あたろーの日記
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| 2006年07月05日(水) |
冷静にひたすら対話を求めて欲しい。 |
旧暦6月10日。 北朝鮮が日本海にミサイルを。1ヶ月くらい前だったか、東京湾に落下するというとんでもない夢を見たけど、まさか7発も発射するとは思わなかった。これが漁船や、日本海側に何基もある原子力発電所に当たったら、と思うとぞっとする。北朝鮮という国はつくづく、恐ろしい国だと思う。恐ろしい国だしミサイルも拉致問題も許し難い横暴だけれど、これでまた、「制裁」とか「報復」といった言葉が、政治や報道の場所で繰り返されるのかと思うと、悲しくなる。今の日本の政治家が、怒りや非難のエネルギーを巧く他の形に転換させる能力がないことも恐ろしい。竹島問題も靖国問題もこのあとすぐ控えている。韓国や中国と密接に連携しながら北朝鮮との対話を引き出す努力を続けること以外に解決方法はないように思えるんですが(これまでもやってきたと言われるかもしれないけど、まだまだぜんぜん不十分だと思う)。北朝鮮にも沢山の人々が生活している。ある程度の経済措置も仕方ないとは思うけれど、北朝鮮の人達がこの先もちゃんと食べて生きていけるようにと願うばかりだ。 ブッシュ大統領と親密な関係をアピールし、アメリカでお尻降って踊ってたブッシュの飼い犬小泉首相が、これまで軽んじてきたアジア外交のツケが一気に廻ってきたような感じ。だまされやすい自国の国会やマスコミと違い、詭弁の効かない相手に対して、どれだけの手腕を発揮できるか、最後の正念場は長い。
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