あたろーの日記
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2006年07月09日(日) 怒濤の週末

 旧暦6月14日。
 あっという間の週末。
 昨日は池之端の水月ホテル鴎外荘にて、小唄の演奏会。姉弟子さんちに前夜泊まって、一緒に会場まで行き、着物着せてもらう。私1人じゃまったく着物着ることが出来ないという、なんとも世話の焼ける人間なので(このままじゃいけないと反省)。11時の開会までに会場準備を手伝ったりする。どんどん会派の偉い人達が到着。でもさすが小唄、まったり楽しく演奏会は続き・・・私もちょいと緊張しながら、ステージに上がって、1曲唄いました。今回は糸(三味線)はやらずに、唄のほうのみ。私のお師匠さんは会派の中でも最長老だけど、今ついているお弟子さん達は、私も含め会派の中では年齢層がひじょうに若い。小唄の世界では30代40代はべらぼうに若い。なので、大先輩の皆さんから激励の言葉を戴いたりして身の縮まる思い&引き締まる思い。正直言うと、最初は文学仲間だったお師匠さんの導きで、お気軽なお遊び程度のつもりで三味線を触り始めたのに、気がついたら奥の深そうな芸事の世界の入り口に立っている。小唄、いいかも・・・と、最近ようやく好きになり出した不届者です。初めて三味線を弾いてからもう5年?ほど。ほとんどお稽古サボりっぱなしだったんですが、ようやく、魅力が分かってきたような・・・気がします。こんなこと書くと先輩達に叱られそうですが。
 そ、それにしても、着物はしんどい。着せてもらった癖になんですが、人の演奏を聴いているときも、正座が辛くなり、足を横に崩し、仕舞いには前に伸ばして手を後ろについて、ぜーぜー言っていた。姉弟子さんが隣に来て、私の前がはだけた着物を「あーあ」と言いながら整えている。もーぐるじいよー。帯をずっと締めていたら、胃が痛くなってきた。そういうわけで、演奏会が終わり、夜の宴会前には、控え室でさっさと着物を脱がして貰い、ジーンズに(笑)。お陰でご馳走もビールも熱燗も美味しくたんまり頂きましたです。ほっ。しかし、着物にも慣れないといけませんね。私の場合、ウルトラマンみたいにタイムリミットがありまして、6時間以上は着ていられない。これでは先が思いやられます。
 今日、日曜は、さすがに疲れがどっと出たらしく、自分にしては珍しく、休日なのに昼頃まで寝てしまいました。これではいかん、と、慌てて起きて洗濯を済ませて、渋谷までコンタクトレンズを買いに行く。日曜だから付属の眼科での診察、待ち時間が長くて、仕方ないですけど、また眠ってしまった。その後、タワーレコードに入り、Depeche Modeの「The Singles 86>98」を買った。懐かしい曲ばかりで、帰宅後感激して聴いています。
 明日からまたお仕事だ。しんどいと思えばしんどい週になる。嫌なことばかりだと思うとほんとうにそういうことが起こる。あれこれを自分以外のせいにして不満を抱くのは嫌だ。何ごとも自分の気持ち次第、楽しんで自分の毎日を作り出していこうと思います(^^)


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