元・白血病患者の日記
 

2002年06月29日(土) さようなら『ウルトラマン・コスモス』

 舌を気にしつつも、かなり元気にはなった大河。ただ、熱が出るようなら月曜は病院へ行かねば、最悪の場合、髄膜炎とかになるそうで、あぁ怖い。

 ただ、一週間近くも外に出てないので昼から川崎へ。ここなら雨が降っても地下街があるので大丈夫、と。

 すぐに出かけるつもりだったが、親の体が動かずに昼になってしまった。寝不足か、これまでの疲れの蓄積か。

 足の裏の水疱が痛いのか、ビッコをひく。余裕のあった時間のはずなのに、電車を逃す。まあ、ゆっくり行きましょう。2時頃、チョコのパンと小さな小さなクロワッサンを買って屋上で食わす。豆腐やヨーグルトを食べるにも涙を流してたことを考えると、よく治ってくれたもんだと思う。

 なんか大河と数日、顔を会わせていた割に、なんか懐かしい風景だなと思ってたら、出かけるのが妙に久しかったのだ。やっぱ休みの日は子供と遊ばにゃいかんなぁ。駅周辺で三宅島の募金を行ってた。新聞にも『9月を目処に公団を立ち退き』と掲載されていたが、何か違うような気がする。

 徐々に調子を戻してきたのか、玩具売り場にいくころには、飛び回っていた。『龍騎』の変身セットがあったのだが、どの子もテレビゲームで無風状態。もったいない。思う存分、遊ばせてやった。

 人形のコーナーには、本で紹介してる『テレビでは放送しない』怪獣が売っていた。さっそく気がつく大河。「今日、出るんじゃないの」といってみたが、どうなるんだろ総集編。

 その『コスモス』の最終回だが、一話から引っ張ってきた悪の根源を相手にしながら、なんと闘わないで終わったのだ。ウルトラマンシリーズの白眉ともいえるかもしれない。あぁ、こんな突然の最終回で、メチャクチャ短縮されながら、この感動…。戦いを好まない優しいウルトラマンというのは正解だった。しかし、現実の俳優があんなことで台無しになるとは…。作品に携わったスタッフの無念が伝わってきたが、一応の放映で日の目をみたんだから、とは思えないだろうなぁ。歌手も捕まったりしたらCDを撤去とかするけど、同じくらいに関係ないのでは。日本人は臭いものにフタしすぎ。


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