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2002年01月27日(日) コイバナ。

タイトルをみてぎょっとした方もいらっしゃるでしょう。
私のことをよく知っている人は特に。
飲み会のときもひたすら飲んで、あんまりコイバナには参加しない人間ですから。

さて、私の恋愛観っていうのはですね。
…なんだかレンアイしてらっしゃる方々に喧嘩を売るようなことを今からほざきますが、あんまり気にしないでくださいね。


恋愛感情とは所有欲の延長である。
対象が人間であるから特別な感情のように様々な論議が為されているが、やはりその根底にあるのは容姿や才能など自分にとって益あるものを所持する人物を手中にしたいという物欲に他ならない。
優れたものを手に入れたいと願う気持ちは誰しもが持っており、他人よりもより良いものを手に入れようとするのは自明である。
したがって人間は『恋愛感情』と俗に称される感情を、自らが好ましいと思う何らかの基準に従って選別した人物へと向けるのである。

…こんな感じでしょうか。
ぶっちゃけて言ってしまえば、そんなもん気の迷いだよ、ってことです。

事例をひとつ。
Aさんには、何回も浮気をして、どうしようもない恋人がいる。でもその恋人と別れようとはしない。これは一体何故なのか。
私的見解でいくと、Aさんは恋人に何らかの価値をそれでも見出しているわけです。
それは容姿だったり、地位だったり様々だと思いますが、一緒にいることでメリットがあるのは間違いない。
それを「まだ好きだから」とか何とか言って、きれいに収めようとするんです。
私としては本音で「まだこの人のお金が必要なんだ!だから別れると困る!」とか言ってほしいわけなんですよ(笑)

この考えを友人とかに話すと、かなり反発くらいます。
意外に男性陣からの反応が大きい。
大真面目な顔をして「恋愛感情は理屈じゃないんだ」なんて言われたことがありますから。
いやぁ、そんときはマジで悪いことしたなぁって思いましたよ。
彼は真っ直ぐに育ってきたんですよね。こんなひねくれた(私的には穿った)見方をする人間がいることなんて想像もつかなかったんでしょう。
彼とはいまだ友人ですが、以来恋愛に関する話題は出ていません(笑)

女性も大部分が反対しますね。
信じられない、って顔で見る人が多数。
容赦ない非難の視線に晒されて、めっちゃイタイ思いをしたことがあります。

でもさー、他人にそこまで労力を割くなんて。
無償の愛なんてモノは存在し得ないのよ?
そう思えば恋人に尽くすのって、ただの自己満足かも。
私は恋人のためにこれだけ頑張ってるんだぞー!みたいな。
相談系バラエティとかで悲劇のヒロイン気取ってる人とかいますが、私はああいうのはマジで嫌いです。
こんなところに出てくるくらいなら、さっさと自力で解決しやがれ、って思いますね。

さて、今回はこの辺で終わっておきます。
気分を害された方がいらっしゃいましたら謹んでお詫び申し上げます。



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斎藤基栄
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