浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2001年09月20日(木) ザナルディの事故のニュース

ここ数日、ザナルディのニュースを探してめぐっておりました。
それがどんなに重大な事故だったのか、事故の詳細が明らかになっていくほどに、言葉を失うばかりでした。
出先でネットをのぞいて知った時は泣くに泣けなくて、サットンさんちで路面に流れる血の画像を見たときは震えがきて、おうちに帰るJRの中で泣いて。
でも、たぶん、もう泣かない。涙あふれそうになるけど、もう泣かない。
つらい悲しい事故だったけれど、彼は今も戦っているから。健康と充実した人生を手にするために、頑張ってるんだから。こっちも泣いちゃあいられないって気がしてるんです。
激しい事故では骨折部位だけでなくショック症状や腎臓のトラブルが起きることもあるから、それで医療チームは昏睡状態にして経過を見守っていたのか?とも思っていましたが。投薬が減って意識も戻ったようで、山場は越えたかと思います。
今日までケガの状態知らされてなかったそうで、Alex just said I don't care as long as I have still got you (his wife) and Niccolo (their three-year-old son)って。(T-T)
彼には、愛する家族がいて、これから長い人生があって。
どうか、彼が一日も早く回復しますように。あの陽気でイタズラっ子のような笑顔をまた見られる日が早く来ますように。

今日「BOON!」で事故時の映像を見た時には、かなり落ちついた精神状態でした。
ああ、スピンの原因はわからないけど、グリーンゾーンでマシンの挙動がかわったんだ。ムーアの事故のときも、芝を踏んでマシンの動きがかわったんだった。(T_T)
誰にでも起きる可能性のあるアクシデント。数十センチのズレで、致命的な事故になったかもしれないし、逆に何事もなく済んだかもしれない。

こういう状況の中で起こった大きな事故に、関係者やドライバー達のショックも大きいだろう。安全対策やレギュレーションの変更も、話題にのぼるだろう。
しばらく前から、CARTからオーバルレースが減らされていくかもしれないという噂があった。いったい、どうなっていくんだろう。
ザナルディもムーアも、オーバルで輝いていた。オレ自身がCARTに魅了されたのは、ミシガン500での彼らの順位争いの熾烈さだった。
その思い出だけが残されて、レースそのものが姿を消していく。これほど寂しいことはない。


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