あたろーの日記
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旧暦3月20日。 最近帰宅が遅いのとか自宅でもあちゃこちゃしてるのとかで、ついつい日記がおろそかになってしまってます。ごめんなちゃいまし。3月4月はどうも落ち着かないですね。とりあえず、早く連休にならないかなあ。
昨日の続きを。 昨日は、「さん喬を聴く会」に行ってきました。午後ゆっくりめに友人と待ち合わせて、遅めのランチ兼早めの夕食を食べて、今回の会場はいつもの深川江戸資料館じゃなくて、その近くの同じく江東区にある森下文化センター。今回は、いつものさん喬師匠の独演会スタイルだけじゃなくて、柳家さん喬師匠のお弟子さんである柳家小太郎さん改め柳亭左龍襲名披露+真打ち昇進記念公演でもありました。なので、さん喬師匠の一門がずらっと並んでの襲名披露口上(滅茶苦茶笑えて面白かった。会場盛り上がりすぎ)と、柳家喬太郎師匠(やった♪)の噺も聴けるといういつにも増して大満足の会でした。17時半開演の、21時まで。たっぷり3時間半。喬太郎師匠の新作落語、相変わらずマクラが面白くて、お腹よじれるほど笑ってしまった。さん喬師匠の祝舞・老松もばっちり決まっていたし。左龍さんの『鹿政談』の後は、いつもよりちょっと長い30分のお仲入り。で、この時に振舞酒が。樽に入ったお酒を、一門の方々がひしゃくで紙コップにすくってどんどん渡してくれる。「多めに欲しい人は言ってください」と言われたので、前に並んでておじさんに続いて、「私も多め下さい」と言ったら、喬四郎さんが「うおーっ」と驚きながらなみなみと注いでくれた。前のおじさんがにやにやしながら振り返るし、みんなに笑われるし、ちと恥ずかしかった。でも、すんごく美味しいお酒で、お代わりしてしまいました(爆)。振舞酒で1合軽く超えちゃった(汗)。「神鷹」ってお酒でした。覚えておこう。 ほろ酔いで座席に戻って、後半は、林家二楽さんの紙切り。今、噺家さん(一部の?)楽屋では、大人買いしたフィギアとかガチャポン(って言うんですよね?)の交換が流行っているらしく、喬太郎師匠と紙切りの二楽さんはガチャポン仲間だそうです。そういう話題が、喬太郎師匠の落語からも二楽さんの紙切りながらの話にもぽんぽん飛び出して、エピソード面白かった。で、究極の紙切りリクエスト「ガチャポンの大人買い」。会場大受け。困りながらも、自分の経験を元に見事に紙切った二楽さんに拍手。よく、あれだけ喋りながら切れるよなあと、感心してしまう。 最後は待ってましたさん喬師匠の「妾馬」(「八五郎出世」)。いつもしみじみとした人情話をじっくり聴かせてくれる師匠、今回は何かな?と思っていましたが、なるほど、お弟子さんの左龍さんの今後のご発展を願ってのことでしょう、この噺を選ばれたのは。さん喬師匠の演じる八五郎のすっとぼけで堂々としていて直球型の良き兄貴ぶりが良かったです。 自宅近くまで帰ってきて、ちょっと小腹すいてしまい、近所のいつもの居酒屋で、焼酎と煮込み、焼き鳥でしばし休憩。おかみさんと落語の話とか人付き合いについてとか、話し込む。ああ、楽しい1日でした。 次回は7月。楽しみ楽しみ。
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