あたろーの日記
DiaryINDEX|past|will
  旧暦5月30日。 昨日携帯電話で撮った写真忘れてました。近所の猫。いつも烏にからかわれているか近所のボス猫(私の友達)に脅されているかしているせいなのか、好奇心旺盛なくせに相変わらず臆病だ。門柱の上でくつろいでいるところに携帯電話のカメラを向けると、「んっ?」という表情で上から覗き込んで、それからすぐに退散姿勢に入る。だけど、携帯電話の「カシャ」音が気に入ってしまい、逃げたいんだけど呪縛にかかって逃げられない状態。前足だけ門扉に置いて、お尻と後ろ足は門柱に残したままの形で、30秒位、ぴた、と動かなくなった。あんた、お腹、結構あるわねえ(私といい勝負)。ぽっこりぽんぽんが妙に可愛げ。 あんまりいじめちゃ悪いから、私のほうが身を引きました。 というより、猫すけが石みたいに動かずにこちらを凝視しているから、恥ずかしくなりました、さすがに。 お部屋すっきり大作戦をやっている。この前会社で血液型の話になり、私は血液型で性格が分かるはずなんてないやい、などとほざいてたのですが、よくよく考えると(考えなくても)、普段やりたくないことは極力やらない見向きもしない癖に、ある日ある時突然気が向いてやり始めると、これが止まらない、モグラの快進撃よろしく無我夢中で穴を掘り進めるかの如く、部屋の掃除も時の経つのを忘れて続けてしまう。いいんだか悪いんだか。あ、そういう私は典型的なB型人間であります。 部屋の掃除をしていたら、棚の奥からビニールに包まれたままの、防災用ラジオ付き懐中電灯が出てきた。以前戴いたものをすっかり忘れていた。そこで突然、防災グッズの点検まで始めてしまった。しばらく使っていなかった太陽電池グッズも点検して、医薬品も確認、ビクトリノックスとかアルミの断熱ポンチョとかも今一度チェック。最近、いつ地震が来てもなんとか自宅にたどり着けるようにと、外出時のバッグにはペットボトルのミネラルウォーター1本とカロリーメイトを入れています。が、カロリーメイトは先日おやつ代わりに食べてしもうた。なんつう意地汚い。それから、通勤時の靴は自転車の日も電車の日も、スニーカー(ジョギング用)であります。歩くのが下手でヒールの高い靴が履けないのもあるのですが、運動用と、いざ地震が来て徒歩で帰宅する羽目になった時、危険物の散らばる道路をちゃんと歩けるように。やりすぎ?神経質???いやいや、テレビのニュース映像でどこか遠くの被災地の様子を見て、他人事と言っていられる時代はもうとっくに終わってしまったのです、きっと。これから先、なんらかの自然災害に一生のうち一度も遭遇しないなんて人は皆無になるのではないか。災害時帰宅マップ、なるものが今売れているのも、今度は自分の番かも、と思っている人が多い証拠かと。必要以上に神経質になってはいけないけれど、地球環境が激変していることを認識して、いつ何が起こっても、自分がどう行動すべきかを見失わないように普段から心がけたいと思います。 といいつつ、非常食の蟹パンもカロリーメイトも食べちまうしようがない奴。明日買い足しましょう。
実家の弟から久々に電話があった。妹も弟も、何か悪い問題が起こった時にしか私に電話してこない。弟は特にそうだ。まあ、姉として、困ったときに頼りにされるのは嫌な気分ではない。けれど、長女とて悩みのないパーフェクトな毎日を送っているわけではないのだ。妹や弟や、時には母からの相談事や愚痴を聞いて、とうとうとアドバイスらしきことを語り、励まして電話を切る。だけど、電話を切った後にいつも思うのは、相手にアドバイスしながら、結局私は私自身に向けても話していたんだよなあ、ということだ。家族の悩みと私の悩みは表面的な形は異なっていても、根っこのところで繋がっている。だから、家族から愚痴や悩みを聞かされると、自分の傷もえぐられるようで辛い。辛いけれど、それに対して自分がアドバイスしてやることで、自分自身をも癒して励ましている自分でもある。 生きている限り悩みも辛いことも尽きないかも知れないけど、自分自身を好きになって認めてあげて、今自分がここにいてささやかな幸せがちゃんとあるということに感謝する。経済的なことや環境などを人と較べるのではなくて、自分が今、ここに存在して、夜寝る場所があり、ご飯を食べることができ、家族や仲間がいる、ということだけでもう十分ありあまるほど幸せなんだと感謝する。不安や不満はそれに見合っただけの現実を引き寄せる。それよりも、自分が取るに足らないダメな人間だなどと考えずに、自分がこの世に存在していることを肯定的に捉えて、その奇跡に感謝しながら毎日を大切に生きていく。・・・弟に話しながら自分自身に言い聞かせる。 妹も弟も、幾つになっても(あいつほんっとにバカだよなあ)と思うこと多々ある。かちん、とさせられることもある。子供の頃のようなハデな兄弟喧嘩は勿論しなくなったけど。彼らはとっくに家庭を持って人の親になっている。さすがに親になるとこうも成長するものなのか、と思うところと、あれ?全然変わってない・・・と思うところと。だけど、妹や弟という存在は本当に可愛いもんだと思う。縁あって同じ親の元に生まれてきたんであるから。2人が家庭に恵まれていることに、羨ましいけれど、とてもホッとする。
|