あたろーの日記
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旧暦5月9日。 15時に近所の銭湯に行き、のんびり湯に浸かって、その後スーパーで缶ビール(発泡酒)などを買って帰ってくる。自宅近くのおなじみさんの猫。車の下でごろごろしていたので、かまってもらいたくてしゃがみ込み、撫でるも、完全無視される。
  ねえねえかまってよう。。。 こいつ、他に人(特に近所の男の人)がそばにいると、私に甘えてくるくせに、誰もいないと私の存在もないとみなすらしい。私バカにされてるんだにゃあ。・・・と知りつつ、通りかかるとちょっかい出さずにはいられない、いじらしいあたろー。 夕方17時。まだまだ外は明るいうちから、自宅で晩酌を始めた。 これまで1ヶ月に1度更新されていた、社団法人落語協会のサイトの中にある「インターネット落語会」が、6月からリニュウアルして豪華になったのを知った。落語協会のサイトにアクセスして歓喜。早速見ながら呑む。社団法人落語協会・インターネット落語会inpressTVとのコラボだそうです。今までは月1度、2席程度の更新だったのが、今月から月3度の更新になるそうで。6月10日までは柳家喬太郎師匠と権太楼師匠、それから新真打ちの甚語楼師匠の高座を見ることが出来る。喬太郎師匠は新作落語じゃなくて『道灌』、さすがにうまいけど、新作落語もアップして欲しいなあ、と今後に期待。権太楼師匠は『代書屋』、何度見ても面白いです、代書屋とひでさんとのやりとり。甚語楼師匠は『試し酒』。実は私、この噺が大好きです。田舎出の大酒飲みの下男が、1升飲み干すごとに変化するところ。あと、噺家さんがいかにうまそうに酒を飲むか。甚語楼師匠のはうまかった。面白かったです。 勿論、無料だから、落語見たいけど寄席行けない人は、是非見て楽しんでくらはい。 と、何故か宣伝している無関係の私。 実家のほうで、300年以上の歴史がある白根大凧合戦という祭りが始まっている。これは、中ノ口川という川を挟んで東西の地区が、大きいもので畳24畳分の大きさの凧を揚げ、互いの凧を引っかけて引きあうというかなり勇壮な祭りです。地元では凧合戦に命掛けているような人達が沢山いて、たぶん今頃町中血が煮えたぎっているんだろうなあと想像できます(^^)私は保育園の年長組から小学2年までその土地にいて、その後転校を繰り返し、中学の時に再び戻ってきたので、凧合戦の記憶で一番残っているのは小学1ー2年の頃のこども凧合戦(大凧ではないけどそれでもある程度大きい凧をやっぱり東西に別れて引きあう)の思い出です。凧合戦の期間中は、ウチの田舎は東京みたいに高いビルなんてないので、住宅の屋根の向こうに大凧がいくつも舞い上がっているのが見えます。舞い上がっていると思ったら突然他の凧が絡んできてばさっと視界から消えてしまう。絡み合って川面にざっぶーん、という迫力の場面が現場では繰り広げられているわけですが。青空に大凧が舞っている様子は、なんとも気持ちがいいです。 ほんとのこというと、実家に暮らしている時は、凧合戦にそんなに魅力を感じなかったのですが(あーまた荒々しい祭りが始まったわ、程度で)、東京で長く暮らしていると、郷土の祭りの良さに気づく。東京にも祭りはあるけれど、どうも、「これは江戸の祭りだ」と言われて田舎モノは排除されているような気がしないでもない。だからってわけでもないんだろうけど、将軍は見ることはなかったけれど、素朴で力強い農民の荒々しい祭りが懐かしいなあ、なんて思ったりします。 今朝実家に電話したら、母が出て、姪っ子達は朝から凧合戦に出掛けていったそうな。私がこども凧合戦に参加してた頃からもう20年。今では姪っ子達が同じように出掛けていくんだなあと、ちょっと不思議で感慨深いです。
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