浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2002年04月20日(土) 3人のばーさんの夢

ひさびさに祖母の夢を見てしまった。入院寸前の状態なのにどこかに連れていかにゃならんからおまえが世話せいと、ばーさんの姉妹に説教食らってる夢。この人らの強権発動でオレの人生かわっちゃうんだなあとため息をつきつつ、反抗できない雰囲気は昔といささかもかわりない。
あー、目が覚めたら怖かったよお。ばーさん達姉妹は3人とも80越えるまで長生きしたけれど、5年ほど前に相次いで亡くなってるんだもんよ。

祖母を看取って以後、世間体とか血族意識とか、そういうモノに対する反抗心全開にしちゃったんだよな。彼女らのための役目は済ませたから、今度は自分の人生を生きたいんだ。
家族を不幸にするのは簡単だ。いつも皮肉や嘲りの刺をばらまけばいい。互いの怒りをかき立てればいい。
「おまえには幸せな夫婦の姿を見せてやれなかったから」と、母親が心配してたっけ。実際そうかもしれない。ときおり祖母とそっくりの気性や嘲りを人にぶつける自分に気がついてゾッとする。誰かを幸せにする自信なんてありゃしないよ。

どうすれば人を愛することが出来るのか、ときおりわからなくなる。
ちっちゃい子には、家族を嘲る姿ばかりを見せない方がいい。
何が愛情表現なのか、わからなくなるからさ。


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