浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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| 2002年04月30日(火) |
憂国詩人/モテギの祝福/ルーベンスに愚痴をこぼされる夢 |
ここのアクセス解析は、オモロイですな。「心電図」を検索しててウチにたどり着いたお人がいらっしゃる。....「心電図」ってのは意外でしたな。 そういう私も、検索の途中にどんどん目的から脱線することがありますけれど。
もうじきやってくる端午の節句。今日は、タイムサービスの柏餅を食しました。長いこと菖蒲湯もやってないや〜。(花菖蒲とアヤメって、どこがどう違うんだろう?) 端午の節句は、春秋戦国時代の楚の政治家であり詩人であった屈原を悼んで始まったそうです。龍船競争は国を憂いて身を投げたこの人を探して漕ぎ寄せた船から始まり、霊を慰めるためにチマキをその淵に投げ、紙の鯉を作ったのだと。 屈原の『国殤』という詩を、何度か漫画や小説の中で読んだことがあります。(引用しようと思ったら、資料が出てこないや)敗戦の戦士達を悼む詩で、原語での音韻を知らないから詩を完全には味わえていないだろうけど、簡潔な言葉の中に烈しく痛切な光景が浮かび上がります。『架空OP』を書くとき、時折この詩を思い出すんです。 漢詩の書き下し文というのは、朗々と詠うがごとく脳裏に響きわたってくる。そして、漢字という表意文字が生み出す視覚的な美。それは、文字の持つ魔力そのものです。 古い時代の詩のそれぞれの形式の中に生まれるリズム。英語の歌詞の中に自ずから生まれるリズム。 短い簡潔な言葉の羅列であるのに、光景が幻視される瞬間。それが私にとって理想の姿の詩なんです。
今夜は、ヴァルプレギウス・ナハト。これは魔女達がブロッケン山頂の集う百鬼夜行の夜。メフィストフェレスがファウストを誘惑する物語は、ここから始まったはず。 翌日の5月1日は、ヴァルプレギウス祝祭日。イギリスの方では、たしか5月1日はメイ・クイーンを選ぶんじゃなかったっけか。同じような季節の祝祭って、ルーツが似てる場合もあるけど、向こうの聖人の偉業となるとよくわからないからなあ。
物置に面した窓があまりに汚れていたので、洗剤かけてみた。ダメだ、汚れがはりついてら。柄つきのスポンジでゴシゴシこすると、とんでもない汚れが流れ落ちてきた。ムキになってこすってたので、物置の猫達が何事かとパニックになる。 そこで判明した事実。外側より内側の方が汚れてた。うひー、なんてこったい。台所からの油まじりの蒸気やタバコ・お線香・お灯明の煙、石油ストーブの油煙、そんなものでも長期間たまると雨風が運ぶ土埃より汚くなってしまうらしい。同じ部屋にある磨りガラスの扉や窓も、磨いてみるとかなりキレイになりそうだ。 キレイになった窓からの物置丸見えの光景に、少々驚かされる。夜中になると明かりや人影を反射して、寝ぼけマナコでビックリしたのだった。
●ちょっと気になったニュース 尾張正博さんのGP Diary、モテギでのトヨタ優勝を祝福しにきたホンダの人の話。 ミナルディがポディウムに上げてもらった話も、ジンときたけどさあ。こういう話聞くと、サーキットに流れる暖かいものを感じます。レースの苦労と喜びを知ってるのは、同じ世界に身を置く人達なんだって。
ラルフのトラブル、コースアウトしたのにチームにはちゃんと言わなかった様子。ヘッド親方、コミニュケーションがとれないと、どうやらお冠のようす。 うーん、機嫌が悪くなると、喋りたがらないタイプかもしれないけど。マジそんなことしてたら、やばいよ、ラルフ。
モンちゃんにひかれたクルー、つい反射的に足でマシンを止めようとしちゃったんだそうな。....ってアナタ、ラジコンカーじゃないんだから。(ラジコンでもたまに人の足ひきますぜ。イタイですぜっ)
モンちゃんについて、ベルガーがエンツォ翁に会わせたかったなんて言ってます。たぶん気に入るタイプだろうって。でも「ドライバーがどう見えようが、何をしようが、何を言おうが、勝ってる限りは気にしない人だった」とも言ってるけどね。 ベルガーさんたら「ミハエルのファン」だって。えーと、以前そんな話は聞いたことがないような?
ジョーダンにVWがエンジン供給説。ホンダが2チーム供給をどうするかという噂のバリエーションと思うけど。アロウズにMGローバーが接近の噂もあったっけな。(MGローバーはCARTの方に参入話が出てたはず) 自動車メーカー間の競争色が強くなったから、ますますこういう噂が出てきそうだわ。
●ルビーニョが愚痴をこぼしていった夢 法事で親戚が家族そろってたくさんやってくる夢を見た。家中を子供達が走り回る。やたら腕白で行儀の悪い子供の鼻をかんでやってたら、ルビーニョの息子達だった。(なぜか3人もいて、一目でわかるくらいデコがそっくりなのだ) 「すみません。家にいてやれないもので、しつけられなくって」と、あのオズオズとした顔つきで謝られる。親戚がごった返す中に、窮屈そうに身を縮めてきちんと正座してるのが、育ちがよさげで気弱な感じ。 「あら、この子達そっくりじゃないの、このへんが(もちろんデコのことだ)」と、話をそらして機嫌をとる。 頭をかきながら「いやあ、この頃つらいんですよね、仕事が」....そりゃあそうだろう!と夢の中で思いながらあいづちを打ってると、「....やめちゃおうかなあ」なんてうるんだ声で言い出すルビーニョだ。「ちょっとお待ちなさいよ。早まるんじゃないわよ」となだめる、わたしゃ、すっかり親戚のおばさん面だわい。 なぜかその後は、友達とメガデスのこと話してたり、モックン主演のサスペンスミステリー戦前探偵小説風になったりしちゃったんだけど、よく覚えてないや。 メガデスのムスティンがしばらくパパ業に専念ってのが頭にあって、場面移っちゃったんだろうなあ。
.最近は気の毒な不運続きのルビーニョ。ナンバー2についての架空OP練ってるところだったから、夢に出て来るくらい気になってたかな。夢の中でも泣き虫と認識されてるらしいゾ。 今からあきらめてヤサグレんでくれよ。>ルビーニョ 元気で刃向かってくれないと、エースの方も困っちゃうよ。うーん、たぶん今までのチームメイトで、一番ミハエルに気を使わせたセリフ言わせてるんじゃないかい。
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