浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2005年07月23日(土) これって幸せな夢?

熱は37.1℃。暑くて体温が下がらない。相変わらずの微熱状態。
ドリームキャッチャーのおかげかどうかは不明だが、ひさしぶりに蠍団の夢を見て夜明け前に目が覚めた。
大勢の知人達が着物でお出迎えをする夢。...これは大昔のビデオ撮影の時に彼らのビデオクルーがやりたがってたことだ。急なオファーで人数動員できなくて、あかんかったけどさ。(笑)
映像が切り替わる。夢の中で私は彼らの新しい曲?を聴く。モノトーンの欧州の街並みの映像。ハイコントラストで粒子の粗い、増感撮影のようなタッチ。その街並みの一部を切り取った写真?が立ち上がってくる。まるでアルバムのジャケットを使ったプロモビデオのよう。
響いてくる曲がオープニングのインスト曲だと、夢の中の私は知っている。シェンカー兄弟のギターが見分けつかないほどに溶け合っていると感じる。ちょっと待て、弟がアルバム参加してる夢かよ?と目が覚めてから驚くが、夢の中の私はそれを自然に受け入れている。インストの合間に挿入されるクラウスの声(数語のセリフ、そんな感じで)。いつもの蠍団のタッチではなく、また新しい冒険をしてると感じる。声がドキドキするように生々しいタッチで録音されていることに喜びを感じる。クラウスの声の多様さ、それをどれほどキレイにアルバムにうつしとってくれるか。それが私の最大の望みであるから。
...目を覚ましてしばらく考える。「これって悪夢?(^^;)」
弟のマイケルが蠍団へ遊びにくるのは、どうしても避けてほしいことだ。
彼ら(マイケルと兄ルドルフ、そしてクラウス)は互いを家族と表現する。けれど、マイケル・シェンカーという人は、才能には恵まれているが、取り扱い注意の時限爆弾だ。長いツァーには耐えられない。蠍団が前進を続けるためには、彼以外のギタリストを探すしかなかった。それが25年以上前のマイケル出戻り→マティアスへの交替の理由だわな。(^^;)
その一方で、マイケルが遊びにくるたび、あるいは古い曲を演奏するたび、マティアスがちょっぴり複雑な表情をするのが、可愛くてたまらないんだよね。自信たっぷりの表情の時よりずっと好きなんだ。←サド鬼なファン(^^;)
...うむ、悪夢なんだろか。幸せな夢なんだろか。私自身にもわかんないや。


すっかり目が覚めたので、F1予選の地上波放映を待つ。
ドイツの天気は雨降らないで決勝までもつのかなあ。
今年のブリジストンとミシュランのウェットの性能の優劣さえよくわからん私。(汗)
油断してるとF1情報はどんどん更新されて、追いつけなくなってくる。
わーい、キミちゃんPPだあ〜!(喜) マクラーレンさん、頑張って決勝もキミちゃんを気持ちよく走らせてあげて下され。真っ向勝負でタイトルを争うキミちゃんを見たいんだもん。

アロンソ君にひとり勝ちされては後半戦の楽しみが減るし、私自身まだアロンソ君というドライバーがよくわからない。まだそんなにバトルしている姿を見ていないから。
壊れない、これは今年のルノーの強みだ。安定した走り、しぶとさ、速さ。それを感じることはある。だが、まだ「怖さ」を感じたことはない。
マシンの後ろについた時、しびれるほどの「怖さ」を感じさせるドライバー達がいる。もちろん、危険なドライバーという意味ではない。どこから攻めてくるかわからない。揺さぶりをかける駆け引き。こんな場所で!と驚嘆させるオーバーテイク。レースを見ていて、震えがくる瞬間のひとつだ。

基本的には、私はドイツ人応援団なんだけど。明日の進歩のために耐える時期にあるんだよね、フェラーリ/ブリジストンとミハエル兄さんは。(^^;)
ミハエルは、何度も何度も戦いに打ち勝ってきた。絶望的な差と思われたときも。
あきらめない。...その言葉を、ミハエルの姿に感じ続ける。ほんの一歩でも、前へ!
逆風の中に立っている、愛しいドライバー達。こういうときに見せてくれる力強さに惚れこむ。こういうときに垣間見せる脆さに愛しさを感じることもある。
どんな戦いを見せてくれるだろう。どんな強さを見せてくれるだろう。


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