浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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| 2003年01月26日(日) |
STILL I'M SAD/FIATの落日の波紋
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先日、駅のワゴンセール(週がわりでいろんなモノを売ってる)で、中古CDやビデオを販売してたんです。 どんなのがあるかと近寄ってみると、静謐な中に鐘の音が響くような印象的な曲。なんだか聞き覚えのあるメロディと歌詞。"STILL I'M SAD"だっ。しかも初めて聞くバージョン。 「うわっ、これ、誰が演奏してるの?なんてアルバムに入ってるの?」店番をしていたお兄さんに尋ねると、彼の私物でヤードバーズのベスト盤だという答え。ヤードバーズ、。。。。すると時代的に先だから、これがオリジナルなの? 好きなバンドのルーツをさかのぼったことはあったけど、ヤードバーズは聞いてなかったんだ。うわー、そうだったのかー。 静かな中に印象的に響いてくるような、なかなかステキな感じでしたよ。
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ミカさん、すごく日焼けしてない?(笑) なつかしいなあ。前髪のばしてる方が、やっぱりミカらしいよねえ。こんな風に復活してくれる機会があるのは、うらやましいわね。 フィアット名誉会長ジャンニ・アニエリ死去。 一時はイタリアの有力企業のほとんどを所有していたと言われるアニエリ財閥。そのトップであるジャンニ・アニエリがついに永眠。R.I.P. フェラーリにモンテゼモロ社長を送り込んだのも、ジャン・トッドを選んだのも、このお人だった。フェラーリのさまざまなトラブルのたび、誰かの首が飛ぶという噂はとんだが、アニエリの後ろ盾があればこそ、内紛続きだったフェラーリに大鉈を振るって改革できたのかもしれない。 フィアットの自動車部門フィアット・オ−トは、経営不振でGMに買収という噂が出ている。フェラーリは順調に業績をあげている会社であるが、去年の夏はフェラーリ側に知らされないままフィアット所有のフェラーリ株が大量に売却されるという出来事があった。 「F1なしのフェラーリは考えられない」とは、数年前のフェラーリ広報のコメント。F1があるゆえに、フェラーリは世界中にCMや広告を出す必要のない、特異なブランド価値を持つ会社であり続けられる。その価値を失わないために、フェラーリは参戦し続けることだろう。だが、フェラーリをとりまく状況が大きく変化する可能性はあるのだ。 現在のフェラーリの強さは、組織とモラルの改革という長い道のりを経て、やっとたどり着いたものだ。彼らの強みのひとつは、継続性を持った開発プランだ。 この黄金時代を、いつまで続けることが出来るのか。せめてミハエル様が現役続けている間は、体制に大きな変動がないことを祈ってしまうのですよ。
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