浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2004年06月03日(木) 恋文

いとしいあなた
あなたの柔らかな声が私にふれる。その瞬間のおののきを、どうすれば言葉にできるだろう。
耳元に、うなじに、この身に、ふりそそぐ幾千のくちづけのごとく。
ときには染み入る涙のようにやさしく、時には荒々しいタッチで私の鼓動を乱していく。
かき鳴らされた弦のように、私の魂と体はうち震える。
「君のもとに戻ってくる」あなたの言葉を受け止めるたび、あふれる涙をあなたは知っているだろうか。
あなたの声に涙し、あなたの声に苦しみを洗い流され、歓喜のただ中であなたを見つめる瞬間。ああ、その瞬間こそ、私の人生でもっとも大切な時間。
たくさんの愛情を受け止め、あなたの顔が笑み崩れる。それを目にするときの喜び。
もっと、もっと、と望みながら、別れのときが迫ってくることへの悲しみ。
この夜が終わらなければいいのに。何度そう思ったことだろう。
あなたの言葉が描き出す世界は、私たちがいつも心に描いていたこと。
あなたの歌ってきた幾千の夜、あなたの歌ってきた幾万のメロディ。
その中のホンのつかの間が、私とあなたが共有できた時間。
それでも、あなたは歌ってくれる。生涯忘れない瞬間だと。
あなたの言葉は、まるで秘密の扉の鍵穴に差し込まれる鍵のよう。私の心の奥の深いところに忍び入り、揺り動かし、涙を止めることなどできはしなかった。
あなたの言葉を見つめる。あなたが私たちと思いをともにしてくれていることを知る。
あなたを愛し続けてよかった、その喜びと誇らしさに、私は涙する。
いとしい、いとしいひと。
あなたとともに歌う日。あなたとともに熱い汗を流し、興奮と熱狂の中であなたの瞳を見つめるとき。あなたを喜びに震わせる、ホールいっぱいの歌声の響き。
その中に私の声もまた仲間入りする瞬間。
あの熱気の中に、幾度でも飛び込んでいきたい。
その中で再び会う日を夢見ています。

愛をこめて、千のキスとともに

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ファンレターいうのは、恋文みたいなもんだべなー。と思いながら、なんとなくこんなものを書きたくなってしまいまして。(笑)
そう、蠍団の新譜を聞いたら、クラウス・マイネにファンレターを書きたくなってしまったのですだ。まだ「A MOMENT IN A MILLION YEARS」を書いてくれたことへの感謝を、ファンレターにしてなかったしさ。
英語にするのがめんどくさいんであまり書いたことないけどさあ。
もっとコッパズカシイ文章がどんどんわいてくるんで、こりゃあ恋の病も重病だ。

「君のもとに戻ってくる」そんな歌詞を見つめるたびに泣いちゃうオレだ。
新譜でも泣かされましたさ。
クラウスの声がまた、もう鳥肌モノ。たしかに声はアルバムごとに低くなっていく傾向だけれど、色気も艶やかさもワイルドさもたまらねえ!
56歳。まだクラウスは華やかに咲き誇る美しい花でありつづけてくれているのだ。感涙せずになんとしょう。
会いたい、ライブが見たい、とプランを練り始めたら、人生の優先順位のすごーく高い位置に蠍団がいるのがわかってしまった。
仕事辞めるハメになってもたぶん後悔しないもんな。(笑)


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