QianTian's 凸
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2006年12月11日(月) 土日の話(長い上につまんないかも)

という訳で、土日に泊り込みで東京へ介護のバイトしてきた。
火曜日辺りに「急だけど今週の土日泊り込みで介護入れるかな?」と事務所から(事務所のスタッフが障害者なので自分は主にその人を介護している)電話が来て、「どういう内容ですか?」と聞いたら「東京へ行くんだけど」という返答。
別に週末は一日中暗い部屋の隅で独りで体育座りする以外の用事が無かったので、というか定期的な介護の時間が週一から月一に減らされたばかりだったので「え、泊り込みって、付きっ切りですか?」とか馬鹿な質問しながら引き受けた。
自分の所属してる事務所は「聞かれなければ言わない」をモットーにしてるのか、それとも自分だからなのかは知らないけど、何も聞かなかったら出発当日まで説明無しでそのまま東京へ。東京まで交通費出るかどうか聞けば良かった。出たけど。
とりあえず土日を通して障害者の立場や法律等を考える分科会に参加した。資料は全て事務所の人に預けてしまったので正確な名前は忘れたけど。
コメンテーター等に盲目の医師や、車椅子の弁護士の人等、障害があるにも関わらず頑張ってる、という感じの人を中心に会議を進めていった。

議題が「障害者に対する法律で、昔は全く規定が無かったが今はそれが少しずつではあるが見直されてきている。でもまだまだ足りない」のような事で、ある障害者が質問で「私はこういう会議に参加するのが初めてなので難しい話で良く分かりませんが・・・」と断ってから「ある駅でホームに行くのに、(車椅子で移動するには)デパートのエレベーターを経由していかなければならない。それについて全く案内や看板等が無く、駅員に聞かなければわからない。こういう事を何とかして欲しいと思う」という事に対し、車椅子の弁護士の人が「まず、こういう会議を開くようなとこは何十もあるし、難しいことは一切議論してない(自分的には『障害者だからってこんな簡単な事をわからんとか言って甘えるな』というニュアンスに聞こえた。同じ障害者で無いと、こういう事は障害者を目の前にして正面切って言えないと思う)」と言って、「今バリアフリーの社会を目指すというのがありますが、例えば都会だと駅にエレベーターがあるのが殆ど当たり前ですが、田舎だとエレベーター等が付いていない。これだと障害者が移動しにくい。人が沢山居るところは整備して、居ないところは(障害者も居ないだろうから)整備しない。バリアフリーっていうのは平等にしなきゃいけないんです。もうこの時点で差別なんですよ云々・・・」

・・・すいません。ここらへんで自分、寝てました。会話の後のほうとか自分の妄想入ってるかもしれません。

あと色々あったけど、面倒臭いので書くのやめよ。
宿泊場所はその施設の4階(4人部屋で、3人)で、自分と被介助者と、その施設のスタッフ(健常者)。
その施設のスタッフの人、市役所を最近退職した人で、知識がとても豊富で頭が良い人。酒に強い。寝る前、「私、いびきうるさいから」と言っていた。自分が寝付いてから30分後、落雷の「ゴゴゴ・・・」という音が至近距離で聞こえ・・・目が覚めたらその人のいびきでした・・・

んで色々あって帰宅。日曜0時近く。そして月曜は一限目から。しんどい

いい加減母親にバイトバレそうになってるけど、
「東京への交通費が出る上に宿代もタダ、それに普通だとこういう会議に参加すら出来ないのに、更にお金がもらえる訳ないじゃんw」
と笑ってごまかすことにする。


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