元・白血病患者の日記
 

2002年10月21日(月) 黒えだ豆

 昨日の夕方から右の背中が痛いので、病院へ行くハメに。嫌なんだよな、泌尿器科って必要以上に年寄りばっかりだから。

 前々からこのパターンは結石と決まっているので覚悟はしていたが、レントゲンで「大きなのがあるね」と言われる。

 先生はノギスで測りながら「自然に排出できるか出来ないかのギリギリかな」と、助手と顔を見合わせる。

 4年ほど前のことが思い出される。確か小豆粒くらいの大きさのが出たのである。それまでもマッチの先みたいなトゲトゲしたのを排出してきたが、これは最大。なんだかんだで3週間も背中が痛かった…。

 原因がわかったので、自然排出を待つのかなと思ったが「明日、造影剤でハッキリさせましょう」とのこと。もし、石が動かないで引っ付いてるのなら手術だし、転がって入りどころが悪ければ、尿管に器具を入れて無理やり取り出すとか…。

 「痛いよぉ」って脅かすな。

 さて、今のところ痛みは薬で紛らし、水分をガンガン摂取しておしっこをしろと。だもんで、ビールはOK?と聞けば「まあ、水分ですから。たくさん飲めるなら」と。イヤッホー!

 病院での説明を嫁さんにすると、治療費が出て酒屋へ向かうことが出来た。

 しかも、パート先の社長が『黒えだ豆』をくれたという。ナイスタイミング。これ、『美味しんぼ』で見たことがあるのだが、茹でると本当に黒い皮になって美味。

 数日前は蒸暑く、扇風機を回した10月だが、この日はとても寒い日であった。しかし、枝豆にビール。なんとなく幸せ。痛みも忘れる…とはいわないが、病院から戻りガバガバと水分を摂取(5リットルくらいか?)、暇があればトイレへ向かい、なんとなく楽になる。


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