれたらしく、クッキーを置いてくれていたテーブルも。大会運営のボランティアの皆さんの選手に対する愛情に凄く感激しました。
 そしてそして、ついに!
 パンの残っているテーブルが1箇所、あったんです。思わず、「ああ残ってたぁぁぁ〜」と感激の声を上げて、ガールスカウトの女の子達に「ありますよう!食べてくださーい!」と盛り上げて貰う(笑)。クリームパンをほおばっていると、「あんパンもありますよー」と向こうのテーブルに呼ばれて、あんパンも貰って、歩きながら食べる。バナナもシャーベットもだけど、歩きながら結構むしゃむしゃ食べてるよなあ、私。歩き食い。これって、ほんとにマラソン大会だよね?・・・でも、やっぱお腹はすいてる(笑)
 さて、さて、さて。そんな風に遠足になった私。途中、37�卉賄世農遒魏�切る水門の橋を渡る場所があって、そこはもの凄い強風。本気で川に落ちるかと思いました。あれは怖かったなー。・・・と言いつつも、ようやく、ようやく、40�卉賄澄�もう、足が痛くて痛くて、小指だけじゃなくて、足の裏全体と、ふくらはぎも痛い。ただ、自分は膝が弱いので、膝サポートするテープを用意していたので、途中でそれを巻き、膝は元気。それでももう、マラソン大会だというより、大いなるお散歩であります。前見ても後ろ見ても、みーんな歩いている。
 途中、簡易トイレに入るも、強風のため、ドアが開かない。取っ手を掴んで必死に引っ張ると、今度はバーンと勢いよく開いてしまう。中から締めるのも大変、うんにゃと言いながら引っ張る。ばたん!で、中で用を足していると、ドドドドドッと、地鳴りのような響きとともに、トイレがどさどさ揺れる。ガタガタガタ。地震っすか?え、地震なの?じゃない、風!?トイレが倒れそう。揺れる揺れる。ふと頭をよぎる新聞の見出し。「マラソン大会、コース設置の簡易トイレ強風で横倒し。中にいた30代女性ランナーが軽傷」
 まじで怖かったです。
 ところで。40�卉賄世魏瓩�たらだんだん、制限時間のことが気になりだした。スタートが9時で、自分がスタートラインを踏んだのはそれから15分ほど後だったけど、制限時間7時間、つまり大会の終了は9時開始から7時間後の16時。確か要項にも16時競技終了って書いてあった!と、急に必死に早歩きし始める私。みんなのんびり歩いてるけど、大丈夫なのか!もうこうなったら意地だ。何が何でも制限時間内にゴールするぞ!どりゃあ〜っ・・・と、風も痛みも空腹も、何もかも振り切って、全てを忘れてゴールまで突進し始めた。
 で。
 な、なんとか、最後の500mほどはがむしゃらに走って、制限時間である7時間、競技終了予定時間の16時ぎりぎり、数分前に、ほんと、ほんとにす。。。う分前にゴールしましたです。
 あの爽快感ったらないですよぅっ!もうたまらんかったです。涙がじわーっと来て、頭がすっきりして、ああやっと終わった、という気持ちと、終わっちゃった、っていう気持ちと、よくやったぞ自分!という気持ちと、もう、いろんな気持ちがわき起こってきて、最高に至福の瞬間でした。
 しかし、メイン会場のトイレも風で倒されてたほど凄い風で、疲労した身体を引きずって、風から逃げるように会場を後に。でも、ほんとに、楽しかったです!マラソン大会、はまりそうです(^^)
 あの後、夜に呑み会があるのに、やっとの思いで辿り着いた銭湯の湯船から出られなくなって、どっぷり熱い湯に浸かって、再び至福の時。鏡見たら、顔が真っ黒でびっくりしましたが(笑)

 でもって、今日、ようやっと病院に行ってきました。
 筋肉痛消えたあともずっと左の小指が痛くて引きずって歩いていた。そうしたら職場で、「え、病院行ってないの!?まさか、当然行ったものと!」と言われ、そうか、爪剥げもやっぱ病院行くべきなのか、と「どこ行けばいい?」「皮膚科です!」・・・で、会社の帰りに皮膚科へ行きました。先生に、「うわーっ、こりゃ、化膿してるよ、痛いはずだよ、はいっ!処置室!!」と処置室に呼ばれ、塗り薬と包帯でぐるぐる巻きにしてもらいました。でへへ。看護婦さんが「どうしてこんな風になっちゃったの?」と聞くので、事情を話すと、「日曜に走ってたって・・・マラソン大会?あっ、もしかしたら荒川??」と言われ、ちょっとお話を(笑)。
 爪のほうは、完全に剥がれたわけじゃなくて、根元が白くなって剥がれそうなまま指に着いているので、これを無理に剥がさず、そっとしておくと、しばらくして新しい爪に押されて自然に剥がれるので、それを待つように、とのことです。走りたくてうずうずしている気持ちは分かるので、走りたいなら、痛くならないように、なにかクッション性のあるものを巻くかしてならOK、とのことだったので、かなり安心しました。もう、次のマラソン大会に速く出たくてうずうずです(オオバカ)。ともかく、早くジョギング開始したいでーす(また張り切りすぎて怪我するぞ)。
 
 
 


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