元・白血病患者の日記
 

2002年05月19日(日) 久々の徹夜

 やっとこ体を起こせるくらいになる。「待ってましたぁ」とはいわないが、近いニュアンスで子供にお出かけをせがまれる。天気がいいので公園へ。

 ラジオ・ニッポン放送でおなじみのタイヤ公園へ(よく中継をしている)。そりゃもう元気に遊ぶ。なんであの体で、あの急なすべり台の階段を、タイヤを肩にかけ登れつのか…。しかも連続で延々と。

 月曜の保育園は、不機嫌児童が多い。休日に遊び過ぎ、疲れを溜めるからだ。もう慣れただろうけど、4月のころは「土曜日はまだしも、日曜は遊び過ぎないように」みたいな注意があった。やばい。

 大汗をかき、夕方くらいに風呂に入る。ボロ家は風が入るので、こういう時はいいもんだ。いい雰囲気で、このまま8時に寝かす。

 10時近くから咳をはじめ、軽く戻す。喘息が出たのかな、タンも出たし後は楽だろうと思っていたが、寝付くと吐く。かなり激しく。

 水分は与えると、途端に。脱水症状だけ気をつけ見守る。「ノドがかわいて眠れない」というが、吐くのが決定的なのでダメ。明け方近くには、出すものもないのに戻す。

 救急外来に電話をするも「今は、小児科医がいないので○○病院に行って」といわれるが、あそこは病人が多く、たいした処置はしない。動かすものツラそうなので、とにかく様子を見守る。今、保育園では吐き気と高熱という症状の出る病気が流行してるらしい。伝染ったか。

 んで、朝一番に病院へ。私の白血病を初期段階で発見してくれた病院。

 とはいえ、9時に診察するころには復活傾向にあった。医者もこの先は心配なものの、「元気そうにしてるんですよね」と困惑。一晩で治ったのならいいことだ。

 が、パターンとしては、これが抵抗力のない私に伝染し、ヒーヒーいって最後にオチがつくのだが…。


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